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アジア主義の勉強がしたい

そろそろ冬期休暇に読む本を考えようと思っている。

そして今年はアジア主義の勉強をしたいと思っているのだ。

なぜなら、インターネットにより西洋近代への幻滅?の様なものが広がっていると思う。

ちょっとネットをあされば山のように出てくる反ポリコレ動画。たいていは「アメリカの映画やゲームは、ポリコレの性で駄作ばかりだ!」みたいな動画だ。

梅宮アンナが、荒廃したカルフォルニアにショックを受けていた記事も、そうだろう。

左派ならば、軍事問題で、日本が西洋の後追いをしているのが不愉快だろう。

さて、こうなってくると。アジア主義的な物が復活するのではないかと思っている。

しかし僕はアジア主義を全くと言っていいほど理解しておらず、せいぜい「列強の植民地主義や、流入してくる西洋近代への反発をもとに、西洋ではなくアジアを第二の可能性として考えた思想」(そして失敗した)くらいだ。

この程度の理解では、第2のアジア主義を見極められないと思う。

ちなみに、アジア主義が再び流行ると考えるのかというと4つくらい理由がある。

・西洋近代への反発は、西洋諸国でも起きているから。すると西洋の方から「アジアの進んでいる方向は素晴らしい」みたいな声が届き、それにより「やっぱり正しかったんだ!」みたいなことになる

・河野有理氏が言っていたが、Xi氏みたいな人に「原爆を2発も落とされたのに、何十年にわたって西洋近代風に国を改造して、それでお前らは幸せになれたのか?(だから我々の子分になれ)」みたいなことを言われると、コロッとなる人は、潜在的にかなり多いと思っている。

・オタク界隈で、中漢のゲームの評価が上がってきている。ゲームの出来もいいのだが、女性描写に少し前の日本のゲーム感がある。(ラスオリとかNIKKEとか、色々とすごい)ポリコレ的な物への反発が、アジア主義的な物に転じる可能性があると思う(アジア主義を受け入れなければ、俺達私たちの表現の自由は、ポリコレに殺される的な?)

・ずっと前から個人的には思っているが、令和の日本で国民の分断線になるのは「西側諸国の一員である日本は、どこまで西洋近代の規範をインストールし、肉体化すべきなのか」という点だから。

僕がアジア主義を見極めないと思っているのは、それこそ辻田真佐憲氏が言っているように、第2のアジア主義は焼き直し、それも歪んだ形での焼き直しにしかならないと思っており、何一つ日本のためにならないと思っているからだ。

だからこそ、勉強して耐性をつけないといけない。

とりあえず下記2冊を入門に頑張ってみるか。


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