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2022年の生き方

年末年始、義実家に絶賛帰省中。

気を使うし、退屈極まりない帰省ではあるが、福祉職場でもなくママ友関係でもないコミュニティ内で、いろんな情報交換ができる事はありがたい。

親戚には、外資系勤務&国内大手勤務、MBAホルダーもおり、今の時代を賢く生き抜いている人々が何を考えて生きているのかを知る、良い機会になる。

彼らはとにかく合理的である。仕事でもプライベートでも。

情に流されて、自分が苦痛を被ったり、我慢を強いられるのを、心の底から馬鹿馬鹿しいことだと考えている。

わたしが今の仕事について、手間もかかり、神経をすり減らし、スキルもつかず、給与も低い仕事で悩んでいること。4月から子供の進学と仕事の両立で、時間的に辛くなる事をポロっと話したところ、

「転職したいと考えてるなら、いっそのこと、子供のための在宅勤務など、自分の希望をガンガン言うべき。好きなようにやってよし。同時進行で転活をし、好条件の仕事があれば、さっと転職。べつに、会社が自分の希望をきいてくれたからって、そこに恩義を感じて勤め続ける必要なんて、ない」

「そういう業界は、求人募集しても次々に応募者は現れないだろう。人がやりたがらない仕事を受けてやってるんだから、給与は高くもらうべき。それがダメなら、辞めろ」

と。まぁ、スパッとその通りだよな、、という意見を次々に貰った。

結局、心の優しさとか、ブランクある負い目とか、人に認められると満たされる自己肯定感の低さが、自分をさらに苦しい状況に追い込んでるんだなと思った。

彼らは逆に、人への思いやりとか、優しさとか、細やかさに欠けてるタイプの人間達である。全く尊敬は出来ない。しかし、自分の快適さや生きやすさを手に入れる能力には人一倍長けているのだ。

本当は、両方がバランス良く備わっている人間がベストなのだろうが、、。

わたしのことは、自分達の足元にも及ばない器用貧乏タイプだと思ってるんだろうなと思う。悲しくて悔しくなる。

ただ、そんな事はどうでもいい。

とにかく、自分で誇りを持てる仕事、そして自分で納得できる対価を得られる職を得る!目標はそれのみ!

やはり、相手に合わせて何かしてあげるという福祉の仕事は、自分には向いていない。

もっと、集中して何かを突き詰める仕事、日々の学びが見える形で実力につながっていく仕事の方が良いだろう。

今年の目標は、この業界から抜け出し、階段を上に登る事!

思えば、20年ほど前、、地方都市の小さなマンションの一室で、自分は絶対に外の世界に出る!、こんなヤンキーだらけの環境は嫌!と、必死に勉強していた自分。地頭は中の上レベル、けれど根性だけはあった。

猛勉強の甲斐あって、一流といわれる大学に合格し、実家を出、卒業後は小さいながらも海外出張に飛び回らせてくれる企業に就職した。

パワハラモラハラ全盛期ながらも、必死に前に進んでいた。あの時の自分に、20年後アナタはこんなふうになるよ、、なんて現状を言えるだろうか。

過去の自分を裏切りたくないのだ。そして、自分の背中を見て成長している娘達にも、毎日自信を持って笑顔で生きている母親をみせたいのだ。

息苦しさから逃れるには、前に進むしかない。




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