日本一周旅行に向けて。お試しキャンプ前編

こんちわー、ぽんるるです。

念願の直通に乗った話

2023年3月18日、この日は神奈川県に革命が起きました。
相鉄東急直通線が開業し、新横浜駅が出来ました。もう新横浜に行くのに横浜線に乗る必要が無くなり、東横線から二俣川の免許センターに行くのも乗り換えなしで行けるようになった…まさに令和の文明開化。

開業初日は多くの人が利用し大賑わいのようでしたが、ぼくは仕事でした。底辺労働者には休みなんてありません、土日関係なしに会社にこき使われるのです、それが現実(ただのシフト制勤務)。

新横浜に行くときは、横アリや日産スタジアムでのイベント、新幹線に乗る時(小田原のこともある)、ごく稀にラー博。これのいずれかなので、意外と行きません。
そんなわけで、開業してから行きたいと思いながら行けていませんでした。

バケモノ電車にのりたい

相鉄東急直通線のダイヤを見てみると、土休日ダイヤの始発から2本目の電車にとんでもない電車があります。
海老名5:14発 特急小川町行き
相鉄線内特急、東急東横線内急行、東京メトロ副都心線内急行、東武東上線内快速急行。
小川町7:39着。115.4kmトイレ無しの直通電車です。相鉄と東急がつながったことで誕生したバケモノ電車。せっかくなら乗ってみたいじゃないですか!!
と、ぼくと同じことを考えた頭が狂った人のせいで初日はチー牛オタクをギチギチに詰め込んだ電車になったそうです。

始発前に海老名へ

2週間遅れで、その電車に自分も乗ることにしました。
どうせ乗るなら始発の海老名から終点の小川町まで乗り通したいのですが、自宅から海老名は距離があるので、仕方なくタクシーで海老名まで行くことにしました

バイクで海老名に行くと、小川町から戻ってきたら海老名から自宅までバイクを戻す必要があります。その日の午後に別の用事があったので海老名からバイクを戻さないで直接家に帰りたいと考えていたのでタクシーにしました。

海老名が5:14発なので、それに間に合うように4時過ぎに起きて、4:15には自宅を出ました。最寄り駅のタクシー乗り場に行ってタクシーが捕まらなかったらアプリで呼ぼう。呼ぶ時間も逆算したら4:15くらいに出ておけば間違いないでしょう、という考えです。

そしたら駅に向かう途中でタクシーが捕まりました、いい意味で想定外。お値段4,000円くらいでした。海老名から小川町に行くよりも倍以上高い。
タクシーが捕まったのが早すぎたせいで海老名駅に着いたのも早すぎました。まだ駅のシャッターが開く前、それはそれで困りました笑

いざ乗車

駅のシャッターが開いて改札内に入っても、乗る電車が来るのはさらに後。今度は駅のホームで待ちます。長いし寒い・・・
そんでもってやっと電車が来たのが5:05くらいでした。開業初日はオタクギチギチ電車だった特急小川町行きは、2週間も経てば流石にガラガラでした。同じ車両には自分以外に5人くらい。そのうち1人が撮り鉄のようで車内表示や行先表示器などデカい一眼レフで撮っていました。

ぼくは座席に座って発車時刻を待ちます。
電車は定刻通りに発車。早朝から2時間耐久の始まりです。

と思ったのも束の間、すぐに寝ました。早起きだったので超眠い。。次に起きたのが新横浜でした。なんかあっという間でした。
新しい開業区間を噛みしめるようにワクワクした気持ちも無いままに、なんか起きたら新横浜でした。
眠いのでまた寝ました、学芸大学でした。さらに寝ました、川越でした。もう少し寝たら、東松山でした。ここで眠気も飛んで目が覚めました。
なんかずっと寝てました。あっけなく終わったバケモノ電車乗車記でした。ずっと寝るだけだったら、わざわざタクシー使って海老名行く必要も無かった気がする・・・

お試しキャンプ

毎度のことですが、前書きが長くなりました。電車に乗った話だけで1,500字も使っているみたいです。文字の無駄遣い。

このnoteのメインはクソ長い前書きではありません。バイクで日本一周旅行をしよう!という旅の記録です。特にお金はいくらかかるのか?というところに重点を置いている…つもりです。
現在の自分はどういう状況かと言いますと、日本一周旅行に向けて大詰め段階。3月30日の出勤をもって仕事は辞めました、厳密には現在は有給消化中で4月15日が退職日となり最後の給料が振り込まれるのが4月25日です。

友達には4月に入って早々に無職イジリをされましたが、一応まだ24歳社会人男性です。逮捕されても会社員男性になります。4月16日からニートです、免許証を投げ捨てたら住所不定無職になります。

初のキャンプ主催

前回まで、日本一周旅行に向けた物品購入を進めていましたが、今回その道具を使って実際にキャンプをやってみた!!という話です。

前回も書いた通り、自分が主催するキャンプは今回が初めて。今までのキャンプは車の運転担当で「俺は運転したんだからお前らテント組み立てろ!メシも作れ!!」という立場でした。すごく嫌な奴です。

そんなわけでテントすら組み立てたことがありません。実践練習も兼ねて自分が主体となった練習キャンプをすることにしました。
初めてのキャンプがソロなのは心配なので大学時代の友達を召喚。彼は「キャンプに行ったことあるけれど、全部他の人がやってくれたから分からない」と的なことを言っていました。キャンプについて、まさかの自分と似たタイプ
少し不安でしたが、自分から誘ったしまぁ何とかなるっしょ!の精神で来てもらうことにしました。

今回のキャンプ場は奥多摩にある氷川キャンプ場
青梅線奥多摩駅から徒歩5分くらいの場所です。友達は都心から電車で来るとのことなので、電車で行ける場所を選びましたが、都心から電車で行くのには時間が掛かりすぎる場所だったなぁと後になって思いました。ごめん。

2日前…雨予報。

キャンプをした日は3月19日の日曜日でした。2日前に天気予報を見ると午後から雨降りの予報でした。
初のキャンプが雨降りなのはどうなんだろう・・・と思いました。友達にどうするか聞いたら「どっちでもいい」と言われたので、やることにしました。日本一周を4月には出発したいと考えると意外と時間が無い。逆算したら、この日にやっておきたい。という考えです。

とはいえ初のキャンプが雨降りな時点でちょっとなんだかなぁ・・・という気持ちになります。やっぱり気持ちの良い晴れた日にやりたかった。

1日前…遅番で仕事。

キャンプ1日前は遅番で仕事。14:00~翌朝8:00までの仕事です。途中仮眠を取りますが、それでも仕事を終えて自宅に帰り、すぐにキャンプに出発。という結構タイトなスケジュールです。自宅に帰ったら、すぐに再出発したいわけです。

と考えると、逆算したら仕事に出る前にキャンプセットを詰め込んでおくべきだったんですよね。
………そう、ぼくは愚か。帰ってきてから詰め込めばいーやー!!と先送りにしました。

当日…バッタバタ詰め込み作業。

はい、案の定です。
シートバッグ自体は最大で70L入る大容量ですが、テントにシュラフ、椅子にテーブルやシートなど。。色々詰め込んだら結構ギチギチになります、まるで開業初日の特急小川町行きのように(ここでしょうもない伏線回収)。この詰め込み作業が大変でした。シートバッグが大きいからラクっしょ!!!って考えていた出勤前の自分をタコ殴りしたい気分になりました。

友達は、あらかじめ電車の到着時間を教えてくれていたので、それに合わせてバイクで行くことにします。

なんとか詰め込んで出発。ちょっと料金が高いけれど圏央道を使えば10~15分遅れで友達と合流できそうです。
……と思ったのですが、肝心なことを忘れていました。夕食と朝食の買い出しをしておかないといけない!!!
まぁ途中でスーパー寄って買えばいいやーと思いながら、圏央道をかっ飛ばします。八王子を過ぎた辺りでポツポツ雨が降ってきました。雨合羽は持ってきましたが、高速に乗る前に着ていません、そして気づくのです。。自分の服装、寒い。ダウン欲しい。

買い出し

スーパーはスーパーでも、ダウンが買えるスーパーとなると絞られてきます。
ということで最短コースから外れますが、イオンモール日の出に行くことにしました。ユニクロが入っているのでウルトラライトダウンを買いました。ありがとうイオンモール、まじ助かった。。

そして次は買い出しです。
夜はスープパスタ、翌朝はホットサンドを作る予定なので、その材料を買い揃える必要があります。

普段行く自宅近くのスーパーならばどこに何があるか分かりますが、初めて行く広い日の出イオンはどこに何があるかさっぱり分かりません。
買い出しリストの順にあっち行ってこっち行って。。と、非効率な動きをしたせいで買い出しに30分くらいかかりました。

そして、なんとか材料の購入完了。
キャンプ場までのルートを再検索したら30kmの距離があり、45分かかるようです。
最短コースで行けば15分くらいの遅れで済んだものが、寄り道と買い出しで大幅タイムロス。結果1時間遅れました。まじで申し訳ない。
ただ彼は本当に心の広い人です。駅前に何もないド田舎で雨の中1時間待たされたにも関わらず、イライラしていませんでした。

前世、仏様??

完全に自分の計画性の無さのせいで、他人を巻き込んで大幅遅れでスタートしたキャンプ。キャンプ場に着いたのは17時前でした。遅すぎたせいでキャンプ場の受付は閉まっていました(本当は遅れる旨を連絡するべきだったのに連絡を忘れてた)。

まぁ料金は明日支払えばいいか!!ってことにして、キャンプスタートです。スタートの時点で何もかもグダグダ。自分が逆の立場だったら呆れて説教する気がします。
怒った素振りを見せない彼は本当に大人です。。

長くなったので、今回はこの辺で。
次回はテント設営からキャンプ飯、お試しキャンプで学んだことについて書きました。
後編に続きます