映画13 「望み」
あまり見るつもりはなかったのだが、割と面白かった『検察側の罪人』の雫井脩介の同名小説が原作であり、監督が有名な堤幸彦であった上、サスペンスということだったのでちょっと興味が湧いて、観てきた。
順調に幸せを築いてきた家族だったが、息子が部活で怪我をしたことをきっかけに少しづつ影を落としていく。そしてある日息子が帰ってこなくなったと同時に、同級生が遺体で見つかる…。
あらすじ書くと確かにサスペンスぽい。でも、あんまサスペンスじゃなかった。期待外れ。日本の映画って変な煽り方をするのやめてほしい。ちゃんと中身とあった宣伝をしろよと思うよね、知らんけど。
前半は割とテンポもよくて面白かったのだが、だんだんと話が進まなくなり、結局家族の話になっていって残念だった。つまらなくはないけど。
母は誰よりも息子の帰宅を望んでいて、父と娘もそれを望んではいるんだけど、現実的な考え方も持っていて…。私はあまり深く考察できないですけど、最後は家族が新たな生活に戻って行けて良かったなと思う。悲しいけどね。
あと最近石田ゆり子さんめっちゃ見る気がする。仕事してますねぇ笑。美しい。
★★★⭐︎⭐︎
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