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エシカルなサードプレイスをつくろう

カフェに美味しいコーヒーを求めていない僕。
ふらっと立ち寄るというより、仕事をする時に場所を使わせてもらう感覚です。

家だと息子たちでわちゃわちゃ(北海道弁)
PCなんて開けません!

職場(プラナシスタ)だと、頭の中はお店のことで一杯。
思考するには向きません!

なので、アイディアをまとめたい時や、書き物をする時は、カフェに行くのです。

家でも職場でもない第3の居場所。
サードプレイス。

かつてはスタバがそうでしたが、最近は利用頻度が減りました。
アクリル板で区切られた空間は居心地が良くないので。。

みんなはどう?
コロナ以降、サードプレイスを確保しにくくなっているんじゃないかな?

営業時間が短くなった

マスクで店員さんの表情が見えにくくなった

コミュニケーションにもソーシャルディスタンスが生まれた

アルコール提供がしにくくなった

理由は色々。

根本的な原因は、店側にある気がしています。

コロナが流行ってから、「感染対策」が求められるようになりました。

入口のアルコールや検温にはじまり、
席やレジにはアクリル板。

カウンター席は1席ずつ空けられ、
仮に2人で行ったらどう座れば良いんだろう?と考えてしまう。

極め付けは「黙食」の貼り紙。
少しでもお客さんに安心して食べてもらえるように…という配慮から生まれた言葉なのはわかる。

けど、「黙食」って「黙って食え」というメッセージなんですよね。
そんな空間で、心が休まる時間、クリエイティブな時間が生まれるとは僕には思えないのです。

小さな店にできること

こんな時だから、個人店が誰かのサードプレイスにならないといけないよなぁと考えています。

なぜ個人店なのか。
チェーン店の場合、ディスプレイは本部で決まっていることでしょう。
アクリル板、座席の間隔、マスクをしていない人への注意…
ルールが決まってしまっているので、単店では変えられない。

一方、個人が経営しているお店なら、その店なりの距離感でお客様と接することができる。

これって、小さなお店に与えられた自由なんですよね。

多数のお店と同じく、コロナ後の距離感(ソーシャルディスタンス)で接するのも自由。

サードプレイにふさわしい距離感を目指すのも自由。

だったら、サードプレイスを目指したい。
ただ買い物をして帰るのではなく、自然と交流が生まれる場。

人それぞれ「心地よい時間」を過ごせる場。

ついでに言うと、店を持たない作り手(生産者)にとっても、お客さまとつながる場になれば良いですよね。

その場にいることでエシカルな循環に加われたり、
エシカルなことを知れたらなお良し。

こうした課題意識を出発点に店づくりを考えていると…
やりたいことが色々と生まれてきます。

なかなか現実が追いついてこないけど…
この春から、一個ずつ、コツコツ形にしていきます。

今日はこのへんで。

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