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【ペルー旅行①~ペルーに行きたいと思ったら~】ペルー旅行の見どころや日程の組み方

「マチュピチュ行きたいけどどうやって行くの??」から始まったペルー旅行

2024年2月、夫と二人で南米はペルーへ旅行に行ってきました。

マチュピチュに行くのが私の人生の夢の一つだったので始まった今回の旅行。
しかし行きたい気持ちだけで「ペルーってどんな国?」「一通り回るには何日いるの?」「どう日程組めばいいの?」…とわからないことだらけだったので、同じような状況にいる方の参考になればと思い、私たちの旅の記録をnoteに残しておこうと思います。


ペルーの見どころ

①リマ

ペルーの首都、リマです。
かつてスペインの南米支配の拠点になっていた街であり、旧市街は「ここはヨーロッパか!?」と思うような綺麗な街並みが残っており、世界遺産に登録されています。

旧市街の街並み。人がいっぱい

一方で、新市街の「ミラフローレス」には高級ホテルやショッピングモールもあり、都会的な街が形成されています。

海が見えるショッピングセンター「ラルコマール」
ね、都会でしょ(でも実は街中でリスが走っていたりもする)

②ナスカ

皆さんご存じ、地上絵で有名なナスカもペルーにあります。
地上絵が描かれた目的は今でも解明はされておらず、謎の残る世界遺産。
近隣の空港からセスナで飛び立ち、上空から鑑賞することが多いようです。

ナスカの地上絵は英語では”Nazca Lines”
その名の通り線がたくさん引かれており、実は見つけるのが大変な地上絵も

③クスコ

インカ帝国の首都であったクスコ。この街も世界遺産に登録されています。
初見の感想は「赤っ」というくらい、赤瓦であふれた街でした。スペインの侵攻の際にインカ帝国時代の街が破壊され、コロニアル様式(植民地様式)の街に様変わりしたそうです。
美食の街としても有名な、大きな街です。

高台から眺めたクスコの街

④マチュピチュ

ペルーに行って外す人はいないであろう、世界でも有数の人気の世界遺産マチュピチュ。私も旅の最終目的地はマチュピチュでした。
また記事にできたらいいなと思いますが、最初にマチュピチュの姿を自分の目で見たときは言葉にならない感動が押し寄せてきました。
行くまでのハードルが高かったからこそ、見れた時の感動は大きかったです。行きたい人にはぜひ行けるうちに行ってほしい世界遺産です。

リャマにも会える

そのほか、今回は行けませんでしたが下記のような見どころもあります。

・チチカカ湖:琵琶湖の12倍もあるという大きな湖で、ウロス島という葦でできた人工の島があり、ウル族という民族が暮らしている
・バジェスタ諸島:アシカやペンギンが大量に暮らす島

ペルー旅行の日程の組み方

今回の出典はるるぶペルー(2018年)です。
結婚式で地球の歩き方を模したプロフィールブックを作ったのにるるぶかい!と自分でも心の中でつっこんでましたが、ライトに概要やモデルプランを知りたかったので今回はるるぶを旅のお供にしました。

さて、るるぶで紹介されているモデルプランは合計8日間。日本からの出国~日本への帰国まですべて含めて8日間です。

1日目:日本出発~リマ到着
2日目:リマ観光
3日目:ナスカ観光
4日目:クスコ観光~マチュピチュへ
5日目:マチュピチュ観光
6日目:クスコ~リマへ
7~8日目:リマ~乗り継いで日本へ

るるぶ掲載モデルプラン

ただ、色々と飛行機や電車等の時間を調べたところ上記の通りのプランは組めなかったため、私たちは下記の通りの日程で動きました。
ペルー部分については、るるぶのプランより1日余裕を持ったプランにしています。

1日目:日本出発~ロサンゼルス乗り継ぎ~リマ到着/リマ泊
2日目:リマ市内観光/リマ泊
3日目:ナスカ観光/リマ泊
4日目:リマ~クスコ~マチュピチュへ移動/マチュピチュ泊
5日目:マチュピチュ観光/マチュピチュ泊
6日目:マチュピチュ~クスコへ移動/クスコ泊
7日目:クスコ市内観光、クスコ~リマへ移動/機内泊
8日目:深夜便でLAへ~ロサンゼルス観光/LA泊
9日目:ロサンゼルス観光/LA泊
10~11日目:ロサンゼルス~日本へ

私たちのプラン

ここからは、プランニングのポイントとなる点をピックアップしてご紹介します。

日本からペルーまで

日本からペルーへの直行便はないため、どこかで乗り継いでいく必要があります。その時々によって価格は変わるのでまちまちですが、、、
私たちは時間とお金のバランスがとれたロサンゼルス乗り継ぎにしました。この時安いのはオランダ乗り換えなどヨーロッパ経由でしたがさすがに合計36時間とかはきつすぎるので…。

日本→LAXはZIPAIRで。
以前ZIPAIRの搭乗レポートも載せたので気になる方は見てみてください!
LAX→LIMはLATAM航空で。
LATAM航空の予約サイト、予約時に誕生日が自動で1日前になるという恐ろしいトラップがしかけられていたので困る人が出ませんよーに!ちなみに私のスマホからはHPすら開けませんでした(笑)飛行機とる段階で南米の洗礼を受けた気がした。

リマとナスカはセットがよさげ

せっかくペルーまで行くならナスカの地上絵も見てほしい!
ナスカへの行き方は色々と調べたのですが、飛行機の時間など不明瞭なことが多く、現地のオプショナルツアーを申し込みました。
リマのホテル発着のツアーが多いので、リマのホテルで2泊して、リマ市内観光とナスカの地上絵観光を組み込むと良いと思います。

ナスカの地上絵はツアーがおすすめです!私たちはHISの日本語ツアーに申し込みました。他社は英語ツアーが多く、さらにHISの方は価格も安かったので良かったです。
砂漠のオアシス「ワカチナ湖」も連れて行ってもらえて、そこでしたサンドバギー&サンドボードもすごく楽しかったです!個人じゃ湖まで行ききれないと思うのでツアーおすすめ。(ナスカの地上絵は色々と辛すぎて砂漠の方が100倍楽しかった…笑)ちなみにサンドバギーなどアクティビティは有料オプションです。

クスコ→マチュピチュは季節によって行き方が異なる

マチュピチュの玄関口となる街はクスコです。
日本から行くと最初に着くのはリマかと思いますが、リマ→クスコはフライトもたくさん出ているので、朝早めの便で行けば問題ありません。私たちは8:45リマ発10:10クスコ着のLATAM航空便で行きました。
(リマ→クスコはバスでも行けますが1日がかりになるので飛行機が基本かなと思います)

クスコからマチュピチュまでは、私たちはペルーレイルで行きました。
雨季と乾季で”電車のみ”か”電車&バス”かが異なってきます。

私たちが行った2月は雨季だったため、クスコからマチュピチュまで電車一本ではいけませんでした。クスコからオリャンタイタンボ駅まではバスで行き、オリャンタイタンボにて電車に乗り換えてマチュピチュ村へ向かいました。

クスコ市内のワンチャック駅というところから出ますが、こちらは市内にあるのでアクセスしやすいです。乾季でクスコから電車に乗る場合は、タクシーで30分くらいの場所に出発駅があるらしいです。

ワンチャック駅はGoogle mapではこちら。"Estacion Wanchaq(エスタシオン ワンチャック)"と言えば迷っても現地の人はわかると思います!

こんな感じの入り口でした。街中にあるよ!
駅のホームは旅情があって思わず記念撮影してしまう。
このバスに乗ります。なんか空調が弱くて暑かった。そしてバスは綺麗だけど足の置き場がなくて狭かった、、、
オリャンタイタンボに着いたら係員の人が看板を持って歩いてくれるので、その後ろをついて電車の駅に向かいます。徒歩2~3分くらい?お土産屋さんがたくさん並ぶ道を歩きます。
実はここでもトラブルが発生し5時間駅で待ちぼうけしたので電車に乗ったのは夜遅く、、、システムの不具合かなんかだったみたいです。本来であればバスを降りてから30分くらいで電車が出発します。

マチュピチュ~クスコの帰り道

マチュピチュ→クスコもペルーレイルを使用しました。
るるぶは「午前中にクスコまで戻って午後はリマ市内をもう一度観光!」と載せていましたが、マチュピチュ発クスコ行きは2024年2月には13時発が一番最初でした。

帰りも行きと一緒で電車でオリャンタイタンボまで行き、オリャンタイタンボからはクスコまでバスという形になりました。
行きとの違いとしてはなぜかトイレ休憩をはさんでくれたこと…。
この時夫婦2人で下痢ピーになっていたので正直めちゃくちゃありがたかったですw

なんかすごく良い雰囲気の場所に…

2月の天気

ペルーは国土が広くリマとクスコでも天候が異なります。

南半球にあるため日本とは天候が逆。
日本の冬である2月、ペルーは夏を迎えています。

首都リマは夏なので半袖で過ごせます。

一方、クスコは山間部にありリマよりぐっと気温が下がります。特に2月は雨季のため雨も降りやすく、必ず羽織ものを持参した方が良いです。
私はユニクロのウルトラライトダウン、ユニクロのもこもこフリース、一般的な裏起毛のトレーナー、普通の長袖シャツを持って行き、その時々で使い分けていました。

同じ時期に行かれる方に参考になったらと思います。
概観したい場合はやはりガイドブックが分かりやすかったです!


ペルー旅行記

ペルー旅行は、これまでの旅行で3本の指に入るほど色々なトラブルに見舞われた旅行でした…。また記事を書くつもりなので追加したら下記にリンクを貼っていきます(`・ω・´)ゞ

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