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【上位1%だけが知ってる】フォロワーが激増するアカウント設計術

※13,000字の情報が詰まった『有料級』記事です

はじめに


こんな悩みをお持ちではないだろうか?

・インスタを始めたがフォロワーが伸び悩んでいる
・マネタイズを目的としているが、未だに収益ゼロ
・情報収集しすぎて、逆に迷走してしまっている

私自身、同じ悩みを抱えていたため、
気持ちは痛いほどわかる。

仕事・育児・家事の合間に時間を作り、
1年間運用してきたが、フォロワーが全く伸びない。

それに比べて、
同じ時期に始めた競合アカウントは1万人を達成。

「毎日投稿していないからダメなのか?」
「発見タブに載らないのはなぜ?」
「競合アカウントに投稿を寄せた方がいいのか?」
「発信ジャンルが自分に向いてなかったのか…?」
と、考えれば考えるほど迷宮入りしていた。


フォロワーが『伸びる人』
フォロワーが『伸びない人』

決定的な違いは『アカウント設計』にある。

アカウント設計が足りていないと
 ・発信ジャンルがブレてしまう
 ・ペルソナとターゲットが混在してしまう
 ・魅力的なプロフィールにならない
と、「誰が」「誰に」「何を」が明確にならない。

こんな状態では
 ・フォロワー視点
 ・アルゴリズム視点
の両面から見ても、失敗して当然である。


しかし、フォロワーが『伸びる人』は違う。

これから述べる13,000字超えの情報を知っている。
一番時間をかけて実践している。

なぜなら、
Instagramはアカウント設計で9割が決まるから



まず、知ることから始めよう。

このまま続けていても、
結果も出せずに、時間だけが奪われていくだけ。

私は1年間も遠回りしてきたが、
あなたは、たったの10分で知ることができる。

これを知れば、一歩先に行ける。


アルゴリズムの本質理解


まず、アカウントを伸ばしていくためには
Instagramのアルゴリズム攻略が必須だ。

Instagramはプログラミングで構築されているため、
決められたルール (=アルゴリズム) がある。

例えば、
 ・発見タブに載せる投稿
 ・ホーム画面の投稿を表示する順序
を決めるルールが挙げられる。

どんなにいいデザインで、
どんなにいい内容の投稿であっても、
ユーザーに届かないと意味がない。

多くの人に見てもらわないと何も始まらないため、
アルゴリズムに沿った運用をしていく必要がある。


では、どのように運用していけば良いのか?

その答えを本質的に理解するために
 ・Instagramのミッション (使命)
 ・Instagramの収益モデル

に着目して解説する。


1. Instagramのミッション (使命)


Instagramのミッション(使命)は
「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」
を掲げている。

例えば、
 ・大切な友人、恋人の発信
 ・憧れているインフルエンサーの発信
 ・大好きな旅行の発信
 ・興味のある育児グッズの発信
を各ユーザーに届ければミッション達成だ。

そこで、Instagramのアルゴリズムでは
 ① Interest      (興味・関心に沿うコンテンツ)
 ② Relationship   (フォロワーとの関係性)
 ③ Timeless       (投稿の新鮮さ)

を指標に、ユーザーに合わせて表示させている。
 ※Instagramの公式発表に基づいた内容

上記の指標について、簡単に解説する。


① Interest (興味・関心に沿ったコンテンツ)

過去の行動から興味・関心のあるコンテンツを
優先的に表示させている。

例えば、育児グッズの投稿に対して
 ・いいね
 ・コメント
 ・保存
を頻繁に行なっているのであれば、
発見タブは「育児グッズ」の投稿で埋まる。

だからこそ、発信者側は
一貫したテーマで発信し続けるのが重要である。

仮に発信テーマが
 ・育児グッズ
 ・ラーメン
 ・温泉
のようにバラバラだと、
「このアカウントは何を発信しているんだ?」
とアルゴリズム側が判断できない。

判断できないということは、
欲しいユーザーの元へ届けることができない。

だからこそ、「一貫性」が必要である。


② Relationship (フォロワーとの関係性)

フォロワーとの親密度に応じて、
優先的に表示させている。

この親密度は
 ・DM
 ・いいね
 ・保存
 ・コメント
の数で判断されるため、発信者側は
フォロワーと積極的に交流するのが重要である。

ストーリーズの
 ・質問BOX
 ・アンケート
 ・スライダー
も有効な交流手段である。

どんなに忙しかったとしても、
DMやコメントには全て返信するべきだ。


③ Timeless (投稿の新鮮さ)

新しい投稿を優先的に表示させている。

つまり、発信者側は
「毎日投稿」を継続するのが重要である。
(ストーリーズも同様)

ただ、理論的には毎日投稿であるが、
多忙な毎日を送る発信者にとっては難しい。
(実際に私はできていなかった)

最低でも3日に1回の投稿頻度にして、
①と②の指標を重点的に取り入れるのが得策だ。

どんな形であれ、継続するのが一番である。
挫折したら何も残らない。


<まとめ>
① Interest      (興味・関心に沿うコンテンツ)
② Relationship   (フォロワーとの関係性)
③ Timeless       (投稿の新鮮さ)

既存フォロワーを満足させることで、
フォロワー外に拡散される仕組みになっている。

つい、新規フォロワーを取得するために
 ・いいね / コメント回りをたくさんする
 ・営業のDMをする
 ・フォローバック目的のフォロー回りをする
をやりがちであるが、
「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」
のミッションとはかけ離れている。

大切にするべき人は目の前のフォロワーのみ。


2. Instagramの収益モデル


アメリカのMeta社は
お金を稼ぐためにInstagramを運営している。

にも関わらず、我々は無料で利用している。
一体どこで収益化しているのだろうか?

実は、
企業の広告をInstagram上で掲載することで、
収益を得る仕組みになっている。

例えば、ホーム画面で投稿を見ていると、
以下のような広告が表示されている。

図1 ホーム画面の広告

また、ストーリーズを見ていても、
以下のような広告が表示される。

図2 ストーリーズの広告

図2であれば、
「Amazon → Instagram」にお金を払い、
Instagram上で広告を出してもらっている。

この広告を見て、
「ブラックフライデーなのか!見てみよう」
となれば、Amazonの収益に繋がる可能性がある。

こうして、広告事業は成り立っているのだ。


このような収益モデルのため、
Instagram側としては広告をたくさん表示させたい。

そして、広告をたくさん表示させるためには
ユーザーに長く滞在してもらう必要がある。

実は、この「滞在時間」が重要な指標で、
滞在時間が長い投稿を優先的に表示させている。

このようなアルゴリズムになっているため、
発信者側は滞在時間を長くする工夫が必要である。

例えば、
 ・フィード投稿ではmax10枚の画像を使用する
 ・投稿内で「詳細はキャプション」と案内する
ような工夫がおすすめ。


3. まとめ


「Instagram  アルゴリズム」とGoogle検索すれば
膨大な情報がヒットするが、
発信者によって内容が若干異なっている。

それもそのはず、
アルゴリズムの詳細は公開されていない。

一部、公式発表されている内容はあるが、
誰もが "予測"しながら運用している状態だ。

だからこそ、
ネット上にある小手先のテクニックは不要である。

・Instagramのミッション (使命)
・Instagramの収益モデル
を本質的に理解して運用していけば
結果としてアルゴリズムを攻略できるのだ。

やるべき事はシンプル。
 ・フォロワーとの関係性を大事にする
 ・フォロワー視点で情報をGIVEし続ける
 ・できれば毎日投稿する
 ・滞在時間を長くする工夫をする

既存フォロワーを満足させることができれば、
フォロワー外に投稿が拡散される。

投稿が拡散されれば、
新たなフォロワーを獲得することができる。

そして、また既存フォロワーを満足させる。
この繰り返しである。


アカウント設計


Instagramは『アカウント設計』で9割決定する。

・投稿ネタ、構成の検討
・写真/動画の撮影
・素材の編集
・キャプションの作成
・ハッシュタグの選定
これらも必要な作業ではあるが、
アカウント設計に一番時間をかけた方が良い。

フォロワーが『伸びる人』
フォロワーが『伸びない人』

決定的な違いはアカウント設計にあるため、
ここを疎かにすると時間だけが奪われていく。

私自身、1年間をInstagramに捧げてきたが、
フォロワーは590人ほど。

これではモチベーションは上がらないし、
挫折してしまうのも無理はないだろう。

「時間」は「お金」に匹敵するほど大切である。

『アカウント設計』にたっぷり時間をかけて、
最短距離で成功させよう。


具体的なステップは以下の通り。
 1. 運用目的の設定
 2. 発信ジャンルの設定
 3. ペルソナの設定
 4. プロフィールの設定

順番に解説していく。


1. 運用目的の設定


「何のために、Instagramを始めたのか?」
と自分に問いかけてみると
 ・マネタイズするため
 ・フォロワー数を稼いで、権威性を作るため
 ・誰かの悩みを解決するため
 ・有名になって、影響力をつけるため
 ・自分の商品を作るため
など、運用する目的が見えてくると思う。

目的が明確にならないと、
フォロワーに正しい価値提供ができない。

正しい価値提供ができないということは
フォロワーを満足させることができない。

つまり、フォロワー外に投稿が拡散されず、
フォロワーが『伸びない人』になってしまう。


また、運用目的を明確にしておかないと、
方向性が定まらず迷子になり、最後に挫折する。

私の場合、マネタイズが目的で運用開始したが、
「アフィリエイトで稼げればいいな」程度だった。

曖昧なまま発信を始めたため、気づけば
商品やサービスを紹介するアカウントではなかった


次に考えたのが、
Instagramアカウントのコンサル。

フォロワーが伸び悩んでいる人と面談し、
具体的なアドバイスをして、成果報酬をもらう。

フォロワー1万人まで伸ばせば権威性があるため、
コンサルの需要が高まると考えた。

しかし、これが仇となって、
毎日フォロワー数ばかりを気にするようになった。

競合アカウントとの差別化ばかり考えてしまい、
既存フォロワーを大切にすることができなかった。

投稿は拡散されず、フォロワーは伸びないため、
コンサルでマネタイズできなかった。

ここで、挫折した。


マネタイズを目的として設定するのであれば、
具体的に稼ぐ手法までを明確にするべきだった。

■アフィリエイトが手法なら…
アフィリエイトと相性の良い発信ジャンルで、
高単価の方が望ましい。

以下のようなASPに登録し、
事前にアフィリエイトを確認するのがおすすめ。

■コンサルが手法なら…
フォロワー数の増減は気にしない。

「既存フォロワーに有益な情報を届ける」
これを徹底すれば、結果的にフォロワーが増える。

また、運用ノウハウをTwitterで発信していき、
存在を認知してもらう。


どんな人でも、伸びない時期や発信内容に
迷う時期が必ず来る。

これはフォロワー数十万人いる
インフルエンサーでも同じである。

迷走している時、運用目的を振り返ることで、
 ・継続ができる
 ・自分に足りない部分が見えてくる
 ・正しい方向に進んでいるかわかる


メモアプリに記載して、定期的に見返していこう。


2. 発信ジャンルの設定


運用目的が決まったら、
実際にどんなジャンルを発信するのか決めていく。

そうは言っても、
「何を発信していけばいいかわからない」
「今から始めても伸びないのでは?」
と不安になる人が多いと思う。

そんな人におすすめな手順は以下の通り。
 ①「好き・得意」をリストアップする
 ② 需要を調査する
 ③ 運用目的を再確認する
 ④ 上記①〜③を全て満たすジャンルを選定する
 ⑤ 上記④のジャンルを絞っていき、超特化にする

順番に解説していく。

図3 発信ジャンルの設定イメージ


①「好き・得意」をリストアップする

図3左側の3要素の中でも、最も重要なポイント。

「好き・得意」を発信ジャンルにすることで、
 ・実体験なので、いくらでも投稿が思いつく
 ・他の誰よりも詳しくなることが苦にならない
 ・専門家でなくても、投稿と共に成長していく
とメリットが多い。

仮に毎日投稿をしたとしても、
1,2ヶ月でフォロワーが爆増する世界ではない。

長期戦で根気がいる作業になる。

ネタ切れになって、
アカウントの方向性がブレることもあるだろう。

だからこそ、
最初から「好き・得意」で勝負していけば、
一貫した内容でフォロワーに価値提供ができる。

また、同じ趣向を持つフォロワーが集まれば、
交流するのも一層楽しくなる。

結果として、既存フォロワーが満足してくれて、
フォロワー外に投稿が拡散される。


「自分には好き・得意な事なんてない…」
と思う人がいるかもしれない。

しかし、そんな事は100%ありえない。

子供の頃を思い出して欲しい。
 ・自分の感情に素直で
 ・好きなものは好き
 ・嫌いなものは嫌いだった

でも、大人になるに連れて、
 ・周囲に合わせるようになったり
 ・夢を語るのが恥ずかしくなったり
 ・感情に蓋をするのが上手くなった

社会を渡っていくには必要なスキルであるが、
今挑戦しているのは "個人" の戦いである。

上司や先輩の顔色を伺う必要はない。
失敗したって評価が下がる訳ではない。
誰にも遠慮する必要はない。

自分の好き・得意をさらけ出して欲しい。
私は以下の通り、さらけ出せる。

■好きな事 (趣味に近い)
 ・家族
 ・ゲーム
 ・旅行
 ・キャンプ
 ・お酒
 ・食事
 ・漫画
 ・お金
 ・温泉 / 岩盤浴
 ・のんびりする事

■得意な事 (スキルに近い)
 ・人との会話
 ・コミュニケーション能力
 ・本質を見抜く能力
 ・文章を書くこと
 ・パワーポイント等に資料をまとめる
 ・新しい事を吸収するスピード


② 需要を調査する

「好き・得意」が明確になった後は、
そのジャンルに需要があるか調査する。

例えば、私はゲームが好きで、
「キングダムハーツ」というシリーズが大好きだ。

第1作目の発売日が2002年なので、
10歳の頃からずっと見てきたゲームだ。

図4 キングダムハーツ (出典:Amazon)

では、大好きなキングダムハーツの発信をした時、
このアカウントは伸びていくだろうか?

答えは絶対にNOだ。

一部の人にしか需要がないため、
フォロワー1万人なんて夢のまた夢だろう。

いくら「好き・得意」であっても、
需要がないと伸びていかない。


では、どのように需要を調査するのか?
方法は以下の通りである。
 ・ハッシュタグ検索でボリュームを調査
 ・トップインフルエンサーのフォロワー数を調査

例えば、「キングダムハーツ」で調べてみると、
ハッシュタグが9.5万件と少ないことがわかった。

規模が小さいため、
トップインフルエンサーもいなかった。

図5 ハッシュタグ検索 (#キングダムハーツ)

次に、ジャンルを広げて「ゲーム」と検索すると、
161万件と大きく、需要があることがわかった。

検索ボリュームの目安としては、
100万件以上あれば、需要があると言えるだろう。

図6 ハッシュタグ検索 (#ゲーム)

しかし、
トップインフルエンサーのフォロワー数を見ると、
約2万人ほどで、他ジャンルと比べて少なかった。

つまり、
ゲームジャンルは2万人が上限ということだ。
※顔で勝負するインフルエンサーは除く

これが100均アカウントであれば、
約50万人まで上限が引き上がる。

このように、
 ・ハッシュタグ検索でボリュームを調査
 ・トップインフルエンサーのフォロワー数を調査
で、ジャンルの需要を調査することができる。


「競合が少ないジャンルの方がいいのでは?」
これは一理あるが、初心者にはおすすめできない。

確かに、成功できれば先行者利益を獲得できる。

しかし、勘違いしないで欲しいのが
新規ジャンルを見つけたのはあなただけではない。

多くの人が新規参入したけど、
上手くいかずに辞めたため、競合が少ない

そう考えるべきである。


競合は多いが、伸びやすいジャンルを選んだ後、
ジャンルを絞り、差別化する方が賢明だ。

ジャンルの絞り込みは⑤にて後述する。


③ 運用目的を再確認する

「1. 運用目的の設定」で決めた内容を再確認する。

例えば、
 ・目的:マネタイズ
 ・手法:アフィリエイト
の場合、高単価な発信ジャンルを選ぶ必要がある。

これは重要なポイントで、
かつ、アカウント設計で見落としがちである。

ここを押さえておかないと、
 ・フォロワー1万人になってもマネタイズできない
 ・紹介できる案件が少ない
 ・低単価な案件ばかりで稼げない

という事態になりかねない。

毎日努力してフォロワー1万人を突破しても、
運用目的が達成されなかったら意味がない。


他にも、自分の商品を作ることが目的で、
子供服をプロデュースしたいなら、
発信ジャンルは「子供服関係」になるはずだ。

このように、
運用目的と発信ジャンルは密接に関係している。


④ 上記①〜③を全て満たすジャンルを選定する

ここまでくると、
発信ジャンルがぼんやり見えてくるはずだ。

次は図7のように、
全ての条件を満たす中央の部分(白色)を抽出する。

この時点ではジャンルが広すぎても構わない。

図7 発信ジャンルの設定イメージ(④)


⑤ 上記④のジャンルを絞っていき、超特化にする

最後に、図8の右側のようにジャンルを絞っていく。

Instagramでは「特化」より範囲が狭い
「超特化」が求められる。

図8 発信ジャンルの設定イメージ

例えば、「ダイエット」を発信したいのであれば、
・ダイエット
  ↓
・糖質制限ダイエット:特化
  ↓
・糖質制限ダイエットレシピ:超特化
のように絞っていくと、
競合アカウント数はかなり減ってくる。

アカウント設計の段階では
狭すぎるぐらい発信ジャンルを絞ることが重要。
(後からジャンルを広げていくことは簡単)

「ぽん太と言えば、◯◯の人だよね」
と連想できるのが、超特化ジャンルの目安である。

今回の例だと、
「ぽん太と言えば、
 糖質制限ダイエットレシピの人だよね」
となる。


では、どのように超特化ジャンルを見つけるのか?

おすすめの手法は
 ・ハッシュタグ検索
 ・ジャンルの掛け合わせ

である。

ハッシュダグ検索については
ハッシュタグ件数から市場規模を把握できる。

ジャンルの掛け合わせについては、
 ・ダイエット × レシピ 
   = 糖質制限ダイエットレシピ
 ・節約 × 美容       
   = 月1万で美肌を作る
のように、
別領域のジャンルを掛け合わせる方法

もしくは、
 ・大阪 × カフェ
   = 大阪カフェ
 ・20代 × 掃除    
   = 20代ズボラ掃除術
のように、
地域やユーザー属性を掛け合わせる方法がある。


以上のように
 ①「好き・得意」をリストアップする
 ② 需要を調査する
 ③ 運用目的を再確認する
 ④ 上記①〜③を全て満たすジャンルを選定する
 ⑤ 上記④のジャンルを絞っていき、超特化にする

の手順を経て、発信ジャンルを決めていく。

「発信ジャンルの設定」だけでも、時間がかかる。
既に壁にぶつかっている人がいるかもしれない。

しかし、冒頭でも述べたように
Instagramは『アカウント設計』で9割決定する。

「自分にとって、"好き"や"得意"ってなんだろう」
「ジャンルを絞っていくのが難しい」
「本当にこのジャンルでいいのだろうか?」
このように悩みながらかけた時間も、
必ず将来の糧になる。

後々苦労しないためにも、今頑張ろう。


3. ペルソナの設定


発信ジャンルが決まったら、
この発信を誰に届けるのかを決める。

まず前提として、
 ・ペルソナ
 ・ターゲット
の違いを明確にしておこう。

■ペルソナとは
コンセプトを決める架空の人物。たった1人。

■ターゲットとは
ペルソナに似ている / 憧れている集団。複数。

ペルソナは "1人" であるため、
「30代〜40代の女性」
「3人家族」
「育児に悩みを抱えている」
のように広い範囲で設定するのは適切ではない。

そうは言っても、
最初から違いを理解して設定するのは難しい。

私自身、
ペルソナを設定した気になっていたが、
たった1人の人物を想像できていなかった。

そこで、初心者におすすめな方法は
自分や家族、友人をペルソナとすることだ。

自分や家族、友人を頭に思い浮かべて、
感情移入して欲しい。

例として、
私の育児アカウントのペルソナを以下に示す。

当時はここまで詳細に想像できなかったが、
改めて考え直してみた。

■ペルソナ (育児アカウント向け)
・34歳女性。
・◯◯県在住。賃貸物件。
・夫、息子(2歳)との3人暮らし。
・パートで9時〜16時まで働く。
・毎朝6時に起きて朝食を作り、
 子供にご飯を食べさせ、
 歯磨き、着替え、おむつ交換をしながら、
 自分の支度もする。
 バタバタしながら家を出て、
 子供を保育園へ預けて仕事先へ向かう。

・パートではあるが、
 社員と変わらずバリバリ働かされ、
 残業することもしばしば。
 保育園のお迎えがあるため、
 同僚に申し訳ないと思いつつ退勤。

・子供を迎えに行き、
 帰宅した後もやることはたくさん。
 ママに甘えたい子供の相手をしながら、
 夕食を作って子供に食べさせる。

・子供とお風呂に入り、
 寒い思いをしながら子供の保湿・着替えを行う。
 子供を寝かしつけ、
 終わったのがだいたい21時頃。

・子供が寝た後も残った家事をこなす。
 夫はこのぐらいの時間に帰宅する。

・唯一の娯楽は寝る前のInstagram。
 無料だし、同じ境遇の人がいて嬉しい。
 次の日もまた頑張れる。
  →共感することでストレス発散している。

・夫は激務で、物理的に育児ができない。
 ワンオペ育児の状態。
  →育児をして欲しいけど、
   家族のために働いてるから強く言えない。

このように感情移入していくことで、
ペルソナの悩みが見えてくるだろう。

そして、
 ・ペルソナに共感するような発信をしよう
 ・どのように仕事と育児を両立しているのか、
  パパ目線で発信しよう
ペルソナの悩みを解決する発信内容が見えてくる

たった1人の悩みを解決することが
大勢のターゲットの悩みを解決することに繋がる。

逆に、見た人全員を満足させようとすると、
1人にも刺さらない投稿になってしまう。

ここが難しいところである。


アカウントの運用目的もそうだったが、
メモアプリに記載して定期的に見返した方が良い。

ペルソナの悩みを解決する投稿

このことを常に意識することで、
一貫した投稿が作成できる。


4. プロフィールの設定


ここまでのアカウント設計で、
 ・誰に    (ペルソナの設定)
 ・何を    (発信ジャンルの設定)
 ・何のために (運用目的の設定)

が明確になってきた。

最後は「誰が」の部分である。

すなわち、
「発信しているこの人は何者なのか?」
を明示する必要がある。

その前に、新規ユーザーがどのような流れで
フォローするのか確認しよう。

■フォローまでの流れ
 発見タブやハッシュタグから投稿を発見する
   ↓
 投稿内容を確認する
   ↓
 アカウントをタップしてプロフィールに飛ぶ
   ↓
 プロフィール文や投稿内容を確認する
   ↓
 メリットや期待感を感じたらフォローする

以上の通り、
どんなに素晴らしい投稿だったとしても、
プロフィールに魅力がないとフォローされない

私自身、フォロー率が低かったため、
プロフィールに魅力がなかったと実感している

プロフィール設定の手順としては以下の通り。
 ① プロフィールアイコン
 ② アカウント名
 ③ プロフィール文章

順番に解説していく。
 ※ユーザーIDは重要ではないため割愛


① プロフィールアイコン

新規ユーザーが最初に見るのがアイコンであり、
アカウントの世界観を決める。

図9 プロフィールアイコン

プロフィールアイコンのポイントは
 ・発信ジャンルのシンボルを入れる
 ・アカウントのメインカラーを入れる

であり、図9の例では
 ・シンボル  :子供と笑顔の2ショット
 ・メインカラー:黄色
となっている。

■シンボルのポイント
私のアイコンはパパであることが一目でわかり、
育児アカウントであると判断できる。

もし、料理アカウントであれば、
フライパンやエプロンで伝えることができる。

また、顔出しする必要はないが、
親近感があった方がフォローされやすい。

そのため、顔以外の実写であったり、
イラストがおすすめである。

尚、イラストであれば、
ココナラのようなクラウドソーシングサイトで
誰でも外注できる時代だ。

シンボルとメインカラーを担当者に伝え、
あなただけのイラストを制作してもらおう。

ちなみに、私は以下の人にお願いしたが、
似顔絵が可愛らしいし、低価格で満足している。


■メインカラーのポイント

色が人に与える印象は、
我々が想像している以上に大きいものである。

例えば、
「コカ・コーラ」と言えば「赤色」と連想できる。

それぐらい、色はブランドのイメージに直結する。

図10 コカ・コーラのロゴ (出典:Facebook)

また、色彩心理学という分野もあり、
これを活用したマーケティング戦略がある。

代表的な色が与える
「イメージ・心理的効果」を紹介する。

図11 色が与えるイメージと心理的効果


シンボルとカラーを決めたら、
競合アカウントを複数チェックしよう。

アイコンやカラーが似ていると、
誰でもフォロワー数が多い方をフォローするため、
差別化することも重要である。


② アカウント名

アカウント名は
「名前+発信内容」とするのが良いだろう。

アイコンとアカウント名を見る約1秒間で、
どんな内容を発信しているか判断できる。

ただし、
発信内容を伝えたい気持ちが強く出てしまい、
アカウント名が長くなるのは逆効果である。

シンプルで読みやすい一言を心がけよう。

尚、アカウント名は途中で変更できるが、
14日間で2回までしか変更できない。

図12 アカウント名


③ プロフィール文章

アイコン、アカウント名で100点を取っても、
プロフィール文章が魅力的でなければダメだ。

それほど、プロフィール文章は重要であるため、
最後まで時間をかけて考えよう。

図13 プロフィール文章 

新規ユーザーのフォローを獲得するためには
メリットや期待感を感じさせる必要がある

■フォローまでの流れ
 発見タブやハッシュタグから投稿を発見する
   ↓
 投稿内容を確認する
   ↓
 アカウントをタップしてプロフィールに飛ぶ
   ↓
 プロフィール文や投稿内容を確認する
   ↓
 メリットや期待感を感じたらフォローする


難しく感じるかもしれないが、
発信ジャンルとペルソナを明確に設定していれば、
魅力的なプロフィール文章を書けるようになる。

あとは構成だが、有名インフルエンサーの
プロフィール文章を真似るのが良い。

プロフィール文章に限らず、
成功している人を徹底的にパクる(通称:TTP)
初心者にはおすすめである。

さて、構成の具体例として、
iPad・iPhone便利術を発信されているソウタさんの
過去のプロフィール文章を引用させていただく。

\”iPad・iPhone”初心者から中級者へ /
iPad・iPhone便利術を毎日発信
毎日が忙しいあなたもサクッと理解
一緒にiPadとiPhoneを使いこなしていく
 22歳|Apple信者
大切なことはハイライトに◎

https://www.instagram.com/_soutao/

1行目:
 一番伝えたいメッセージを【】や\/で強調する

2行目:
 どんな内容を、いつ発信しているか
 
→毎日投稿するならプロフィール文に必ず載せる
  (投稿からでは毎日投稿と判断できないため)
 「毎朝7時に発信」とあるとより良い。
  (初速でフォロワーのエンゲージメントが上昇)

3,4行目:
 フォローするメリット

 →ペルソナの悩みを言語化し、
  フォローした後の未来を見せる。

5行目:
 発信者の情報

 →人感が出るような情報。
 「看護師」や「毎月3万円生活」などの権威性

その他:
 絵文字を活用して堅いイメージをなくす
 150文字ギリギリまで埋める


おわりに


「まず、知ることから始めよう」

冒頭でそう述べたが、見えている景色が
全く違うのではないだろうか?

私は原因もわからずフォロワーが伸び悩み、
迷走し、挫折した後にこのノウハウに出会った。

衝撃だった。

これだけ膨大な情報量を知らない状態で、
Instagramに挑んでいた事に気付かされた。

成功者はみんな知っている。実践している。
だから、知識がない私が成功するはずなかった。

しかし、
この記事を最後まで読んでいただいたあなたは
『アカウント設計』の全てを知っている。

忙しい毎日にも関わらず、
隙間時間を作って学んだ、あなたの功績だと思う。


もし、この記事を有益に感じていただけたなら、
下記ツイートを『リツイート』していただきたい。

私1人の力では
同じ悩みを持つ人に情報を届ける事ができない。

あなたの ”ワンタップ” で救える人が増えるので、
ぜひ、よろしくお願いします。


ここまで読んでみたけど、
どうしたらいいか分からないあなたへ。

TwitterでDMをいただければ、相談に乗ります。
もちろん、代金はいただきません。


『アカウント設計』が完了したら、
いよいよ投稿を作成し、発信していくフェーズ。

・投稿デザインの決定
・フィード投稿、リール動画の作成
・ハッシュタグの選定
・キャプションの作成
・ストーリーズの作成
など、とにかく考える事が多く、
初心者にとっては壁だらけだと思う。

正直、SNSやGoogleで情報収集するが、
発信者によって内容が異なるため、
どれを信じたらいいかわからなくなる。

情報を取捨選択するのも時間がかかるし、
睡眠時間を削ってるぐらいだ。
そんな暇はない。

最短距離で成功したいのであれば、
以下の教材がおすすめである。

・Instagramフォロワー92,000人
・TikTokフォロワー20,000人
・YouTubeチャンネル登録者数44,000人
を誇る、インフルエンサーのソウタさんが執筆。

目次は以下の通り。

「第0章」「第1章」と「自分の体験談」を重ねて、
本記事を執筆させてもらった。

第0章 そもそもインスタで必要とされていること
第1章 投稿を継続する上で絶対に必要なInstagramのアカウント設計
第2章 インスタの印象を決定する投稿デザインの型
第3章 リール動画と投稿デザインを作成するアプリ
第4章 投稿作成だけでは終わらせないインスタ運用のコツ
第5章 フォロワーとリーチ数を爆上げするまとめアカウントの活用方法
第6章 100万回再生を突破するリール攻略完全版
第7章 リール動画を別媒体にも発信する重要性
第8章 知っておきたいインスタでのマネタイズ方法
インスタが辛いと思った方へ
追加講義

ここまで読んでもらった『アカウント設計』は
教材全体の1/4に過ぎない。


どれだけ有益な情報が多いのか、
実感いただけるだろう。

また、ロードマップ形式でまとまっているため、
初心者でも順を追って挑戦できる。

アカウント設計からマネタイズまで網羅していて
この1本だけあれば十分だ。


ただし、かなり高価である。
金額が39,800円と手が出しづらいのは事実。
 ※私が購入した11/24時点では29,800円

お金がない人は生活を優先して欲しいので、
絶対に購入しないで欲しい。

独学でも時間をかければできるはずだ。

ただ、
この教材は人気になる程売れているため、
ほとんどの方が最短距離で進んでいる。

そのまま自転車で必死に漕ぎ続けるのか、
原付バイクを買って、アクセル捻るだけで進むか

全てあなた次第。


どんな形を選択したとしても
ここで出会った縁を大切にして
私はあなたを応援していきます。

Instagramでマネタイズし、会社に縛られず生きる
そんな夢を、一緒に叶えていきましょう。

何かわからない事があれば、
お気軽にご相談ください。


一足先にこの知識を学び、今こうして
あなたにその力を授けられたことを
心から光栄に思います。


ぽん太
(13,001文字)


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