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映画24 「カポネ」

久しぶりに1日2本目。誰もが知る大悪党の晩年を描いた作品。出所してきたカポネは名前を変えてひっそり暮らしていたが、梅毒や認知症により変わり果てた姿となっていた。

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のトム・ハーディが、“暗黒街の顔役”と恐れられた伝説のギャング、アル・カポネを演じた伝記映画。「クロニクル」のジョシュ・トランクが自らのアイデアを基に脚本・監督を務め、カポネの知られざる最晩年を新たな視点で描き出す。1940年代。長い服役生活を終えたカポネは、フロリダの大邸宅で家族や友人に囲まれながらひっそりと暮らしていた。かつてのカリスマ性はすっかり失われ、梅毒の影響による認知症が彼をむしばんでいる。一方、FBIのクロフォード捜査官はカポネが仮病を装っていると疑い、1000万ドルとも言われる隠し財産の所在を探るべく執拗な監視を続けていた。カポネの病状は悪化の一途をたどり、現実と悪夢の狭間で奇行を繰り返すようになっていく。共演に「ハウス・ジャック・ビルト」のマット・ディロン、「ダンケルク」のジャック・ロウデン、「ツイン・ピークス」のカイル・マクラクラン。

主演のトム・ハーディさん、凄い演技でした。段々と悪化していく認知症。あるものないものに悩まされ、私が知るアル・カポネの姿とは大違いである。

周りの家族のサポートが凄かった。あんな状態になってもしっかり介護してくれるのは、カポネの人望が厚かったからか。まぁ家族はそうなのかもしれないけど、やっぱり仲間をファミリーと呼ぶあたりに、その秘訣が隠されているのかもしれない。

終始ゆったりとした老人の介護なんだけど、カポネの妄想?のおかげで結構中弛みもなく楽しめた。

悪役たちが永遠の若さを欲す理由がわかった気がする。

あと、伝記系映画好き。


★★★★⭐︎

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