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進撃の巨人から学んだこと

進撃の巨人のアニメシリーズが終わってしまいました!
長い間ファンだったので、早く次のシーズン見たいよーといつも言ってはいたけれど、終わっちゃうとちょっと寂しいです、、、。

初めて知ったのは、テーマ曲を歌っているのを紅白で見たとき。背景にアニメの映像が流れていて、すごかったんですよー。

なんじゃこのおぞましいアニメは。と思ったけど、うちの父が「これ今すごい人気なんだぞー、海外とかで人気だぞー」
と言っていて(自分は見てないくせに)、
「へぇー、こんなんが今の子は好きなのかね、おっかねぇなー」
と思っていました。

一人暮らしを始めてyoutubeを見始めたころ、進撃の巨人のアニメが流れてきて、「怖い怖い、見ない見ない」と思っていたけど、
なぜか最初に見たシーンが、
サシャがパンを貪り食うシーンで、
「え、進撃の巨人てコメディ要素あるの、意外。」
と思って見始めたら止まらなかった。笑

見れば見るほど深い話で、
私の心を打つ名言もたくさんありました!
特にアルミンの言葉や考え方は心に刺さります。
アルミンは常に思考力の人で、力で解決しようとするのではなく、お互いの最善策を考えていると感じました。
死人を出さずに解決する方法を考え、交渉する力があり、自分に自信はないけど常に夢を持って前進している。最終的にこういう人が勝ちだよな、と思って見ていました。

壁の中が安全だと思っている人たちに対して、
「100年壁が壊されなかったからと言って、今日壊されない保証なんかどこにもないのに」
という言葉は、日本で平和に暮らしている私たち、職場でなんの疑問も抱かず長年同じやり方を続けている人にも言えることだと思います。
常に冷静に見ていますね。

「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、大事なものを捨てることができる人だ」
という言葉は、とても心に響いた台詞です。
何も捨てたくない、今のままでいたい、けど自分を変えたい、人生を変えたい、なんて生ぬるいことを思っていた私にはグサッときました。

アルミンは壁の外の世界を本を通じて知り、海を見ることを目標にしていました。
主人公のエレンはアルミンから外の世界の話を聞いたことで、外の世界に興味を持ち始めます。
外の世界を知らずに壁の中で過ごすことが幸せなのか、外に出るために戦い続けることが幸せなのか、どちらが正解なのかはわかりませんが、

ある人物の回想シーンで、エレンの母が言ったセリフがとても心に残っています。それは、壁の中で暮らす人たちに対して「無能」などと罵倒された際、
「特別じゃなくてもいい、この子は生まれてきてくれただけで、もう偉いんです」
と赤ん坊のエレンを見ながら嬉しそうに話す場面です。

その物語を聞いたエレンは、亡き母を思い、改めて戦う覚悟を決めます。
「俺たちは生まれた時からみんな特別で、自由だ!」
と自信を取り戻したように見えました。

その後エレンは残念ながら暴力的な方向に進んでいくことになるのですが、周りの人たちのおかげで最後には救われたように見えました。

私の大好きな調査兵団には魅力的なメンバーがたくさんいて、
こんな風になりたいな、こんな考え方素敵だな、と自分の世界に置き換えて見ることで、だいぶ学ぶことがありました。

キャラクターとして魅力的なのはもちろんリヴァイ兵長ですが、ハンジさんの考え方はいつも前向きで大好きでした。
巨人の正体について何もわからない状態で絶望していても、
「わからなければ、わかればいい」
と探求する姿勢を最後まで貫いていたところ。
とにかく知らないものに対して常に“知ろう”とする姿勢でいること。
しかもいつも楽しそうに探求しているところ。

ほかにもたくさん胸を打たれたシーンがあり書ききれないのですが、
とくかく伝えたいことは、進撃の巨人はとても面白い!
それだけです!笑

ありがとう、進撃の巨人!




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