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#セブ島 語学留学❗️ Day8

日曜日の今日は、夜の単語テストまでは自由時間ではあるが…昨日、遊んでしまった分シッカリ勉強しなければ❗️

朝食を済ませ早々に自習室で勉強を始めた。勉強が一段落してトイレ休憩から戻ってきた時に気づいたんだけど…その時間、自習していたほとんどの人が、小さなパソコンのような物を使いながら勉強していた。"えっ⁉︎パソコン⁉︎" 咄嗟(とっさ)にそう思ったけど…どうもパソコンとは違う気がしたので、座席がとなりのとなりの人に『それは何?パソコン?』って聞いてみた。『あっこれ!電子辞書!』『えっ⁉︎辞書⁉︎』それまでは辞書と言えば、分厚くて・・重くて・・持ってるだけでガリ勉な印象をまわりに与えるアイテムだとばかり思っていたけど、この電子辞書というのは・・パッと見、辞書には見えないし・・持っていてもコンパクトなゲーム機にしか見えないし・・何よりスマートでカッコイイ!これが現代の辞書だなんて驚いた!衝撃的だった!

オレは興味深々だったので、色々と電子辞書のことを聞いてみると、さらに驚く事ばかりだった。単語を指定すると発音してくれること。辞書数冊分の英単語がこの小さな箱の中にすべて収まっていてwifiがつながっていない場所でも、サクサクっと英単語が調べられ、瞬時にその意味と発音を知ることができること。スゲェー!これがテクノロジーの進化というやつなんだろう。みんなが持っていた小さなパソコンのような物の正体はコレだったのかぁ!これがあれば勉強が捗(はかど)るだろうなぁ!というか・・電子辞書がないと留学先での勉強は厳しいんじゃないかな⁉︎

オレが留学に持ってきていた辞書と言えば・・kindleに付属していた辞書アプリだった。しかも・・wifiに繋げて通信しないと単語を調べることが出来なかったのでwifi環境がシッカリ整っていないと、まったく意味をなさなかった。電子辞書が手元にあるのか?どうか?が留学生活の明暗を大きく左右するといっても大袈裟ではないなぁ・・って感じた。セブ島に留学してから初めて電子辞書の存在を知ったオレにとってはかなりのハンディキャップになってしまった。留学生活も数日経ってから・・ようやく動き出して、日本から持って行ったポケットwifiにSimカードを入れて・・なんて呑気なことやってたら時間だけが無駄に過ぎっていってしまっていた。しかも・・そのSimカードをまだ買ってない。なので・・単語の意味を知りたい時はkindleを持って、先生たちが集まっている職員室みたいな部屋の前のエントランスまでダッシュして、エントランスを浮遊しているノラ電波をキャッチして検索するという、とても手間の掛かることをしていた。

『こうしちゃいられねぇ〜‼️』

昨日と同じように・・昼食後、Simカードをゲットすべく外出した。目指す場所はAyara mall(アヤラモール)❗️

『留学生活に必要な物なら大体は揃(そろ)う!はず・・』と・・となりのとなりの人が言っていた大型ショッピングモールだ。学校の前から大通りまでトコトコと歩いて、62Bのジプニーに乗った。『アヤラモール!』と運転手さんに聞こえるように大きな声で行き先を伝えて、隣の乗客に10ペソを渡して運転手さんまでリレーしてもらう。お釣りがある時は、運転手さんからリレーされてくる。ジプニーに乗ると普通に見られる光景なんだけど・・凄いよね!リアルな信用取引だよ。この10ペソを途中で猫ババするような不届き者は・・たった6週間の留学生活だったけどオレの知る限りでは見たことはなかった。運転手さんの他に料金を回収する人が同乗しているジプニーもあるけど、オレが利用していた多くのジプニーは、運転手さんが1人で切り盛りしていたし、乗客が時々サポートしてあげていたりもしていた。運転手さんは・・誰がどこから乗ってどこで降りるから料金はいくら!ってことを正確に把握しているようだった。その昔、オレが子供の頃に母親に連れられて行った、八百屋のオヤジさんの銭勘定に近いものを感じた。こういう姿を目(ま)の当たりにすると、セブ島の人たちは逞(たくま)しく生きてるなぁ〜!って感心していると・・・『おい!次、アヤラモールだぞ!』って運転手さんが叫んでいる。

アヤラモールに着いたはいいが・・とにかく建物が大きすぎて、どこに行けばSimカードが買えるのか困惑してしまった。エントランスで受付のお姉さんにSimカードが売っていそうな場所を聞いてみると・・モール内の”Cellphone shop(セルフォン・ショップ)"にあるかもしれない。と教えてくれた。スマフォ本体などは専門ショップでしか取り扱いがなかったりするらしいが、Simカードなどは雑貨屋さんなどでも売ってたりするので見てみるといいよ!と細かいとこまで説明してくれた。とても親切なお姉さんだった。

果たして、オレが日本から持ってきたEmobile GP02というポケットwifiにマッチする現地のSimカードはあるんだろうか?

結論からいえば・・残念ながら無かった。

オレのたどたどしい英語で、ショップ店員に詳細が伝わったかどうかは疑問だが・・Simカード自体は差し込むことができるけど、ポケットwifi内の詳細なデーターを日本仕様からセブ島仕様に設定し直さないとダメらしいことが判明した。

ガーン!!

その日は、諦めてトボトボ帰るしかなかった。

学校の自習室に戻ってからバッチメイトのりょうくんに、アヤラモールでの話をしてみたら・・『オレもダメでした。日本から持ってきたポケットwifiが使えるかなぁ⁉︎って、持ってきてはみたけど・・なので、ちょっと高くてセブ島でしか使えないデメリットはあるけど、現地のポケットwifi買っちゃいましたぁー‼️』

ジャーン‼️

『オォー❗️これがセブ島のポケットwifiかぁ❗️』

留学期間が半年と長い、りょうくんのような人ならば、その選択もありだが・・留学期間が6週間と短めなオレには、予算オーバーだし・・そこまでポケットwifiにお金を使うことはできなかった。結局、留学中は自分専用のwifiを持つことはなく、キャンパス内を浮遊しているノラ電波を拾い歩くしか手段がなかった。

今だから言えることだけど・・留学生活ではwifiにシッカリお金をかけなければならないことを身を持って痛感した。それと・・電子辞書❗️この2つは必須だね。

服の着替えは忘れても、セブ島で使える自分専用のwifiと、電子辞書は絶対に忘れるな⁉️と強調しておきたい。

その夜に行われた、初めての単語テストでの点数が悪すぎてメタメタだったのは言うまでもなかった。トホホ‼️

何とかしなければ‼️



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