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趣味がない人の休日の過ごし方

私には趣味がない。
これと言って他人に話せるほどの趣味がない。
好きなものや好きな時間はあるものの、趣味と言えるほど他人に語る熱量や知識がないのだ。

世間では「推し活」というものが流行っている。
趣味としてわかりやすい。
アイドルやスポーツ、アニメなど分野の広さ狭さを問わず、何かのファンであることは、趣味としてわかりやすい。
推し活=その人の熱量、をすぐ感じることができるし、口を開けば饒舌になりがちだ。
こちらが聴きたかった以上のことを答えてくれ、話が長くなりがちになる。
そういうところが自分にとって苦手なのかもしれない。

趣味の頻度

趣味の定義があるとするならば、
物事に対して熱量や知識のほかに、趣味に向き合う頻度も大切だと思う。

アイドルやスポーツなどの推し活ならば、普段はネットやテレビで応援し、年に1回以上ライブなどに出かけ、モチベーションを保つといった流れになるのだろう。

エンタメ系のライブは客数が決まっているため、必ず抽選が伴う。なので、やむを得ず遠征を諦める、次回にチャンスを賭ける、という一喜一憂も趣味ならではの高揚感なのかもしれない。

そうであるならば、スポーツ・映画鑑賞・創作活動といった自発的な取り組みが可能な趣味の頻度はどれくらいが適切なのだろうか。
感覚としては月に1回くらいは趣味に当てる時間がなければ、それは趣味ではないと思う。

趣味であるならば、情報の更新も必要なことだ。
同じ趣味の人が集まった時に、趣味に対する最新情報も必要なはずだ。
ビンテージものや年代ものの趣味でも、必ず新しい変化はあるだろう。
趣味に関心を持ち続けるからこそ、趣味なのだろう。

趣味とルーティンワーク

毎日や週に一度、やり続けていることがあっても、楽しくなければ趣味ではなくルーティンワーク(作業)になってしまうのだろうか。

より良い食事や睡眠、筋トレをすることは作業のような、楽しみのようなどちらなのだろうか。

ビジネス・自己啓発本にはよく苦手なことはルーティン化、習慣化しろと書いてある。
朝活や効率化に向けた行動を無意識でできるような習慣化。
趣味は習慣化することはないのだろうか。

趣味の提案

会社の同僚にこれから始められそうな趣味を提案してもらった。

映画鑑賞、読書、ゲーム、ランニング、サウナ、キャンプ、カメラ、自転車、

定番からお金がかからないものまで、趣味と言われるものは意外とたくさんある。

自分的には、どれも2、3回は経験のしたことがあるアクティビティだが、趣味としてハマることはなかった。

映画鑑賞:最新の映画は気になるが、映画館に行くほどのモチベーションはなく、家で映画を見ても1週間かけて見ることが多い

読書:月に1冊以上本を読んではいるが、知識の吸収のためであって、趣味とは思っていない

ゲーム:休日にやることは多いが、なるべくはやりたくない(他の時間に当てたい)

ランニング:運動の一環として走っているだけ

サウナ:最近は行っていない。塩サウナ派

キャンプ:ブーム前に付き合いで何度か行ったことはある

カメラ:10年ほどカメラを持っていたがコロナ禍で手放した

自転車:今時の高級自転車は乗ったことはない、興味はあまりない

楽しい生活習慣

自分にとっては「楽しい生活習慣」が多いような気がする。

健康のためにと始めた一人で行う筋トレやジョギングは、なんとなく楽しい。体の変化や景色の移り変わりが楽しみであったりする。運動に伴う疲れは好きではないのだが。

食事を楽しむための外食、知識を広げるための読書、気になる最新エンタメ、新しいお店や観光地への訪問、毎日テレビやラジオを聴くこと、
全部が何気なく行っている生活習慣だ。

趣味探しは難しい。

自分に合った趣味を見つけるために

goo辞書によれば
【趣味】1仕事・職業としてではなく、個人が楽しみとしてしている事柄。2どういうものに美しさやおもしろさを感じるかという、その人の感覚のあり方。

余暇時間に楽しみなことがあれば、それが趣味らしい。
楽しみ、美しさ、面白さを感じることができるもの、それが趣味らしい。
物事が琴線に触れる、楽しくて時間を費やしてしまう、そういうことだろうか。

SNSチェックだろうか?

うーん。楽しいような楽しくないような。

自分にとっては、なんとなくテレビやラジオを視聴している時間も、本を読んでいる時間も、ゲームをしている時間も、何でも楽しかったりする。
掃除や食器を洗っている時間さえも、やり方次第では楽しい。

シンプルな生活を過ごしているだけでも、なんとなく楽しいものだ。

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