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映画16 「ドクター・デスの遺産 BLACK FILE」

ながらく更新が滞っていてこれじゃいかんので、年末でまとめて投稿していく。続けることを大事にしていく。

今回はドクター・デス。題名がダサい。少なくとも好みではない。ただ原作が中山七里氏とあったため気になって見てみた。小説をちょっと読んでみたいとおもっていたため。気になっていた小説も「連続殺人鬼カエル男」ってタイトルがやっぱりダサい笑。

まぁ映画の内容は、まぁ並の映画かなって感じ。題材を安楽死としつつサスペンス的に話が進んでいく。確かに社会問題としての安楽死はテーマとしていいかもしれないけれど、エンタメとしてのサスペンスにはあまりそぐわない気がした。

被害者たちが被害と感じていない点がその原因かと思う。なんか当事者たちは納得しているのに(中には納得していない人もいるし、そもそもそういう問題じゃないというのは置いといて)、無理矢理問題を掻き回している感じにも思えてしまった。

刑事ものやサスペンスではやっぱり悪役をしっかりと際立たせて欲しいかな。そういう意味では原作シリーズの一作目、「切り裂きジャックの告白」の方が面白そうではあるけど。安楽死テーマで社会問題をテーマにすることで注目を集めたかったのかな?

★★★⭐︎⭐︎

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