娘の誕生 ⑤

後半は痛みが凄まじすぎて記憶が曖昧
なぜかというと前日の睡眠不足と
長時間の陣痛で疲労感がピークに達していた私

短い陣痛の合間にも
痛みが落ち着いた瞬間にフッと寝に落ちる感覚に
夫ちゃん曰く
白目を剥いていたとのこと…
(イッちゃってるじゃん…)

なのでここからは覚えていることを
箇条書きで記していきます。

・夜勤の看護師さんがめっちゃキツい
(私が全然言うことをきかないので
看護師さんに何度も怒られる)

・深呼吸してと言われるが全くできない
(したくても痛みで出来ないので自分にイライラする)

・酸素不足で手足顔などが痺れてくる
(痛みで何度も気絶する→夫ちゃんの声で戻る)

・検診の時に診てもらってた先生登場する
(もう無理ですと言うと「じゃあ切る?」って
笑顔で言われる)

・その後内診されて後3時間はかかると言われ絶望
(具体的な時間を言われてから
まじで荒ぶりが全開になった私)

・痛すぎて無痛にしたい!もう切る!と叫ぶ私
(看護師さんにどっちにしろ痛いよと言われる)

・いきみ逃しなんて全く出来ない
(普通にいきんでしまうし、大が漏れそう というかもう漏らしたいとも思える)

・あまりにも私が騒ぐので看護師さんに診てもらう
(子宮口全開だった
お産の準備始まる
夜勤で人が少なく2人しかいないから遅い)

このへんはまじでイライラした
正直暴言を吐きそうだった
3時間って言われてから
1時間で子宮口が全開になって
早く産みたい 出したい もういきみたいしか頭にない

人間ってこうなったときに
本当の自分が見えてしまうものですね
夫ちゃんや実母には
あられもない姿を見せてしまって
今更ながら恥ずかしさもありますが
もう割り切って笑い話になっています。