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転職と副業のかけ算#3

著者は小さいころから、「自分のお金は自分で稼げ」と言われていたため、小中高と様々な手段を使って、お金を稼いでいた。

小学校:ポケモンのモンスターを友達に売っていた。
中学校:友達からゲームの空箱をもらい、お店で「箱なし・中古」のゲームを買って、それを別のお店で利益が出るように売った。
高校:誤字商品の転売とゲームで得たアイテムやコインを現金に換えていた。

大学受験の頃は、学費と生活費の援助が一切ない状況も相まって、4年制大学を選び、奨学金を背負って社会に出るより、短大に入り、2年早く社会に出て、自分の頑張りしだいで生涯賃金を多くする戦略を選んだ。

短大での就活は、取り合ってくれる企業がなかなかいなかったが、社長に直接アポを取って、プレゼンをすることで大手IT企業から内定をもらうことができた。

しかし、短大卒が順調に出世できるのか、中長期な視点で年収が上がるのか、大手に内定=キャリアのゴールなのか、著者は考えた結果、実績が作れる環境に行き、実績を上げたうえで、転職でのし上がる戦略をとった。著者にとって実績が作れる環境は地方のホームセンターであり、自分が何をすべきなのか解像度高く想像できたと語っている。

就活では自分の将来について考える機会があるが、自分は考えていただろうか。公務員の中で今の省庁を選んだ明確な理由はあるが、公務員と民間という点では、考えていなかった。公務員の方が特に何も考えることなく、ただ勉強すればいいと思っており、両親や親族からも、公務員になりなさいと言われていてので、それに従った。自分の人生の責任を他人に転嫁していた。

自分の人生の主役は自分自身であり、責任をとれるのも自分ということを深く感じた。


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