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『シニアは友達が大事』は嘘!?本当!?

シニア世代の人が困ることと言ったらなんでしょうか?

多くの悩みがありますね、一つに信頼できる友だちがいないことですね?

こどもが巣立っていき、夫婦がそれぞれ別の行動をするようになり

LGBTの方は、パートナーがいなければ独居生活になりますので

友だちの存在は大きいと言えます。

家族より友だちがいることによって助かった、このような話は

よく聞きます。

友だちが大事な理由を見ていきましょう。

シニア世代は友だちができにくい?

平成27年度 第8回 高齢者の生活と意識に関する国際比較調査では

親しい友だちがいますかという質問に対して、57.5%のシニアがいると

回答しました。

親しい友だちがいないと回答したシニアは、25.9%だそうです。

四人にひとりは信頼できる友だちがいないことになります。

原因は、若い頃のように友だちと出かけたり、関係性を維持できる環境が

減少してきているせいだと考えられます。

シニア世代にとって友だちがいるかいないで大違い。

若い頃は友だちと遊びに行ったり、飲みに行ったりできましたが

シニアは同じにはできませんよね。

リタイヤした方なら時間はあるでしょう。

若い頃からずっと友だち関係を維持できている人は

多くはないでしょう。

まして独居の方は、友だち自体が存在しないでしょう。

核家族化が進んで、夫婦世帯の数も減少してきています。

さらに、単身世帯がどんどん増え続けていく傾向にあります。

そうなってくると心配なのが、独り身で何かあったらどうするかです。

家族が頼りにできない人にとって、友だちの存在は計り知れない存在に

なります。

シニア世代の友だち作りのメリットを紹介しますね。

1. 不安や孤独が和らぐ。


   友だちがいることで、連絡すれば何かしら助けてもらえる安心感がある。

   友だちがいることで、ひとりではないんだと思え孤独感が解消される。

2. 運動の機会が増える。


   今までは家で1人で過ごすことが多かったと思います。

   友だちがいることで外出する機会が増え、身体を動かす機会が増える。

3. 生きがいができる。


   気の合った友だちができれば趣味や活動ができるし

   楽しみができ、活力が生まれる。

友だちを作れると心身ともに良い効果があります。

ではデメリットも見ていきましょう。

1. 友だち作りに没頭するあまり自分の時間がなくなる。


   友だちを作るまでが大変で、探すことに時間を注ぐあまり

   自分の時間を無くす可能性がある。

2. 友だち作りがストレスになる。


   1人で過ごすことが好きな人にとって、友だちを作ること自体が

   ストレスになる。 

3. 仲良くなるまでに時間がかかる。


   すぐに仲良くなれる人はいいのですが、人見知りをする人は

   仲良くなるまで時間がかかります。

人間関係を濃密にすることをストレスに思う人もいますので

一概に必ず友だちがいなくていけないと考える必要もない人もいますね。 

シニアが友だちを作る方法

もし、友だち作りをどうやったらいいか悩む人もいますよね。

どういう方法があるか、簡単に例を上げてみます。

* インターネットやSNSを利用する。
  インターネットを利用して、趣味や興味のあるページに参加して

  同じ趣味の人と知り合う。

  SNSに参加して興味のあるグループに参加してみる。

* 仕事をする。

  リタイヤした人は、シルバー人材センターやシニア専門の

  就職エージェントに相談して仕事を見つける。

  就職先で仲間が増えますね。

* サークル活動に参加する。

  地域のサークル活動などに参加して、年代を問わずに

  友だちを作る。

* 地域のコミュニティ・ボランティアに参加する

  自分の住んでいる地域などで、ボランティア活動に参加したり

  公民館や福祉センター、社会福祉協議会で行っている事業などに

  参加するのも良いですね。

まとめ

若い頃から親しい友だち関係が築けている人や、学生時代から友だち関係が

続いている人は信頼関係ができていますよね。

友だちがいなくてこれから探す人は大変です。

シニア世代では、認知症のリスクを低下させる、異常時に

気づいてもらいやすいなどメリットも多いのです。

シニア世代に友だちはとても大切で大きな存在です。

家族と同居していないお一人様世帯が増加傾向にある今

家族より友だちの方が気軽に関係性を保たれ

家族より友だちがいたことで助かったと話を聞きます。

自分のやり方で上手に友だちを見つけて

心身ともに不安のない安心して生活する環境を整えましょう。


この記事では、おひとり様やLGBTおひとり様が今後の生活を安心して暮らせるようにサポートしていくものになっています。 いただいたサポートは、PONO那覇の活動費として使わせていただきます。 よろしければサポートを願いします。