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【ゆったりしたお金持ち】㊵プレゼントをするのが好きだし、上手だし

 ゆったりしたお金持ちはプレゼントを贈るのが好きな人が多いと感じます。

 お金持ちの中には、いくらお金があっても自分の得にならないようなことには1円も使いたくないという人もいます。

 そのような人は、他人へのプレゼントを購入することは無駄な出費だ、もったいないことだと考えることもあるため、お金があるからといってプレゼントをするのが好きなわけでもありません。

 しかし、ゆったりしたお金持ちは何かにつけて誰かにプレゼントをしているというイメージがあります。

 ただ、それは単純に品物を贈るということだけではありません。

 出先でちょっと面白いものを見つけたら、「〇〇さん、こういうの好きかも」と考えてみたり、きれいな風景を見つけたら、「あの人きっと、こういうの好きだな」と写真に収めてみたり、誰かの趣味や仕事に関することなどで有益な情報を仕入れたりしたときに、その人のことを思い出してみたりして、ちょうど良いタイミングを見計らって、さりげなく「良かったらどうぞ」と渡すことができるスマートさを持ち合わせているのです。

 品物を購入して贈るということは、出費につながりますので資金的な余裕も必要です。そのため、いつでも可能というわけでもありません。

 しかし、その人の趣味に関する情報をプレゼントしたり、楽しい話題を提供したり、美しい風景の写真の画像を送信したり、仕事に役立つニュースを進呈したりといった些細なことであれば、少しの手間をかけるだけのことですし、受け取った人もそれほど負担に感じなくて済みます。

 気負った感じの贈り物ばかりでなく、さりげなく捧げるようなものであっても、心がこもっていると嬉しいものです。

 なぜなら、自分のことを思い浮かべてくれたのだ、自分のことを想ってやってくれたのだ、と気持ちを受け取ることができるからです。

 プレゼントって、実は考え出すと難しい行為のような気もします。独りよがりになってしまったり、的外れなことをしてしまったりしないか、相手は本当に喜んでくれるだろうか、などと悩みだすと迷宮入りしてしまうこともあります。

 それなら、何もしない方がましかも、と行動をセーブしてしまうこともあるかもしれません。

 プレゼントを上手に贈ることができる人は、決して恩着せがましくならないように、それとなく心がほんわかするような距離感を醸し出すのが上手なのだと思います。

 これこそ、気配りの醍醐味だなと思いますし、日頃から常に誰かのことを考えて心を寄せているということでもあるのだと思います。

 自分もあやかって、そのような行為をどんどん取り入れていけたらと思います。

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