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海外暮らしの思い出ダイアリー

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東南アジア、アメリカ、等、海外の暮らしでの思いを綴ってみます。
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記事一覧

時空が捻じれた??  東南アジア最大の国での不思議体験

20年前、私たち家族は、会社の転勤辞令で、一家5人、東南アジア最大の国、インドネシアに赴任していた。 3人の子供は、日本人学校の中学部、小学部に通学していた。 ある日の学校帰りの事。 子供たちがアパ―トに戻り、エレベータで自宅のある7階で降り、自宅の部屋703号室のベルを鳴らした。 午後3時ごろ。 何度ベルを押しても、妻もメイドさんも玄関に現れなかった。 子供たちは、仕方ないので、ロビーで時間をやり過ごし、何度か、部屋に行って、ベルを鳴らし、ドアを叩き、声をかけた

おしりに関する相対性理論 イスラム教と日本人の違い。

今日はいい天気です。 北国の雪も、勢いよく解けていきます。 春の味、フキノトウもスーパーに並んでいます。 さて、今日は、南国に赴任中の、私の失敗談から、 イスラム教徒の立場についてお話しできればな、、と思いました。 ちょっと汚い話になりますが、お許しください。 南国にある2億7千人が住んでいる東南アジア最大の国に赴任した時、、 ちょっと非日常の体験をしました。 赴任して間もないころ、よく下痢をしていました。 とある休日に、それが来てしまいました。 その日、この国最

TOEIC 550点レベルの私が、アメリカ転勤して感じたこと。

TOEIC 900点レベルの人がいる一方で、TOEIC 550点レベルの私。 会社は、TOEICの点数だけで、アメリカへの派遣を判断しないこともある。 私が良い例です。 頑張って、頑張って、550点がやっと。 ヒアリングが聞き取れない。 もちろんボキャブラリー不足も甚だしい。 そんな私が東南アジアに赴任していた、ある土曜日の午後に、 一本の電話が入りました。 「誰だろう???」 聞き覚えのある、押しの強い・癖のある、日本語、、、、、。 「あのさー、月曜日からアメリ

南国での苦労 スケジュール管理

南の国での会話、、、、 私 「このプロジェクトの進捗が遅れているが、、」 「理由は何ですか?」 ローカルの管理職 「○△×@?!で、遅れています」 「#$&%も、理由です」 私 「それは、管理者として、スケジュール管理が出来ていないのでは」 ローカル管理職 「この国では、時間はゴムの様に伸びてしまいます」 「大丈夫ですので、気にしないでください」 「ティダアパアパ」 私 「何を言っているのか!!」 「スケジュール管理もできないのか!」 このような会話は、いつもの行事に

大和なでしこの和服とイスラムのスカーフ考察 宗教とは?

東南アジア最大の国で、とある休憩時間。 ローカル管理職の部下が 「あなたは、日本女性の和装に魅力を感じますか?」 私、 「そうだなー、京都をしとやかに歩いてる和服の女性は、魅力的だね」 彼は、日本でいえば、東京大学卒のエリートに相当するエンジニア。 その彼が、 「私は、イスラムの女性がジルバップ(=スカーフ)を身に着けていると、おしとやかに見えるんです」 「日本女性のしとやかな和服と同じに思えています」  ※ ジルバップ=スカーフ=ブルカ=ニカブ=ヒジャブ、等、同じです

アメリカ人研究者 カルチャーショック

40年前のサンフランシスコ郊外のシリコンバレー。 5月の爽やかな季節、 国道「101」をひたすら南下し3時間。 サン・ノン・バウティスタ修道院の庭。 一人のアメリカ人が、花畑を見ていた。 私、 「何を見ているの」 彼、 「ここの修道院はハミングバードで有名なんだ。 会えないかなと、探しているんだ」 それ以来、暫く手紙のやりとりをしていた友人。 J.グレイン。 半導体関連のとある学会へ参加するためにサンフランシスコを訪問。 彼は、ある会社のニューヨーク郊外にあるワトソン

東南アジアイスラム教 犠牲祭 (注意:残酷な描写有)

私の部下、 「今度の祝日、私の自宅に来てみませんか?」 私、 「犠牲祭だよね。イスラム教徒の大事な日。参加したいな」 部下 「大歓迎です。案内しますよ」 私は、イスラム教徒の犠牲祭の事を深く知らなかった。 祝日(イスラム歴で12月10日)であることは理解していたが、 それまで真面目にイスラムの祝日の事を学んでこなかった。 犠牲祭は、イスラム教の一大宗教行事で、この時期、街の市場にはヤギと牛が溢れかえります。現地では「ポトン・カンビン」と呼ばれ、これは直訳で「ヤギを切る」と

朋有り、赤道より来たる、亦た楽しからずや。

「家族で日本に行くことにしました。お会いできますか?」 と、赤道直下の国から一通のメールが入った。 私 「懐かしいなー!」 彼 「あなたと奥様に会いたいです。そして、25年前、新規工場の立ち上げのために、実習した工場、世話になった寮、近所のスーパーマーケット、立ち寄った手作りの木工芸のお店、そして日本の雪、妻と子供に見せたいです。できれば、昔お邪魔したあなたの家を訪問したいです。」 私 「久しぶりだね。そうか、奥様、お子様に日本を、自分のスタートの地を見せたいんだね。O

JAZZとアトランタ 

5月のシカゴは、新緑の季節 風が気持ちいい、、夕刻、、。 シカゴのJAZZクラブ「BLUE CHICAGO」 アメリカ人の奥様 「日本人ですか」 私 「はい、そうです」 彼女 「主人が、ぜひ同じ席に来てくださいと言っています」 「ぜひ、おいでください」 2,3度、固辞したが、、何度もいらっしゃる。 私 「わかりました」 大変混んでいた。 入口付近に一人立って、JAZZを聴いていた。 ご主人は寡黙である。 この夫婦は、奥様が切り盛りしているのか。 私を特等席まで誘っ

親日国、東南アジアの給与

15年で、給与が30倍に!! 2002年頃、アジア最大のイスラム教徒が住む国に初めて赴任した。 当時、大卒の給与が、日本円で、約5千円。 バイクを個人で所有できたのは、500人の社員のうち、5人。 2012年、二度目の赴任時は、約10万円。 バイクを所有しているのは、150人に増加。 2017年には、約15万円。 バイク所有者は250人に増加。 更には、個人で車を購入できる人もいた。 これが、東南アジアのパワー、、と思う。 私が驚いたのは、 学校教育で、「日本はアジ

JAZZとM-CR612とDali

雨の夜のワシントンDC。 JAZZとBLUESのバー。 「ALLEY」 に行った。 ダレス国際空港から移動し、ホテルにチェックインした。 アメリカでは普通、英字で埋め尽くされたイベントの新聞が、 ホテルのロビーや部屋に置いてある。 「今日のイベント、何があるかな?」 「JAZZを聴いてみよう!」 数日前、、、、、。 東部の西外れの都市、クイーンシティと称されるとある都市に住んでいた。 仕事の仲間が、 「今後のサンクス・ギビングデーの予定は?」 私、 「ちょっと旅

音楽とCoffee JAZZ+M-CR612+Dali

リタイアした先輩 「いやー最近、オーディオに凝っていて。休日に、いい音で音楽聞きながら、自分で煎れたコーヒーが良いんだよねー」 私「いい時間を過ごしていますね」 正直、うらやましい。 現在、継続再雇用中。でも、そろそろリタイアも考えてる。 リタイアすると年金しかない。 私も、いい音楽でコーヒー飲みたいなー。 お金をかけるなら今しかないかな???? 妻に相談。 妻「今まで頑張ったんだから、そのぐらいいいんじゃない」 私(心で)「おー、女神様、奥様。」 さっそく、オーディ