Youtubeで稼いだ金で米を買うな~エシカルなお金のあり方を考えよう
バーチャルで稼いだお金で米を買うんじゃねぇ!
僕はYoutuberが嫌いだ。
質の高いコンテンツ、エンタメを発信するのはあり。
素晴らしいと思う。
広告収入を稼ぐのもOK。
価値あるコンテンツを配信したことにへの対価を得るのは当然だと思う。
けれど…
Youtubeで稼いだお金を、20世紀的な労働で得たお金と同じ価値として扱うのは、地球上のルールから外れていると考えている。
田植えをして、草取りをして、稲刈りをして…
やっとの思いで米を収穫した経験がある人ならわかると思うんだけど、
収穫できる米の量って、田植えの時点で決まっちゃうんだよね。
魔法のように収量が増えるなんてありえない。
もっと想像しやすいのは森林資源。
来月、檜の一枚板が欲しいからって、いきなりはムリ。
育つまで数十年かかるんだから。
このように、現実、現物の価値はゆっくり育つものだし、限りがある。
労働集約的な仕事から生み出される価値も一緒。
服、車、食品、お酒…
カタチあるモノは必ず原料が必要で、
作れる量も決まっている。
家を建てる大工仕事、カラダを整えるマッサージや整体なんかも同じで
時間をかけて身に付けたスキルを提供するわけだから
提供できる量には限界がある。
市場が全て、現実・現物だけで成り立っていた時代は、
大工仕事丸3日=米30㎏ みたいな交換が成り立ってた。
一方…バーチャルって圧倒的にルールが違うんだよね。
米とか木とかと違って、一瞬で、無尽蔵に価値が生み出せてしまう。
サーバーにアップロードされたたった1本の動画が、数億円の価値を生み出す場合でも…
その間、現実世界には価値は増えてないんだよね。
だから、広告収入(仮想世界)で稼いだ形のないお金と、
ゆっくりしか増えない現実の価値とでは重みが全く違う。
バーチャルで稼いだお金で、どんどん現実の価値を買いあさったら…
バーチャルがリアルを食い荒らすことになってしまう。
YoutuberがYoutubeで稼いだお金で米を買ってはいけないわけです。
どうしてこんなことを書いたかと言うと、お金に関してエシカルな目線を持ち込みたいと思うから。
地球上のルール(自然のルールとも言える)に沿ったお金の使い方、増やし方をしていかないと、地球はおかしくなってしまう。
リアルとバーチャルの境目がない時代を生きている以上、今に合ったお金のルールを決めていかないとね。
バーチャルで稼いだお金はバーチャルでしか使えないようになるなら、正しい物々交換だと思う。
(動画を撮るために使ったカロリー分のお米を広告収入で買うのは正しいと思う。画面の向こうでリアルに働いていたわけだから)
今回はYoutuberをやり玉に挙げたけど、仮想通貨で稼ぐとか、金利で稼ぐのもおかしいこと。
本来だとお金の価値は目減るのが正解。
こんな目線から、エシカルなお金の稼ぎ方、エシカルなお金の使い方を考えていきたいと思う。
ちなみに、プラナシスタではエシカルな物事の考え方を身に付ける
「エシカルシンキング講習」ってのをやってます。
一緒にエシカルな生き方、実践していきましょう。
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