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サラリーマンが研究所を創ってみた話

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サラリーマンの私が、バイオ系の研究所を創って所長になってみた話。 研究者丨技術者丨エンジニア丨博士丨技術士丨起業丨パラレルキャリア丨副業丨新しい働き方丨ライフスタイル丨バイオ丨生…
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#ライフスタイル

コラム#3. 技術士事務所の名称

 以前、理系のエンジニア資格の最高峰である、技術士を取得すると、自身が技術士を名乗れるようになるというメリットに加えて、事務所や研究所など、公的機関に登録を受けた看板をGETできるという話をしました。詳しくは下記の記事を読んでみてください。  通常、技術士事務所の名称は、”〇〇技術士事務所”(〇〇には苗字が入ります)という形式が基本になります。ポンヌフは、研究所の名称を使いましたが、これは結構珍しいケースなのかもしれません。試しにGoogleで検索すると、”技術士事務所”は

コラム#2. 研究所を創った後の周囲の反応

 子供の頃のサイエンスに対するワクワクする気持ちを持ち続けたいと公的機関に登録されたバイオ系の研究所を創ってみたサラリーマンの私ですが、当初「研究所を創って所長になるぞ!」という話を周囲に漏らしたときの周囲の反応は、「(笑)」という感じで、人によっては「現実を見なさい。」とたしなめられたこともあります。そりゃ、そうですよ。そういう奇天烈な話は、大体実現しないのが良くある話ですから。しかし、今、それが実現し、多くの方が研究所の噂を聞きつけて依頼してくださり、うまくいくようになる

資格を取ったらラボが貰える!?_サラリーマンが研究所を創ってみた_#3.Materials and Methods (1)

さぁ、研究所を創りましょう 子供の頃の知的好奇心の延長線上に自分の研究所を創ろう!と思った新人サラリーマンが、いろいろ作戦を練ってバイオ系の研究所を創ってみたら、知的好奇心を満たしただけでなく、仕事にやりがいを見いだし、知識や人脈を広げ、収入までアップし、新しい研究者像を確立できそうな気がしている!という話をしました。気になる方は是非そちらも読んでくださいね。  いよいよこのNoteでは、実際に研究所を作り、経済的にも精神的にも自由な研究活動を行うために、私が実践したノウハ

サラリーマンが研究所を創ってみた_#2.Results

Results: 研究所を創ってみた結果 情報収集と熟考の末、ポンヌフはとある方法を思いつきます。その方法は後でじっくり説明するとして、新入社員の頃から準備を進め、5年以上かかって、念願の研究所をOpenしました。  前述の通り、私が研究所を創ろうと思ったきっかけは、「秘密基地みたいでかっこいいから」という単純な理由でした。しかし、実際に研究所を創ってみると、多くのメリットがあることがわかりました。 1.キャリアアンカーを満たす 2.知識・人脈が広がる 3.収入が増え、節税

サラリーマンが研究所を創ってみた_#1.Introduction

Introduction ( Why? ) : なぜ研究所を創りたいのか?自分の研究所が欲しいと思ったことはありませんか?  YESと心の中で回答された方は、おそらく「有名な研究所において、沢山の部下を抱えて社会的な地位を得たい!」というのではなく、単に「かっこよさそうだから」という、少年少女の頃のサイエンスへの憧れの気持ち、謂わば「秘密基地を持ちたい!」の延長線上にあるのではないでしょうか?  私も最初は同じ動機でした。普通のサラリーマンだった私が、自分の研究所を創って