山口県を旅した記録≪絶景と地元食≫
今回は久々に旅をしたときの話。
接しやすい後輩を誘い男二人旅が超絶楽しかったので、記録に残しておく。
もちろん、はじめて訪れた山口県が期待以上の地だったことが大きい。
旅行を思い出すだけで、酒の肴になるので、忘れないうちにnoteしておいてスルメのように長く楽しむ。
旅のきっかけは運任せ
ゴールデンウィークが近づき、先の見えないご時世が続き不安だったが
ご時世の隙をついて人生を楽しむ休日を迎えようと考えていた。
後輩に連絡を取るのは5年以上振りか。
学生時代の後輩で、同郷の面白いやつと思っていた。
(後輩同士の評価は面白くないヤツという認識らしいw)
人はいいヤツだ
最後に会ったのは少人数のOB会。
後輩は友人の結婚式の帰りに合流して、ゴルフバーやら一緒に行った気がする。これが5年くらい前の記憶。
そういえばそのあと、zoom飲みも1回くらいした気がするな。
久々に連絡を取ってみた。
「おげんきですか?」
と送ってみたら、意外と早めに返信が来て近況を語ってくれた。
LINEを見返したら、旅行を提案してきたのは後輩だった。
自分かと思っていた。
向こうも旅行をする気なら話は早い。
行ったことのない観光地、興味のある観光は風景や歴史的な場所、地元を体感したい、旅行のメンバーは結局2人、
など詳細を詰めていった。
山口県の絶景を巡る旅
山陰地方を知らない私たちは山陰の観光スポットと行き方、スケジュールを詰めていった結果、効率良く回れそうな山口県に行くことにした。
山口宇部空港に14時に到着。
ここから観光ゴールデンタイム終了の17時まで忙しい行動となった。
レンタカーを借りて美祢市に向かう。
目指すは秋吉台と秋芳洞。
四国ドライブ
約1時間の長閑な道を駆け抜けていく。
関東平野とはまた違った景観。
低い山々が連なり、その間を通っていく。
初夏の木々はうっすらと色づき、色とりどりの若葉で迎えてくれる。
広葉樹が多いのか、独特の森が広がり、見る景色を楽しませてくれる。
日本酒好きの私はこっそりと酒蔵に寄り道した。
タイトなスケジュールでありながらも、工程の決定権とハンドルキーパーの特権を行使して、酒蔵に立ち寄った。
お洒落な建物で、甘酒を嗜んだ。
熱々の甘酒は時間に余裕のない猫舌を苦しませた。
味を反芻する時間は持ち合わせてなく、次の目的地へと向かった。
日本最大級のカルスト台地・秋吉台
初めて山口の地を訪れた我々
最初の目的地に決めていた秋吉台に言葉は必要なく、ただただ圧倒された
草原に広がる大小さまざまな白色の石。
見たことのない風景が眼下に広がり、ひたすらと眺めていた。
何度も旅行雑誌を読み返し、ホームページを見直してきた私だが、理解力のなさから、なぜか秋吉台と秋芳洞は名前が違うだけで同じものだと認識していた。
名前の通り、秋吉台は台地が広がるエリア、秋芳洞は洞窟だ。
秋吉という地名にどちらもあり、ほぼ同じ場所だと思って良いだろう。
(移動距離は車で5分)
広さは想像以上、暗闇に胸躍る洞窟、秋芳洞
石灰を含んだ水滴が垂れ続け、1cmの層ができるのに何十年百何年とかかるという鍾乳洞。
洞窟に入り込めば、自然が作り出した造形美、悠久の時間を具現したに景色には驚きは隠せない。
またしても圧巻される景色、見たことのない広さの洞窟の中をただただ見つめる。
大谷遺跡とは違った地下空間に心が躍る。
ドラクエのような冒険心が体の内側から湧いて出てくる。大谷遺跡が巨大な地下神殿だとすれば、こちらは洞窟(乏しい語彙力)。
見えないモンスターと戦っている我々の心情を顕したかのような暗闇と先が見えないほどの奥行きだ。
鍾乳洞手前の散策路は日本庭園を思わせるような造りで感動した。
散策路の手前は、古くから賑わっていたであろう商店が広がり懐かしさを感じた。
山口県のジオパークは凄まじい光景でした。
関門海峡を訪れる
「海峡」という言葉には惹かれる。
関門海峡は花火が有名らしい。甲子園でも下関が強かった。
歴史の知識ゼロは私にとって赤い橋の手前で躍動する武士の戦いの姿に義経と弁慶を思わせるのは想像に容易い。
壇ノ浦の戦いらしい。義経は正解で八艘飛びも想像通りだったらしい。
戦ってる相手は平家の人という。
ともかく橋を渡れば九州!ということで、ミーハーな我々は橋を渡った。
なんなら、海底からも散策できるということで海底トンネルも通ってみた。
長いので途中まで行った。
門司港は歴史情緒残る異国の地
まず名前が読めない
モンジではなくモジだ。
門を司どる港、カッコ良すぎる。
まさしく、明治の日本の門どころというべき地名だ。
明治大正を感じるような、そして近代のハイテク要素も加わり、先進的な印象を受ける。
この日はマルシェ的なイベントが開催され、多くの人で賑わっていた。
お腹を空かせた我々は昼食を探していた。
お祭り特有の出店では、香ばしい香りとスパイシーな香りで食欲を刺激してくる。
さまざまな魅力的な露店を回避し、門司港ならではの食事を探していた。
焼きカレー、海鮮、瓦そば、全て美味しそうにも見えるし、そうでもない気もしてくる。
観光客が好んで食べているのは何だ?地元民が愛するソウルフードは何だ?
港を1一周してから昼食にありつけた。
山口半周ドライブ
この日は下関から山口市まで海岸沿いを移動する。山口の絶景巡りドライブだ。
角島大橋を目がけて北上する。
おそらく全国のインスタグラマーが1度は訪れているであろう名所。
海を渡る橋を車で通ったのは初めてだが、たいへん素晴らしかった。
島も半周してみたが、手軽に遊べる観光地は少なそうだった。
海は気持ち良かった。
そして海を通り、陸と陸をつなぐ橋は今朝通ったばっかりで2回目であった。半日前の記憶をすでに忘れていた。
元乃隅神社
こちらもインスタには欠かせない映えスポット。
山口の2強映えスポットだろう。
狐の賽銭は思いもよらないアトラクションで、テンションが上がるし、一体感も生まれる。ぜひ体験してもらいたい。
私の願いは届かなかったけど、賽銭が2倍になって返ってきたのはご利益なのか、そうではないのか。
知らない人の願いを込めた賽銭もしっかり賽銭箱に届けて帰ってきました。
宿
名物女将がいるという宿に泊まった。
後輩は興味がないというので、外食へ向かった。
最高の炭火焼き屋さんを見つけて、地元食を堪能した。
最終日は防腐天満宮へ
「ぼうふ」ではない「ほうふ」と読む。
近くの蕎麦屋さんでそばを食べて帰路へ向かった。
2泊3日の最高の休日でした。
歴史や難しいことはあんまりわからなかったけど、どこに行っても面白かった山口県。
5感が刺激され、心身のリフレッシュ、凝り固まった感覚が覚醒されたような旅でした。
山口の西の方には行けなかったけど、
萩市の城下町や松下村塾、萩反射炉、製鉄跡、錦帯橋
他にも長門温泉、
まだまだ行きたいところを残してあるので、それはまた後日のお楽しみ。
地酒をお土産に帰宅しました。
次の目的地も決めておこう。
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