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タイ・ミャンマー一人旅2020.1/6~11⑤5日目

ミャンマーのバガン2日目です。今日は気球サンライズツアー行ってオールドバガンをめぐる予定です。

4:30起床。5:10にホテルにツアーの車が送迎に来てくれるらしい。朝早い!外はまだ暗くてちょっと肌寒い。こういうツアーの車の送迎って時間より少し早めに来るもんだと勝手に思ってたから、20分前くらいからスタンバってた。でも結局来たのは5:13くらい。どうやらおれが一番乗りらしい。まだスタッフしか車に乗っていなかった。乗り込む。

順番にツアー参加者のホテルに送迎に行く。2人組で参加している人ばかりで、2人ずつ車の乗車人数が増えていく。欧米の女性2人組やカップルばかりだ。1人日本人はおれしかいない。なんだかちょっと恥ずかしいな。こういう時だ。誰かもう一人そばに居てくれたらなと思うのは。
ちなみに寝坊した人へは容赦しない。ホテルの前に立っていなかったら普通に置いていくスタイル。おれ早めにスタンバっててよかったー笑

30分~1時間ほど車を走らせると、なんか広場に到着した。そこには気球がいくつかあって、「ここか」とおれはつぶやいた。
すでに到着している人たちも何人かいた。8人掛けくらいのテーブルがいくつかあってみんなそこに座ってじっと待っていた。
おれたちのグループも空いている8人掛けのテーブルに座る。

他のバスからも続々と人が来て、テーブルに8人がかけることに。おれの目の前にはすでにおじさんが一人で座っていた。50代くらいの白人男性だ。その人がおれに話しかける。「どこ出身?」
日本と答える。しかしおれは英語が全然できないためそれ以上の会話ができず、向こうも「あ、こいつは話さない人だ、絡むのやめとこ」って思ったに違いない。それから一切誰とも会話することはなかった。いやーきちいね。

テーブルにクロワッサンと丸いパンがあってコーヒーをもらった。そしてトイレに行きツアーがスタート。ツアーを率いる60代くらいのおじさんが話し始めた。「英語の人ー?」「それ以外の人ー、は何語?」みたいな。みんながその人のジョークで笑う。おれもなんとなく合わせて笑う。「じゃあこのグループのみんなの名前確認するね」ってなっておれの番が来ておれ名前言ったら、「なんかなげえな笑」みたいな感じでいじってたけど、「はは笑」と笑うことしかできなかった。

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さて、おれ以外のみんなの親睦が深まったところで、いよいよ気球に乗る時間だ。

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今回はGOLDEN EAGLEという気球に乗る。いやーわくわくする!楽しみだ!あたりもだんだん明るくなってきた!夜明けは近いぞ!

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出発。グングン上っていく。いけいけ〜!

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あっという間にかなり高いところまできた。お日様も上ってきた。

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オールドバガンを一望。みんな写真撮る。おれも写真撮る。写真撮る時にふと気づいたことがあった。おれはリストバンドをスマホにつけてスマホが気球から落ちないように注意してたけど、おれ以外のみんなは特に何もつけず身を乗り出して写真撮ってた。スマホ落としたらどうしようとかそういう感覚ないのかな。。すげえな、感覚の相違。

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みんな写真をSNSで誰かに送りまくってる。スペイン語を話す女性が、「絶景をバックに私の写真撮って!」とおれにお願いしてくる。快く引き受けスマホを受け取る。見たことない機種だった。拡大とか縮小の操作方法が全然わからない。画面もなんか明るすぎてこれじゃただのその人のドアップの写真だ。それで写真撮るもいまいちすぎて、その人に苦笑いされる。はあ、やっちまった。落ち込んでいたが、そのあとまたリベンジチャンスをいただき、今度はちゃんと撮れた。ほかの人もおれに頼んでくれてちょっと嬉しかった。ただ、おれのも撮って!という勇気はなかった。みんな少しずつ意気投合していく中、おれだけ残された感じ。

そんなことがありつつ、お日様がいい感じに上ってきた。

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この景色を見ておれは泣いてしまった。すご過ぎるんですけど!(iphone6sで加工なしです)
生きててよかった。おれの人生の中で1番の絶景だ。なんか色々あったけどここまで来れて本当に良かった。なんか、夢みたい。
景色を堪能していよいよ終わりの時がきた。気球が着陸。
いやー良かった。

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このツアーはまだ終わりじゃない。「みんなで朝食タイム」が残っている。気球でみんなの親睦も深まってきたところで、今回の気球サンライズツアーの感想をシャンパン片手に語り合おうじゃないかというやつだ。
とりあえずお腹空いてきたし、余韻がすごいし、シャンパン飲めるなんて最高だとテンション上がってた。

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みんなで乾杯。

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談笑タイム、スタート。みんな結構テンションも上がってるせいか盛り上がる。おれ、みんな何言ってるかよくわからなくてずっとニコニコしてた。みんなさっきより仲良くなってる。やばい全然話に入っていけない。そこで気をつかってくれたのか一人旅行の白人男性がおれに話しかけてくれた。「日本に一週間旅行行こうと思ってるんだけどいくらくらい必要かな?大体でいいよ。」と聞かれる。ドルで答えるのに慣れてなくて「飛行機代が2万5000円くらいで、」って言おうとしたら「250万円」と言ってしまった。amazing!と言われ、それ以降口を一切きいてくれなくなった。あとはその人が話を回しつつ、スペイン語で盛り上がる人たち。その人は英語だった。ツアーガイドの人と意気投合していた。会話を聞いてるとどうやら学校の教授をやっているようだ。科学的なことを教えているらしい。かしこじゃん!
そんな感じで朝食タイムは終わる。

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最後に記念の賞状みたいなやつもらう。

送迎バスで帰路へ。帰りもおれが一番最初にホテルに送られた。最後にみんなにバイバイした。全然馴染めなかったのにみんな笑顔でバイバイしてくれた。嬉しい。でも悔しくもあり。もっと英語喋れたらどれだけ素敵な交流ができたことか。いろんな国の人と喋れる絶好の機会だったんだぞ、、!もっと英語頑張ろうと思いました。
いやーてかこのツアー最高だったな。本当に来てよかった。あの絶景は目に焼き付けた。絶対忘れない。

ホテルのフロントの人に聞いたけど、今朝はとても快晴で気球にとってベストコンディションだったそう。雲一つないなんてスーパーラッキーよ!って言ってた。ちなみに翌朝は雲が出ていたみたい。おれっていつもそう。ツイてるんだよな。

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9:00
なんか子ども乗せた馬の列が音楽を流しながらホテルの前を歩いていた。気になってホテルを飛び出そうとすると、受付のかわいいスタッフさんがそのおれの様子を見て、笑いながらHi!と挨拶。めちゃくちゃ嬉しかったなあ。キュンときた。

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10:00〜
バガンツアータクシーの旅スタート
ニャウンウー、オールドバガンなど。
寺院をたくさんまわった。いろいろ英語でガイドしてくれたが7割くらいしか言ってることわからない。
とにかくたくさんまわるからめちゃくちゃしんどかった。でも一人でEバイクとか借りてたらたぶんこんなに効率よく回れなかった。ハイライト特集みたいな感じでまわってくれて助かった。このタクシードライバーとてもいい人。

パガンビューポイントバガンの入域料取られる。再び。入域証持ってくんの忘れた。。
持ってなくて3000円取られた。寺院やパゴダで払わなくちゃいけない。あとで空港で調べたら2500チャットだったからちょっとぼられた。?

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ここでランチタイム。遺跡を見ながら。

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うまかったなあ。
まだまだタクシー旅。

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マーケットみたいなところに辿り着く。

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16:00まだまだ散策。遺跡巡り!マーケット付近を歩いてまわる。
ある仏塔付近で風鈴を売ってる女性2人組に遭遇。一人はたぶん30代後半から40代くらい。もう一人は10代後半。仏塔の中の説明をしてその後に風鈴を売るという作戦。買ってあげてその後に、「おにいさん、かっこいいね、何人ガールフレンドいるの?」って笑いながら聞いてきてウケた。でも嬉しい。買い終わった客に用はないはずなのに、そうやって話しかけてきてくれるなんて。こういうところで商売してる人たちになんとなく観光客を食い物にしやがってみたいな感じで今まではみてたけど、ちょっと見方が変わった。心は綺麗なんだと思う。他の日経観光客は、鬱陶しいなみたいな感じで突っぱねてて、ちょっと悲しくなった。

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16:45
一通り見終わって喉乾いたなって思って水飲んでたらドライバーが、ココナッツ飲む?って聞いてきた。ココナッツ飲んだ。10歳くらいの女の子がココナッツを包丁でカットしてくれた。
こういう女の子たちがたくさん働いてるのを見かけるけどいつもそうなの?って聞いたら、いつもは学校。アフタースクールにお母さんのお手伝いで行くらしい。それなのにこれだけ必死に売りつけに来るのはどういうモチベーションなんだろうと思った。

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17:00
ニャンラパットポントの丘でサンセット見に行く。人がたくさん来てた。
15歳前後の女の子がスカーフを売りつけにきた。20ドルで絹100%、10ドルで絹とコットン50%ずつのやつを。腰にも巻けるしテーブルクロスにもなるとのこと。めちゃくちゃしつこい。最終的に10ドル!ってめちゃ言ってきた。あなたはいっぱいお金持ってる。これ高くない。これ買ってくれたらわたし幸せになれる!って言ってきて、ほんとそれな、でもいらないんだよそれはって思った。断って別れて、サンセット見終わった後にまた会って、10ドル!ってめちゃ笑いながら話しかけてきて、ああ根はほんと純粋でいいこなんだなって思った。
10歳前後の女の子がポストカードを売りつけにきた。おれのことでかい声でジャパニーズ!って呼ぶから周りの人めちゃ見てきて恥ずかしかった。10枚セットで1000チャット。透明のカードケースが縦に連なっている。その横で8歳前後の男の子が似たような形のケースに自分で描いたであろうバガンの絵を持って2ドル!って顔を見上げながら言ってきたのが最高に可愛かった。絵のクオリティが子どものお絵描き、絵本みたいな感じ。でもにしてはうまいなくらいのやつでほんとかわいい。買いそうになってしまった。

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しみじみとした気分。今日はタクシードライバーと1日一緒だったから疲れた。英語でずっと会話するのってめちゃ疲れるんだな。

19:30〜
飯はタクシードライバーおすすめの7sisters。次の日もタクシードライバーと一緒に11:00〜ポッパ山にいく予定だったからお勧めしてくれたお店行っとかないとなと思って。
店内はいい感じの雰囲気。欧米の人しか来てなかった。

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21:00〜
ローカルのコンビニでTigerビール2缶買ってホテルに戻って、シャワー浴びて酒飲みタイムすることに。外は暗いし野良犬歩いてる。。

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旅の思い出・余韻と酒が脳内でブーストして完全にキマった。最高に気分が良かった。途中寝落ちした。0:00くらいに目が覚めて残りのビール飲み干して就寝。幸せだ。

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