マガジンのカバー画像

サラリーマンが研究所を創ってみた話

12
サラリーマンの私が、バイオ系の研究所を創って所長になってみた話。 研究者丨技術者丨エンジニア丨博士丨技術士丨起業丨パラレルキャリア丨副業丨新しい働き方丨ライフスタイル丨バイオ丨生…
運営しているクリエイター

#技術者

研究費コンシェルジュの視座_#3/自分で払う・研究で稼ぐ

 ポンヌフです。平均的なアカデミア以上の研究費を扱えている一般人です。このNoteマガジン(シリーズ)では、研究費のやりくりに関する裏技(方法論のレビュー)や知られていない真実を扱っています。#3では、自分で払うこと、ならびに研究で稼ぐ仕組みについて、ご紹介します。 自分で払う 研究費がとれたかどうかに一喜一憂するよりも、自分でお金を稼いで、それを研究につぎ込んだらどうでしょうか?  もし、「えっ?何を馬鹿なことを」と思った方がいらっしゃったら、その理由を教えてください。

資格を取ったらラボが貰える!?_サラリーマンが研究所を創ってみた_#3.Materials and Methods (1)

さぁ、研究所を創りましょう 子供の頃の知的好奇心の延長線上に自分の研究所を創ろう!と思った新人サラリーマンが、いろいろ作戦を練ってバイオ系の研究所を創ってみたら、知的好奇心を満たしただけでなく、仕事にやりがいを見いだし、知識や人脈を広げ、収入までアップし、新しい研究者像を確立できそうな気がしている!という話をしました。気になる方は是非そちらも読んでくださいね。  いよいよこのNoteでは、実際に研究所を作り、経済的にも精神的にも自由な研究活動を行うために、私が実践したノウハ

サラリーマンが研究所を創ってみた_#2.Results

Results: 研究所を創ってみた結果 情報収集と熟考の末、ポンヌフはとある方法を思いつきます。その方法は後でじっくり説明するとして、新入社員の頃から準備を進め、5年以上かかって、念願の研究所をOpenしました。  前述の通り、私が研究所を創ろうと思ったきっかけは、「秘密基地みたいでかっこいいから」という単純な理由でした。しかし、実際に研究所を創ってみると、多くのメリットがあることがわかりました。 1.キャリアアンカーを満たす 2.知識・人脈が広がる 3.収入が増え、節税