「ひっそり」ぬいとの旅行を楽しむ

みなさんこんにちは。ぽんももたろうです。
私はきびきび薄給で働くガチ恋キャラのぬいと二人(?)で暮らす20代後半の独身女性です。同居するぬいの事は親しみを込めて「いく」と呼んでおります。

いくと暮らし始めて大体3か月となった9月。3か月も経てば大抵の生活基盤が整い、部屋での暮らしを楽しめるようになったので、徐々にいくとの特別な外出をしたいと考える様になりました。
かといって、どこにいくのも一人、リアルなぬい友達もいない私にとっていわゆる「ぬいバック」をもっての旅はまだハードルが高いものという意識がありました。できれば、ひっそり……ほかの旅客の方を驚かせないようないくと記念撮影するとき以外はただの一人旅の人かな~?と思ってもらえるような感じで旅できたら……と考えたのです。そして実際に北関東の名所「日光」へのんびりと二人旅を決行。自分なりに満足できました。
ですので今回は、私のようにぬいと「ひっそり」旅行したい方に向け、実際に準備した事などや旅行記をお話させていただきます。

まずは何はともあれ準備です。準備というのは、物もそうですが旅程なども含みます。気ままな旅行も楽しいですが、人の少ない時間や場所を探しておくのも安心してぬいと旅するのに私としては重要だと考えたためです。

(1)準備したもの

①ぬいの入る透明ポーチ
所謂ぬいのお出かけポーチというものです。いくの身長は13センチで、たまたま100均の透明なポーチにぴったりと入ることができたのでそちらを愛用しております。

おなまえいり


②小さめのカバン
財布と透明ポーチが入るくらいのカバンが望ましいと感じました。人間一人ぬい一人の旅で記念撮影などをすることを考えると手元がある程度フリーであると楽ちんです。自然の多い場所では足元に荷物を置くことが難しい場合も多いですしね。大きなカバンだといろんなものが入るのですが、私自身が整理整頓が苦手なのでカバン内がめちゃくちゃになってしまうので、ぬいをさっと取り出せてぬいをさっともとに戻してあげられるという点で小さいカバンを採用しています。
③ぬいが自立するためのグッズ
撮影に便利です。今は100均などでも売っていますし、靴なども有用ですよね。今回は私は使用しなかったのですがいくの靴をもっていっていました。カフェやお食事の場などで活躍が期待できます。

ここからは無くてもいいけどあるとちょっと思い出深くなるかも?という物です。
④ぬいの新しい服
この旅行のために!買った(作った)!服!があると、そのあとその服を着せてあげるたびに「旅行楽しかった~♡」となれるので最高です。浮かれたい人はぜひ……。

(2)旅程の準備

①旅先の検討
私の場合は自動車の運転などが難しいため鉄道での移動をすぐに決めました。鉄道で向かうことができて、徒歩でもある程度回ることのできる観光地に絞って場所を探します。それから自分自身が見たい場所があるか、ぬいと一緒に見たい景色・ものなどがあるかを見ていき、今回は日光に決定。普通に自分が行きたい場所や、ぬいの行きたい場所があればそこに決定するのも良いですよね。
②行くスポットを絞る
今回は日帰りだったので、単純に見たい場所・買いたいお土産を探しておきました。そこから、いくと景色を見る上で人通りがすくなくゆったりと二人で楽しめる場所や、落ち着いて食事がとれそうな場所を(いわゆる人気店よりも地元っぽいお店や施設に併設されたカフェなどがゆったりと過ごせてよい感じかな?と考えています)いくつかピックアップしておきました。行宛が外れた時用に候補はそれぞれ3個くらい考えておきました。
今回私といくの日光旅行では景色に「神橋」「華厳の滝」「中禅寺湖畔(正直奥日光はかなり遠いので日程的に厳しいのですがすごい景色が良いです)」の3つ、食事は「地元の食堂」「駅前のカフェ」「美術館のカフェ」の3つをピックアップしました。お土産は「日光プリン」「きぬの清流」「日光タルト」などいろいろ食べたいものをとにかく沢山メモしておきます。お土産って楽しいですね。

ここで注意したいのが私の場合は、「美しい景色をいくと見たい」「アートをいくと楽しみたい」という主軸があったのでこのような選び方をしたという部分です。
それぞれ皆さんと皆さんのぬいちゃん(くん)が旅行に望んでいるものがあるはずです。なので我々のように景色や場所を選ばすただ食事を楽しむ旅にしてもいいし、とにかく移動を楽しんだり観光地をワイワイ見たりしてもいいと思います。ぜひ二人でゆっくり相談して決めてみてください!それすら楽しい時間になります!

(3)実際に行ってみる

あとは実際に向かうのみです!人間の準備もしっかりして旅を楽しみましょう。この辺の準備は普段の旅の準備と同じで大丈夫なはずです。現地の気温を調べる、天気を調べるなどのベーシックな部分も欠かさず行うと安心ですね。(ぬいが濡れるなどのトラブルは避けたいですしね!)
我々の場合は、鉄道でのんびり向かいました。プランとしては現地に到着してランチを取る、景色を楽しみ、美術館によってからお土産を購入し帰宅という予定でした。
ここからは実際に旅行して感じたことを書いていきます。

①準備してもトラブルは起きる

これは普通の旅と同じですね。どれだけ下調べをしてもやはりトラブルが起きます。我々の場合はランチを食べる予定だったお店がお休みだったということがありました。定休日ではなく、臨時の休業という様子でした。SNSを行っているお店などであればあらかじめ確認できますが、ぬいとひっそり……と考えローカルなお店を考えているとSNSをされていない場合も多い可能性があります。結局我々はランチをしっかりとるのはやめて、景色を先に見てか美術館のカフェでケーキをいただくことにしました。お客さんが我々のみでとても静かなカフェでゆったりといくとの時間を楽しむことができました。
②時間は多めに見積もるべし
ぬいとの記念撮影はとても楽しい時間です。とくに自然の多い場所で人も少なくゆっくり撮影できるとなるとつい長く時間を取ってしまいました。そのため、お土産を買う時間はかなりばたばたに!そのため旅程を組む際、ここで写真がとれたらいいな~というところは目星をつけつつ時間を多めに見積もるとよさそうです。日光はどこを歩いても景色が美しかったのでふとした時に写真をとったりしてしまったのも理由かな?本当に素敵な場所でした。
③動画を取っておくと思い出が最高に輝く
ついつい写真を撮って満足しがちなのですが、今回動画も何本かとってみたところあとで見返した時にその環境の音や光の凹凸が良く分かり思い出が最高に輝きました。その時の空気まで思い出せそうな素敵さ。動画お勧めです!
④二人で旅ができるって幸せ
なんだかんだいいましたがこれにつきます。
本当、楽しかった。いくもそう思うよね???(いくは何も言いません、ぬいぐるみなので……)

以上で、「ひっそり」ぬいと旅行を楽しむために行ったことについての記事を締めさせていただきます。皆さんもぜひ、ぬいちゃん(くん)と旅行を楽しんでくださいね。

神橋、アキアカネも飛んで素敵だ……
東武634型と。私が鉄なのでいくに付き合ってもらう。


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