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日本一周バイク旅day98、富山〜珠洲〜穴水

こんちわー、ぽんるるです!
日本一周バイク旅をしています。

途中の休憩をいっぱい挟みながらも何だかんだ98日目。100日目までもう少しです。

昨日は、
「日本一周してるの?ウチ泊まって行きなよ!!」というおじいさんに捕まったので、noteは書けませんでした。

朝起きて、note書いてます。
書き終えたら出発します。

昨日の考え事

円高と円安を小学生に解説する方法

最近、円安の影響でガソリンが高いですね。バイク旅にもまぁまぁキツいお話です。

円安と円高って、大人になったら仕組みが分かりましたが、子供にどう説明したら良いのか。
円安なのに物価が高くなることをどう説明したら伝わるのかなー?
なんてことを考えていました。

我ながら良い例えを思いつきました。リンゴで例えると分かりやすいかな?と思います。


日本の通貨は円だけど、アメリカはドルという通貨になっている。


日本円をリンゴで例えてみる


・10ドルで1個のリンゴが買える
・10ドルで5個のリンゴが買える
→この場合、1個あたりのリンゴの値段が低いのはどっち???

こう聞いてみると、分かりやすく円安と円高が説明できて、今の円安のせいで物価が高くなることも説明つくんじゃないかな?と思いました。

まぁ子供と触れ合う機会なんて無いので使う場面は無さそうですが………


自分がいない時に……

もうひとつ考え事。考え事というか嬉しかったことを思い出したこと。

ぽんるるさんは、自分がいない場面で自分の話題になっていることを知ると、何だか嬉しくなります(もちろん、悪口はいい気がしませんが)。


そんでもって一昨日。
note書き終えてInstagramのストーリーを見ていたら、自分が参加していない飲み会なのに勝手にタグ付けされていて、
自分がいないのに頭の片隅にでも、ぽんるる君の存在があるんだなぁと、何だか嬉しくなりました。

まぁ酔った勢いかもしれないけどね。そういうの嫌いじゃないですね。楽しそうな雰囲気が伝わってきました。


昨日の出来事

昨日は富山の常願寺川公園スタート。富山湾に沿って能登半島を東側より反時計回りに進みました。走行距離は315.7km。

結構走りました。その割にはイベント盛りだくさん。
あまりささっと書きたくないのですが、ささっと振り返って行きましょう(早く出発したい……)


朝イチで漁港の食堂

昨日は朝5:30に起きました。
旅に出ていると早起きが捗ります。

ささっと撤収して出発。車が少ない土曜の早朝を軽快に走り、日本海側を西に進むと射水市の新湊地区。
朝5:30から営業している漁港の食堂、きときと食堂があったので朝ごはんにしました。

1番安いのは、まかない漬け丼。味噌汁と漬物が付いてきませんが、500円。
漁港食堂の朝ごはんとしてバッチリな価格過ぎて、コレにしようかな?と思いましたが「白エビ天丼」という文字を見つけてしまったので、そっちにしました。お値段1,200円。
無職の癖して朝から良い御身分なこと…

白エビサクサク、タレも美味しかった!

かき揚げ的な感じで全部固まって出てくるのかと思ったら、1匹1匹が単体で揚げられていました。味は美味しかったですが、どうせなら倍の値段するけど、生の白エビでも良かったかな?と思いました。まぁ生の白エビなら東京駅の駅構内で食べられるんですけどね。
あと、味噌汁がすげー熱かった……笑


雨晴海岸

朝ごはんの後も富山湾に沿って西進。
しばらく進むと川を越えて高岡市。伏木地区になります。

信号待ちをしていたら後ろで、ドンッ!と音がしました。
振り返ってみたら、後ろ20mくらい先の反対車線で事故が起きていました。心臓に悪かったですね、、自分と接触しなくて良かったけど土曜の朝からかわいそうに…と思いました。


伏木を抜けると雨晴(あまはらし)が見えてきます。
雨晴海岸は、富山湾越しに立山が望める景勝地。以前、一度行ったことがありますが、その時は天気が悪く諦めました。

今回も……ダメだこりゃ

どうやら雨晴海岸にも嫌われているようです。しんどい。
晴れていたら海に浮かぶ小島の向こうに立山が見えて絶景です。


あと、ヨルシカのただ君に晴れ。のPVはここです


この曲は5年前の曲のようですが、いつ聞いても爽やかで気持ちの良い綺麗な曲だなぁって思います。自分の好きな曲の1つです。カラオケでは必ず歌います。

以前に雨晴海岸へ行った時は、前回のnoteで書いた昨年の初北陸ツーリングの時です。この曲が好きなので、PVの聖地巡礼を兼ねて行きました。
ヨルシカのライブには行ったことないけど、結構ヨルシカは好きだったりします。声がきれい……


七尾で2回目の朝ごはん

雨晴海岸は写真撮って「あーこりゃ立山見えねぇな」と少し肩を落として撤収。
いよいよ能登半島に入ります。

寒ブリで有名な氷見を越えていきます、冬じゃないので氷見は通過しました。冬になったら寒ブリでも食べに来たいですね。その時こそ雨晴海岸のいい景色も撮りたい…!!


そんでもって北上していくと、石川との県境になり越えた先は七尾市。
能登半島の真ん中辺り、ちょっと凹んでいる場所です。

道の駅能登食祭市場があったので、寄り道しました。
バイクだから海産物を買う気はないけど、せっかく来たから市場の中を見てみるだけ見てみようと思って寄り道。

面白い店がいっぱいありました、
特にナマコ専門店が見ていて面白かったです。ナマコ専門店って初めて見ました。
結構色々な部位を売っていたり、よくポン酢に付けて食べる身の部分と赤ナマコと青ナマコの2種類あることを知りました。

さらに進むと牡蠣がどっさり積まれている店を発見。すぐ剥いて生のまま食べられるようです。こんな売り方してたら食べたくなるじゃん……買い決定。

見つけてしまった、目が合ってしまった!

1番高い700円の牡蠣を食べました

手のひらよりちょっと大きいくらい

ビックサイズで濃厚、超美味しい!!!最高でした。
後は当たらないことを祈るだけです、生牡蠣ってガチャみたいなもん。旅の途中に腹下しは地獄なのでね…


花嫁のれん館

2回目の朝ごはんで大満足して再出発。

道の駅で周辺の観光スポットを探してみると「花嫁のれん館」という施設を発見。
花嫁のれんってJRの特急の名前だったけど、それの由来なんだろうなぁと気になって行ってみることにしました。

施設は新めで、中はそんなに広くないですが、受付をしたら係の人が付きっきりで説明してくれます。
…といっても10分程度なので「もう大丈夫っす」となることはありません。


花嫁のれんは加賀地域に古くから伝わる風習。
ざっくり説明すると、結婚する時に、暖簾の手前が実家側で超えた先が旦那さん側。旦那さんの家に染まりますよ!
という意思表示の儀式みたいな感じのようです。

暖簾は嫁さんの実家が用意しますが、使うのは結婚式の時の一度きりのみ。大抵使い終わったら押し入れの中に眠っていることが多いようです。

花嫁のれん館では、地域の人の家での眠っている花嫁のれんを定期的に借り回って展示をしているみたいです。

のれんの手前が実家側、奥が旦那さん側

ちなみに婿養子になる場合は、婿入りする側の実家が暖簾を用意するようです。

明治から平成までののれんも、展示されていました

明治から大正
大正から昭和
昭和から平成

近年になると赤が多めなのは偶然なのかな…?聞けば良かった!!

まぁそんな感じで、加賀地域の文化にちょっと触れられた気がします。面白かったです。


のとじま水族館

次は、のとじま水族館。
能登半島の真ん中辺り、凹んでいる部分が七尾市と先ほど書きましたが、その凹んでいる場所にある島が能登島。のとじま水族館は島の北側にあります。

水族館は、標津のサーモン博物館以来ですね。一般的な水族館は、美ら海水族館以来です。

美ら海水族館ほどデカくないですがジンベイザメがいました

サカバンバスピス
ホッケ
開きじゃないとこんな姿らしい。開いて干したい
イルカショー
アシカショー

とまぁこんな感じに楽しめました。全体的に美味しそうな魚が多かった気がします。
土曜日だったので人は多めでしたね。


声を掛けられ、宿決まる

のとじま水族館を後にして、能登半島の端っこ目指して進みます。

時刻は13:30。
道を間違えて道を確認するため止まったところ、後ろから来たおじいさんに声を掛けられました。
「日本一周してるんか?良かったらウチ泊まってけよ!!!」
本当は能登半島の先まで行きたかったけど、まぁテント立てなくて良いのは助かるのでご好意に甘えることに。

話を聞いてみると、
金沢市内に住んでいて、実家を別荘にして週末に戻ってきているようです。

実家なので古い家です、田舎のおばあちゃんに会いに来た!って感じの家でした、古い家独特の匂いがもれなくします。

「まぁちょっと休みなよー」
と言われたので休み、少し話をしました。
そのタイミングで、長野県富士見で雨宿りしていたら何故か貰ったナボナをお土産代わりにしました。

話がひと段落したところで、
やっぱり今日のうちに能登半島の先端まで行きたいなぁ…そうすれば明日は南下出来るし……という気持ちになったので、交渉しました。

まぁ、あっちから泊まっていけよ!と声掛けるくらい優しい人なのでダメと言われることもなく。
何なくOKを頂いたので、珠洲方面に行くことにしました。


珠洲と禄剛崎

時間を貰ったので、陽が沈む前にパパッと行きます。
能登半島の背骨の位置にある山に沿って最北端の珠洲方面へ。

そんでもって珠洲市街地にある、道の駅すずなりで休憩しました。
珠洲は昔ながらの海水を乾燥させて作る揚げ塩製法で作る塩作りが有名なようです。そんな塩を使ったソフトクリームがあったので食べてみました。

JAF割適用で250円、安い

ソフトクリームが丸っぽいのは珍しい気がしました。
スイカに塩理論と同じで甘いものには塩っぱさが加わると美味しくなるもんです。例外なく今回も美味しかったです。


道の駅すずなりを後にして、最北端の禄剛(ろっこう)崎を目指します。
今日、トライアスロン大会があるらしく、前日になる昨日は途中の道に、のぼりが立っていたり、自転車コースのカーブにはクッションが設置されていたり……
明日大会なんだなぁという雰囲気がすごくしました。

そんでもって到着。
禄剛崎灯台の目の前には直接行けないので、近くの道の駅狼煙にバイクを停め、そこから徒歩8分程度の坂道を上ります。

すごく芝生、テント立てられそう
灯台は背が低い

能登半島の最先端に、やっと到着!!富山からは200kmほどでした。クソ遠い!!!!

灯台の周りに鉄柵があり、のぼれそうな雰囲気ありますが、ここの灯台はのぼれません。
パシャっと写真撮ったら撤収しました。周りはまじで何もない……


白米千枚田

禄剛崎灯台を後にして、家に戻ります。

途中には、白米千枚田(しろよねせんまいだ)があるので寄り道。
ここは日本一の棚田です。日本の原風景そのもの、農業遺産にも認定されているようです。

時刻は18:00過ぎ。
ちょうど夕日の時間と重なり、夕陽越しの棚田や夕陽に照らされる棚田を見ることができました。

息を呑むほどの絶景とはまさにこのこと!!といっても過言ではないほどに、美しい景色でした。
わざわざ見に行く価値ある、素晴らしい景色でした


酔っ払いおじさんに絡まれる

白米千枚田を後にして家に戻ります。

戻ったら既にお湯を沸かしてお風呂を準備してくれていました。帰宅後すぐ風呂入れるのはめちゃくちゃ嬉しい……

のですが!!!!
お湯を沸かしてくれているはずなのに、沸かしている割には冷たい、体感温度30度くらい。
水風呂にしてはぬるく、お風呂にしては冷たい。真顔になるような温度でした。

しかも、シャワーの水圧が鹿おどしレベル。お話にならないレベルにチョロチョロと出てきます。
クソぬるいお風呂の水をシャワー代わりにしました。
こんなんだったら銭湯行った方が良かった気がする。

ご飯を用意してくれました。
これは食べられる程度には美味しかったです。

晩酌は日付が変わるまで付き合わされました。
酔っ払って気分よくなっているんでしょうね。ボクは早く解放されてnoteを書きたい。頭の中でそんなことを考えながら、結局は無理だったので翌朝に前日の出来事を書いています。


酔っ払ったおじいさんは、いかにも酔っ払ったおじいさんでした。やれマイナンバーか!!とかプーチンが!!!習近平が!!!!とか、、

タクドラ時代にいたわ、そんな奴。って思いながら、数ヶ月前の実車進行中に自分がやっていた振る舞いで対応しました。金貰ってないのに何でこんなことしないといけないの……

日付が変わった頃には眠くなってきたので、眠いから寝たいということで離脱しました。
晩酌が1番疲れた、こんなことになるなら1人でテント寝たかった。。

そんな1日でした


昨日の費用

きときと食堂
甘エビ天丼…¥1,200

道の駅能登食祭市場
生牡蠣…¥700

花嫁のれん館
入館料…¥500→2400

のとじま水族館
入館料…¥1,890

道の駅すずなり
塩ソフトクリーム…¥250→2140
(JAF割適用)

今日の費用…¥4,540
今までの合計…¥682,104
寄り道が多かったのでちょっと費用が嵩みましたが、晩酌と引き換えに夜ご飯代が節約出来たので、まぁヨシとしましょう



今日の予定

今日は金沢へ行きます。21世紀美術館に行く予定です。
美術館で結構時間取られると思うので、あまり進みません。そんなところでしょうか。

note書いたので、出発します。
今夜書くと思いますので、ぜひご覧くださいませ。それではまた!!!