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【雑記】やるきのない振り返り

 先週のシロクマ文芸部のお題が「振り返る」だった。


 我ながらすさまじく陰鬱な話を書いてしまったなと思った。共感できない人には全くできない話だと思っている。「自分の人生を振り返ると、自分でも気づいていないイイことがいっぱいあるんです」と語る女優の姿はその女優の一面であるように、主人公のSNS投稿も同様……という話である。タイトルの「MEDIA」は風刺画の「It's Media」から取った。刃物を持つ人に追いかけられている人物の様子が、カメラにおいては逆に映っている……という、ネットでは割と有名な風刺画である。

 というわけで、個人的には「振り返る」という言葉には、前を向くために後ろをむく、というような「ポジティブ」な印象があるので正直あんまり好きではない。というのもこれは振り返るのが嫌なのではなくて、自分が振り返ったところで正真正銘のゴミしかないから、というのが理由としては強い。本当にあの短編に書いたような話である。

 振り返りさえしなければ「今年もまぁ悪くはなかったな」で済む(思い込み)が、振り返った瞬間に磨き残しや取り切れなかった埃のようにして嫌だった部分が出てくる。精神が強い人であればそれを糧にがんばるぞ、なんて言えるのかもしれないが残念ながら私はそこまで強くはない。そんなんだからお前は……とお説教を食らわせたくなる人もいるかもしれないが、そのお説教はたいていの場合私のためではなくてあなたが気持ちよくなるためのものなので、イラっとしたらこんなnote閉じて他の面白い記事を開く方がよっぽど有益だ。

 もとよりネガティブなので、可能であれば四十歳くらいでコロッと死にたい(でも痛いのは嫌なので死なない)とぼんやり思っているくらいであるし、著名人の訃報が流れるたびに「私が代わりになれたらいいのになぁ」とさえ思う。ところでこの文章noteの規約に触れていませんよね?(規約読め)
 しかし、何が楽しくてこんな年の瀬にこんな陰鬱な記事を読まねばならんのだ、と読者の皆様方は思っているだろう。このタグを作ったnote運営だって「今年はとっても楽しかったね。来年はもっと楽しくなるよ。ね、ハム太郎!」「へけっ!(※スキお礼画面」を期待していたのであって、こんな悪趣味な記事を予期しているわけではないはずだ。多分。

 というわけで、日本には昔からこのようなことわざがある。

「臭いものに蓋をする」

 よかったことだけいい感じに書き連ねて、こちらを後味のいい記事にしたい

①創作大賞のために7万字の話を書くことができた。

 基本的に5000~10000字くらいがちょうどいい文字数だったのだが、この7万字の小説のおかげで長文に抵抗がなくなった。しかし界隈では1000文字も7万字もくくりは「短編」らしい。あれ……?
 ちなみにこちらの第一話、年間で一番読まれた話の第三位に食い込んでいる。創作大賞効果がすごかったのだろう。今「ビュー数≠読まれた数」ってコメントしようとした人、体育館裏来い(物騒)。

②ポケモンがたのしかった

 ポケモンSVを購入。当然ながらこれがswitchデビューである。ポケモンのゲームはエメラルド以来だったが超楽しかった。色違いを探すのも楽しいのだが3D酔いには一生悩む羽目になるのだろうなと思った。かなしい。ただ確率は高いので自然遭遇だけでサイホーンとサイドンが揃ってしまった。ドサイドンにはしません。なぜならサイドンの方が(以下略)。
 尚、本編ではジニア先生が刺さり、DLCではカキツバタがぶっ刺さりました。たすけてください。

③ブレワイがたのしかった

 ゼルダもトワプリ以来だった。世間ではティアキンが大盛り上がりでしたがこちらは順番通りにいくべきだと思い、ブレワイから。ポケモンSVって3D酔いするのにブレワイって全然酔わない。おかげで辞め時がなくて湯水のように時間がじゃぶじゃぶ溶けてソシャゲがひとつ引退に追い込まれた(※マジ)。最初のうちはポケモンと操作がごちゃごちゃになって、敵から逃げたいのにしゃがんで撲殺されるリンクを量産した。ポケモンのダッシュ操作である左スティック押し込みが、ブレワイではしゃがむ操作になるのが敗因。
 ちなみにゼルダ無双(厄災)も購入。無双シリーズ初めてでしたがめちゃくちゃ面白かったです。こちらは辞め時があった(褒めてる)ので大変助かった。
 そういえばブレワイの感想記事って書いてなかった。今気づいた……。今まとめるにはちょっと出遅れた感じあるし、うーん……。

④日記を始めた

 11月末に始めたが、奇跡的に今現在でも続いている。
 さて、noteの雑記にも載せたこちらの出来事は日記でもつらつら書いていた。

 全体的にマイルドな表現になっているnote版に比べて、日記の方は表現が直球でそれはそれで面白かった。ネットに乗せたら炎上しそうな言葉遣いだった。……ここまでだと「いいことなのか?」という感じだが、実際あんまりよくなかった出来事を後になって読み返して笑えるくらいになる、という意味ではよかったかなと。だからと言って某ソシャゲ運営が許されるという流れには絶対ならないんだが



 以上!
 というわけで今年もお世話になりました。
 来年はどんな年になりますかね! ひろーく世界を見ると手放しに楽観的なことを言えるような状態ではなかったりしますが、よりよい方向に進んでくれるといいですね。
 それでは皆様よいお年を!


 ……ところで #今年のふり返り  のタグつけてもバナー出ないの何故……?

気の利いたことを書けるとよいのですが何も思いつきません!(頂いたサポートは創作関係のものに活用したいなと思っています)