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AIと水紛争

世界的に今年の夏の暑さは異常ですね。朝7時は気温30℃、1日の最低気温が27℃! アリゾナ州ではアスファルトの道路で転倒したりすると路面が熱く火傷を負う事故まで起こっているようです。人間の横暴さに地球という自然が怒っているとしか思えません。

さてそんな夏、下記のニュースが目に留まりました。(下記題名クリックしていただくとニュース記事が読めます)

喉カラカラの人口知能。人間とAIは水を奪い合うか。

菊池渓谷

古代から人々は、飲み水の便の良いところに住居を構えてきたと思います。地政学なギフトは、お金で簡単に手に入れることができません。自然に畏敬の念をもって感謝することを忘れずにいたいものです。

第一次産業革命以来、経済の発展は交通インフラに誘導されてきました。鉄道、高速道路、空港。最新の交通手段はドローンタクシーになりそうですね。

ドローンタクシー(大阪万博までに間に合う?)

情報社会になって、その旗手は通信インフラに変わってきました。電話はアナログ、デジタル光有線から5G無線を経ながら衛星通信にまで拡大しつつあります。

繋ぐ「交通」インフラに対して、記事になっているデーターセンターは、「駅」に例えることができます。会社や個人が使うパソコンは、小さな駅というかサービスエリアにでも例えられるでしょうか?

データーセンターという「駅」建設には、水、電力供給に廉価な土地と天災が少ない。そして、当然「交通」インフラで繋がることが要件になります。

シアトルから4−5時間以東のワシントン州内陸部は、米国企業のデータセンターで賑わっています。廉価な土地、涼しい気候、電力が安い、コロラド川が流れている。通信インフラの駅は、都会でなく地方に経済効果のチャンスがあるように思います。

石油でなく水が国際紛争の引き金になるような時代にはなって欲しくないですが、水がただという神話で暮らしてきた平和ボケの日本は、世界情勢と経済の裏側で進行しているバランスにも目配りするのは国際ビジネスパーソンだけでなく、国民レベルで必要だと思った記事でした。

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