ストレスと上手に付き合う方法

新しい環境では少なからずストレスは感じるものですが、私は少しずつ自分のストレスと向き合う方法、コントロールする方法を学んでいたことを感じています。

というのも、今私は毎日の仕事で体力的精神的に疲れはするものの、以前の私のように急に涙が出てきたり明らかに表情が作れなくなったりという症状は出ていないからです。
仕事場での立場によるものも大きいとは思いますが、心理学の本を読んだり人の感情や行動心理について知る機会があったからこそ、「こんなもんだ」と楽観的に考えられることが増えたのだと思います。

もちろん今でも、相手の顔色を見て深読みしてしまったり「何か気に触ることしたかな?」「言わなきゃ良かったかな」と考えてしまうことはありますが、退勤して家に帰ると「ま、いっか」と思えています。
以前は少しのことでも気になって眠れないほどでした。今思うと以前の私の方が異常だったのかもしれません。


私が少しでも考え方を変えられたのはどうしてなのか、考えてみました。


①‘新しい経験をして自信がついた‘

自分にできることが増えるとやはり自信がつくのだと実感しました。
本を読んだり人と話したりする中で知識も増えました。人間関係の幅も増えました。
挑戦した分失敗もありましたが、全ての経験が必要だったと思えます。
学ぶことは人を成長させる以上に、自信をつけてくれるのだと感じています。
まだまだ知らないことがたくさんありますが、これからも好奇心のままに学び続けていきたいです。


②‘人は変えられない‘とわりきった

自分に変えられるのは自分自身だけなのだと気づきました。相手が自分の思うように動いてくれないとイライラしたり、どうしてできないの?と責めたりすることは無意味です。むしろ自分と違う考えを積極的に受け入れて、そういう考え方もあるんだと学びに繋げようと思うようになりました。一度正反対の意見を受け入れてみると、自分の中で凝り固まっていた考え方も、「どうして私はそう考えていたのだろう」と改めて向き合うことができます。自分の固定概念が強すぎるとそれだけで世界が広がっていきません。


③‘自分を大切にしたいと思えるようになった‘

30過ぎて、原因不明の不調も増えました。今までなら気力で回復していたことも、仕事のストレスと重なるとなかなか回復しませんでした。災害の時にまず自分の身を守らないと人を助けることができないのと同じように、自分を大切にしない人は人を大切にすることができません。自分が元気でいることが周りの人にとっても幸せなことだと信じることにしました。


④‘毎日のルーティンができた‘

人は、少しのことでも毎朝決まったことをするとその日一日自信を持って生活できるそうです。そういう意味でも毎朝のルーティンて大事なんですね。
私は朝必ず水を飲んで、白湯を飲んで、コーヒーを飲んで(飲み過ぎ?笑)朝食は食べたり食べなかったりですが、歯磨きをしながらスクワットと軽いストレッチをすることが習慣になりました。22時に寝て6時に起きる習慣もだんだんと定着してきて、最近では目覚ましの前に目が覚めることもあります。
このように毎日のリズムが決まってくると、自然と体への負担も減っていくようです。
本当にシンプルで昔から言われていたようなこと「早寝早起き」「よく食べてよく運動する」「太陽を浴びる」的なことをしていれば、少しのストレスに負けることはないようです。


⑤‘笑うこと‘

これは昔から変わっていないのですが、私はお笑いが大好きです。大声で笑うとストレス発散になりますし、自分の悩みがちっぽけに見えますよね。
人の感情は伝染します。自分がいつも笑顔でいれば、周りの人も笑顔になる。自分がいつも不機嫌でいれば、周りの人も不機嫌になる。
「どうしても笑顔でいられない時以外は笑っていよう」
改めてこの言葉の大切さを感じました。


仕事で、人間関係で、生きていれば悩みは尽きないですが、少しのストレスは人間の体にとって必要なものでもあります。
私の体験が、少しでも今悩んでいる人の役に立てば嬉しいです。
一人で悩んでいると思わずに、人に甘えたり頼ったりしながら一度きりの人生思い切り楽しみましょう!

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