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【ゆったりしたお金持ち】⑳家電の壊れる頻度も違っていたりする

 通常、家電の寿命は10年程度と言われることが多いので、それよりも長く使い続けることができれば、運が良いと言えるのではないでしょうか。

 経済的にも5年で買い替えるのと10年で買い替えるのでは費用が倍近く違うことになります。


 マネー相談をしていると、しょっちゅう家電を買い替えているご家庭を見受けます。

 家電が趣味で最新のものを使いたい、というケースは大丈夫なのですが、故障して買い替える頻度が高いご家庭もあります。

 私だったら、家電が通常よりも短命だったりすると残念でなりませんが、あまり気にしない人も意外といます。
 
 「家電が新しくなるのは気分が良い。」とあっけらかんとしているご家庭は、「お金が全然貯まらない。」「知らないうちにお金がなくなっている。」が口癖になっていたりするから不思議なものです。

 家電を買い替える頻度が少なければ無駄な出費を抑えられ、その分貯蓄もできていたかもしれません。


 物が壊れやすい家庭は、家電でも家具でも自動車でも、故障による買い替えを本当によくしています。これはたまたまなのでしょうか。幸運・不運によるものなのでしょうか。

 もしかすると、『モノを大事にする気持ち』が少なからず影響しているのではないかと考えてしまいます。モノを大事にする気持ちがあると、丁重に大切に扱おうとするはずです。大事にされれば、モノもその気持ちに応えて長持ちしてくれるのかもしれません。

 ゆったりしたお金持ちの多くは、物持ちが良い印象です。

 高級なものを買うから長持ちするのではないかと考える人もいますが、そうとも限りません。

 なぜなら、家電に関しては高価なものほど高機能である場合が多いからです。高機能になると、より繊細な造りになるので壊れやすい部分も出てきてしまいます。シンプルな設計のものほど長持ちだったりするのです。

  ゆったりしたお金持ちは、やはりモノを大事にするのでしょうね。モノも大事にしますし、人も大事にします。

 自分の周りのモノや人を大事にできるということは、自分を大事にしているということにも繋がり、それがまたゆとりを生むのかもしれませんね。

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