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kiya
2021年3月31日 22:27
朝の通勤時間、六本松のバス停に立つと風向きによって、大濠の気象台から飛ばされるゾンデが見える。真っ白な風船が長いしっぽをつけて音もなく空深く登っていく。その日が雲ひとつない青空だったら、その白さが際立ち目を奪われる。どこまで小さくなって見えなくなるかは、いつもバスに乗り込むので分からないが、見える限りはアホのように空を見上げる。で時々まわりを見廻すけど、誰も気付いていない。あ