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アナハイム カリフォルニア Day3 #2 

日本への帰りのフライトは、明日(月曜日)なのですが・・平日のロサンゼルスの朝の大渋滞は激混みすぎてシャレにならないので、今日中に空港周辺に移動することにしました。

熱気の冷めやらぬエンゼルスタジアムを後にして、一旦ホテルに戻って預けていた荷物を受け取り移動することにします。

ロサンゼルスまでの移動もやっぱりUberです。
慣れてしまうとホント便利なサービスです。このサービスを発明した2人(ギャレット・キャンプ&トラヴィス・カラニック)には感謝ですね。
まだUberが発明されていなければ、いまだに、なかなか捕まらないタクシーを延々待ち続けていたんでしょうから!

帰りのUberもすぐにキャッチできました。
ドライバーはケリー(Kerry)さん!肌が透き通るように白いアイルランド系の人でした。シカゴ出身と言ってました。
ここでも、『大谷翔平を知ってますか?』と聞いてみます。

ケリーさん『知ってるよー!大谷翔平が来てから、毎日のように日本人をスタジアムまで乗せてるよ!』
オレ『ワオ!超有名人ですね!大谷翔平!ケリーさんは野球観ますか?』
ケリーさん『いや!観ない!オレはバスケの方が好きだから・・』と、キッパリ!

大谷翔平の人気を不動のものにするには、4大プロスポーツのあるアメリカでは、なかなか手強いな!そう感じました。

2時間ぐらいかかってLAX(ロサンゼルス国際空港)のイーストサイドに到着です。泊まる場所は、トレードウインズ・エアポート・ホテル(Tradewinds Airport Hotel)という場所でした。空港からイーストサイドにまっすぐ伸びていく道路沿いにそのホテルはありました。

黒人の若い女性が受付にいて、その横にはネイルの手入れをしている黒人の若い女性もいました。なんとなく、やる気なさそうに接客してくれます。
もう慣れましたが・・日本にいる時のような接客は、ここでは期待できないようです。

受付を済ませて部屋に荷物を置きに行きました。
ホテルには、中庭があってプールもあります。そのプールには黒人の若者が何人か集まって遊んでいるようでした。黒人比率の高いホテルなのかもしれません。

再び、受付で黒人女性にセブンイレブンの場所を聞いてみます。
オレ『ここから、歩いて行ける距離にセブンイレブンってありますか?』
女性『セブン?確かぁ20分ぐらい歩けばあったねぇ!ここからイーストへ行ってみ!』
オレ『イーストだね!ありがとう!』

何となく適当に返事している感じでしたが、散歩がてら歩いてみることにしました。イースト(東)は、LAXとは逆方向です。

ホテル前の道は、交通量も多く、歩くには安全とはいえませんでしたが、空港に続く道とあって、着陸体勢に入った低い軌道の飛行機が間近に大きく見えて圧巻でした。日本にいるとなかなか目にすることがない光景です。

道中、セブンイレブンの看板すら見えてきません。心配になってきたので、信号待ちで一緒になったラテン系の親子に聞いてみました。

オレ『この道をずっと行くとセブンイレブンありましたか?』
ラテン系のお父さん『そうだねぇー!確か・・ここから20分ぐらいのとこにあったなぁ!?』
オレ『マジですか?ここから更に20分!』

”クルマで20分だと思うよ!・・” ラテン系の子供が横でボソッと呟(つぶや)いています・・

現地の人たちの、時間と距離の感覚って、かなり大雑把なのかも!?

見渡せば歩いているのはオレ達ぐらいでした。
ほとんどの人達がクルマ移動です。車内の人たちも物珍しいものでも見ているような気分だったんじゃないでしょうか?

セブンまでの道中、カリフォルニアでしか食べられないイン・ナウト・バーガー(IN-N-OUT BURGER)の店を偶然にも発見しました。Uberで移動していたら素通りだったろうなぁ〜って思うと歩いてきた甲斐がありました。

奥さんはインナウトバーガーは初めてなので、ちょっと早めの夕食ってことで食事をすることにしました。

インナウトバーガーは、冷凍の食材を一切使わずに、すべて素材から手作りというのが他とは違うポイントです。ポテトはオーダーを受けてから、じゃがいもをスライスして揚げてくれます。バーガーのパテも、オーダーを受けてから挽肉(ひきにく)をこねて焼いてくれます。そのため、他のバーガー店で食べる冷凍食材のバーガーとは明らかに味に違いがあります。(そりゃそうですね!)

店は、常に混雑していますが・・並んででも食べたいと思える数少ないバーガー屋さんなんです。お客さんも働いているスタッフもラテン系の人が多く、英語とスペイン語がちゃんぽんで飛び交う店内は独特の空気感がありました。そして、働いているスタッフはみんな笑顔です。いい感じです!

ハラも満たされたし、いっちょ歩きますか!

気負ってみた割には、なんてことはなかったです。
インナウトバーガーから歩いて20~30m歩くと目的地のセブンイレブンでした。
正確にはガソリンスタンドに併設しているセブンイレブンです。

セブンには、何か用事があってきたわけではないですが・・地元のコンビニで売られているものはチェックしたくなるのは習性みたいなもんです。

店内をウロウロして歯ブラシ、シャンプー、シェーバー、文房具などカルフォルニアで生活している人達が普段使っているモノたちを見て回りました。
さすがに店内をウロウロするだけで何も買わないのも悪いので、ガムとキャンディーをひとつづつ買って店を出ました。

基本的には、10年前に見た時と品揃えに大きな変化はありません。
日本のコンビニのように、商品が常に入れ替わっているような事はないのでしょう。店内も品揃えも、昔のカッコイイまま、変わらないでいてくれたことが嬉しかったです。

帰りは、太陽が西に少しづつ傾き始めてきていました。
空港方向の西側がちょっとづつオレンジがかってきています。
行きはあれほど遠いなぁ!って感じた距離でしたが、帰り道は、あっ!と間だったように感じます。

時間的な感覚と距離というのは、どこまでいってもあてにならないものです。
心持ちひとつでこんなにも変わってしまうんだから・・

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