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蟲神器デッキ紹介 ぶっとびアグロ

こんにちは!ぽんぽろです。
今回から蟲神器のデッキやコンボを思いついた時にnoteに投稿していこうと思います。初投稿で拙い文章ですが、よければ最後までお付き合い下さい。


デッキリスト

今回は私がLR無しで組めるデッキの中で1番安定感のあるデッキだと思っている「ぶっとびアグロ」について解説していきます。
LR無しで組みやすく、現時点で使用者がほぼいないため、良ければこれを機に使ってみてください‼️

デッキリストはこちら

ぶっとびアグロデッキリスト

現環境(2023年5月時点)では、対戦後半に蜉蝣の閃き玉響の蠢き、でニセハナマオウカマキリテナガカミキリなどの強力な虫を低コストで大量に召喚しターン終了時に破壊されるところをリオックの<エサにする>を使って追加で攻撃し、一気に7~8回攻撃して逆転する「玉響ワンショット」と低コストの虫を大量に出して早期決着を目指す「アグロ」の2種類が特に強く、使用者も多いため、この2デッキに安定して勝てるデッキを目指しました。

実際、アグロ対面は安定して勝てるうえ、玉響ワンショット相手にも最後の縄張りでゴライアスを出されなければ勝てます。(このパターンはどのデッキでも基本勝てないため切っていいはず。)

デッキの採用理由

それではそれぞれのカードの採用理由について解説していきます。

モンシロチョウ、モンキチョウ各2枚

モンシロチョウ(左) モンキチョウ(右)

おなじみの<紋章>持ち2匹が揃えば双方の火力が400となり、低コストの虫及び多くの赤の虫を撃破できるのが強みです。

マメコガネ2枚

マメコガネ

上記のモンシロチョウ、モンキチョウは採用率が高いため、1コストで対策できるカードとして2枚採用。

クロヤマアリ2枚

クロヤマアリ

アリの大群は自分のバトル場の蟲の数だけ火力が上がります。
このデッキは、後半に虫を4〜5匹並べるため、400〜500の火力が見込めます。
キーカードのため2枚採用。

コカマキリ1枚

コカマキリ

1コストで火力が出せる虫がもう1枚欲しかったため1枚採用、攻撃の手数を増やしたり、共食いで低コストの虫を撃破できる点が強いです。

ナナフシモドキ2枚

ナナフシモドキ

このデッキのキーカード。
<擬態>による行動保障とゴライアスを1匹で撃破可能な点が強力です。
序盤に欲しいため2枚採用。
詳しい使い方は立ち回り解説の時にします。

リオック1枚

リオック

<エサにする>で0コストで出してトドメの一撃をするために使います。対戦中に2回使いたい場面は無いため、1枚採用。
リオック2枚入れたい派閥の人は後述のヤブキリを1枚減らして入れるかなぁ💦

対魔の蚊遣り火2枚

退魔の蚊遣り火

1コストの虫では処理が難しい高耐久の虫に対してや、相手の縄張りラスト1枚で<とびだす>が来た時に即除去して残った虫でトドメを刺す、虫を除去しつつ相手の手札を増えるのを防ぐ、擬態王台の王台持ちを破壊など、多くの役割があるため2枚採用。

ゴマダラカミキリ、ヤブキリ、ゴライアスオオツノハナムグリ各2枚

ゴマダラカミキリ(左) ヤブキリ(中央)
ゴライアスオオツノハナムグリ(右)

このデッキは、<とびだす>に重きを置いているため、高ステータスのとびだすを各2枚の計6枚採用
こうすることで<とびだす>確率は92%となるため、ある程度信用できる確率となります。
5枚では87%となりますが、個人的に9割を超えないと信用できないと考えています(だいもんじ、ハイドロポンプは当たらない)
ゴライアスヤブキリは素出しして戦う場合があるため、複数手札に来た場合はゴマダラ>ゴライアス>ヤブキリの優先順でチャージすることを覚えておきましょう。

立ち回り解説(先行、後攻の選択)

このデッキは相手や手札に応じてやることがかなり変わるため、注意が必要です。
先行後攻どちらがいいかは、相手のデッキや手札で変わります。

相手のデッキがわかっている場合
玉響ワンショット→後攻
アグロ→後攻
擬態王台→後攻
赤単→後攻
ミッドレンジ→先行(サバクトビバッタ警戒)
グッドスタッフ→先行(上に同じ)

(追記)

「玉響ワンショット」、「アグロ」、「擬態王台」対面は相手の手札を枯渇させることを優先するため、ドローさせないために後攻を取ります。(ミラーも同様)
赤単はミツツボアリを出された場合に返しで倒せると大きいため後攻を取り、「ミッドレンジ」、「グッドスタッフ」系統は先に場に残るサバクトビバッタを出されると一気に不利になるため、相手のエサを貯める速度を抑えるために先行をとりましょう。

とはいえ、相手のデッキが対戦前からわかることは基本無いため、相手のデッキが分からない場合は手札に<とびだす>ナナフシモドキがいる場合は、<とびだす>をチャージしつつナナフシモドキ召喚を目指すため先行、それ以外は後攻をとれば大丈夫です。

対戦中のプレイング・注意点

ミッドレンジ、グッドスタッフ等、エサを貯めて直接召喚するデッキの場合

→対戦序盤に手札が増えるメリットは他のデッキと比べて少ないため、1コストの虫でひたすらに攻撃するアグロの動きをすればそのまま押し切れます。

アグロ等、小型の虫を複数出すデッキの場合

→常に相手の虫を倒し続け、縄張りへの直接攻撃は一切しないことで手札切れが起こるため、そのタイミングで複数体虫を出して仕掛ければ勝てます。

玉響ワンショットなどのカウンター系統

先にモンシロモンキなどで小突いて来る場合
→それらだけ先に撃破、アグロ対面同様決め切れるターンを除いて縄張りへの直接攻撃はしないことを意識しましょう。

先殴りしてこない場合
→最初に出す虫は必ずナナフシモドキになる様に調整し、ナナフシモドキで直接攻撃する。相手が虫を出してくるまではナナフシモドキだけで戦い、<とびだす>が来た場合は追加で虫を出して攻撃したり、対魔の蚊遣り火で処理します。こうすると、1ターンで縄張りを全て取る+直接攻撃できるだけの手札とエサはほぼ揃わないため、仕方なく虫を出すしかなくなります。そこで、それらを撃破して、決め切れるターンが来た時にトドメを刺すようにしましょう。
また、なるべく決めきれるターン以外は体力300以下の虫を2匹以上出さないようにすると、テナガカミキリニセハナマオウカマキリに2枚取りされなくなるため、より安定して戦えます。

また、相手の残りの縄張りが4枚以下で相手の<とびだす>が出たときに対処出来ない場合は、攻撃前の虫が残っていても攻撃しないことも覚えておきましょう。

とびだすケアのプレイング

相手のエサ場や捨て札をよく確認し、とびだす可能性がある虫に目星をつけましょう。

ゴライアス対策のナナフシモドキ、ゴマダラ対策のクロヤマアリをなるべく最後に攻撃するように心掛けましょう。

自分の残りの縄張りより場に出せる虫が多い場合は迷わず出しましょう。(余分な攻撃回数を相手に要求できるため)

この辺りを徹底するとこのデッキでかなりの勝率が出せると思います。

ぶっとびアグロの弱点

ここまで散々強い点や立ち回りを解説していきましたが、当然弱点もあります。
それは、エサの加速手段がないため、早々にサバクトビバッタを召喚され、エサを破壊されるとヤブキリ、ゴマダラカミキリの<とびだす>でしか対応できない点と、高ステータスの虫に対しては退魔の蚊遣り火で対策しているため、高耐久の虫に空蝉の皮鎧を付けられると突破がかなり厳しくなるという点です。
そのため、上記2つに対しては、守りを捨てて早期決着を決める必要があります。
逆に言えば、相手のデッキさえ分かっていれば、ほぼすべてのデッキに対応できるため、BO3(2本先取の3番勝負)では、トップクラスのポテンシャルを秘めたデッキだと考えています。


追記:2弾環境のぶっとびアグロ

蟲神器の2弾が発売されたことで、環境が大きく変わりましたが、ぶっとびアグロの強さは未だ健在です。

おまけとして2弾のカードでぶっとびアグロと相性のいいカードも一部紹介します。
これらを参考に自分の手に馴染むデッキをぜひ探してみてください。

ジグモ

ワザ「かくれる」により、相手の場に虫がいない場合は縄張りをとりつつ裏返ることにより、次のターンまで確実に生存することができる。
このカードを入れることで、対ワンショット時の動きを2エサから始めることができるほか、相手の最初の縄張りからとびだした場合もある程度ケアできる点が魅力。


ジョロウグモ

ワザ「蜘蛛の巣」により縄張りをとりつつバリアを張ることができる。
ナナフシモドキと違い、出した返しの生存率はやや低くなるものの、出した次のターン以降も生存率を高く保てる点が強力。


チッチゼミ

待ち望んだ1コストのとびだす持ちの虫。
とびだすの成功率を上げつつも速攻の動きをする際の手札が揃いやすくなる点が魅力。


カレハバッタ

2コストの擬態持ち。
擬態による生存率の高さと1コストを倒せる点が魅力。
速攻に寄せたい場合は積極的に採用したい1枚。


プラチナコガネ

ワザ「シロガネタックル」により相手のエサを裏返し蜉蝣の閃きや瀬戸際の虫時雨を制限することができる。
相手の安易なエサ置きを咎められる点が強力。


電気虫の稲妻

2コストで1000ダメージ与えることができるスターターの塵芥虫の爆熱弾と先程紹介した退魔の蚊遣火の中間の様なカード。
蚊遣火と比べて安くなった1コストで追加の動きを狙える点が強力。
流行りの虫の耐久ラインに合わせて蚊遣火と稲妻のどちらを採用するかを判断しよう。


金色の顎門

0コストで虫の攻撃力を500増やせるカード。
弱点計算は最後に行うので、弱点を突いた場合は1000ダメージ分の働きをするため非常に強力。
うまく使うには低コストの虫の色の配分が重要なため、よく考えて採用しよう。


終わりに

このデッキはLR無しで組めることに加えて、プレイングが難しい代わりに蟲神器の面白い要素(とびだす、リオック、手札や盤面の管理)を全て体験できる楽しいデッキとなっているため、色々な人に使ってもらい、蟲神器の奥深さを体験してほしいと思い、noteを書きました。
LRが全然無くて作りたいデッキが組めなかったり、面白いデッキを探している人の参考になれば幸いです。

追記:うれしいことにこの記事が非常に好評で、既に多くの蟲主に認知&愛用されたり、蟲神器の動画でおなじみの蟲和陣伝さんに出演&デッキ紹介される( https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=Iw-OiffrQ6s  )など、予想以上に影響を与える形となりました。
文字だけではイメージしにくい具体的な動きはぜひ動画で確認していただけたらと思います。

また、2弾環境の新しいデッキタイプの「サナギツールボックス(STB)」の記事もご覧いただけると幸いです。
( https://note.com/ponpo_ro/n/n32729d0aba3c )
今後も面白いデッキを作れるように頑張ります。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

皆さんよい蟲主ライフを~!

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