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ほねをあたためる朝

風邪をひいてしまった。

ウチに来る風邪は、大体オットさんが持ち込んでくる。
コロナも。インフルも。そして今回の軽い風邪も。
大体のパターンはオット→子どもたち→看病し終えたわたし、の順だ。そしてわたしが罹る頃には皆ピンピンしていて、どこかへ出掛けて行ってしまったりするから、労ってくれる人がいなくて少し寂しい思いをする。

「きっとパパはいろんな人を診てるから、体調不良の人からうつってしまうんだよ。」(きょうだい以外の)人を責めることをしない次女がやさしい声で言っていた。

「そうだね、仕方ないよね。」

そうは言ったが、近ごろは風邪症状がある人は予約をキャンセルすることが多いんだよ、次女。
あの時のコロナは多分、一人でコソコソ行っていたココスで貰ってきたんだよ。

とは言えないわたしがいる。

今回は、オット→息子ときてわたし。発熱したけれどとても元気だった息子は、わたしが一緒に横になってくれて嬉しいのかベタベタくっついて口にキスまでしてきた。そりゃうつるわけだ。。

まあそもそもからだ側に疲れだとか油断だとか、冷えだとか、外からの理由だけじゃなくても風邪はひく。ひいてしまったらもう誰のせいだとか言っても仕方ないから、できることは休むのみ〜というわけで、なるべくゴロゴロ過ごそう。


とにかく骨の芯まで冷えた感覚には、お日様の光がいちばんだ。
湯たんぽも、ホッカイロも良いけれど、やっぱりお日様には敵わない。
というわけで、お日様探しの達人(ねこ)をストーキングして、彼のそばでお日様に当たる、うららかな朝だった。


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