「セフレに冷める」とき

こんにちは☻ぽんこです。
皆さんはセフレとさよならする理由とか決め手って
ありますか?
彼氏ってわけじゃないから好きだとか好きじゃないとか
浮気だとかもないわけで
何となく連絡取らなくなったりとか
どちらかに彼女、彼氏ができたとか。

色々あると思うけれど、私はそれまで
セックスさえよければあまりセフレに「冷める」という
感覚が無ありませんでした。

でもただのセフレだとしても
やっぱり価値観とか好きなこととか嫌いなこととかが
あまりにもかけ離れてる人とは続けて会いたいとは
ならないんだなぁと改めて思ったそんなお話です。

某セフレ、人物像


当時良く遊んでいたバツイチアラサー君。

車やバイクをいじるのが好きで
仕事着のつなぎを着てるときはめちゃくちゃ
かっこよく見えてた。(スーツには萌えないけど作業服とかは大好きw)

昔はヤンチャしたわーみたいな話とか
前嫁に愛想つかされて子どもにもなかなか会えない
みたいな話をしてたけど
まあ、別に付き合うわけではないので私にはあまり関係ない話だなと思いながらそうなんだ〜大変だね〜って言ったあとにセックスをする。というのがルーティンだった。

付き合って欲しい、好きだ、みたいなことを
言われていたけれど、そこまで本気さも感じなかったので適当にはぐらかしてやり過ごしてた。


会うのは必ず飲酒場

バツイチ君は、酒を飲んだらヤりたくなるらしく
居酒屋に呼ばれてそのまま一緒に飲んだり
クラブに誘われてまた飲んだり
何故か友達にも紹介されたり。

何もしないから〜って言いながら結局いつもホテルにいる。
こちらもそのつもりの時しか来ないから健全解散されても困るけど。
その時にならないと本当にセックスするかどうかわからないシュチュエーションは嫌いではなかった(余談)。

事件発生!!!

ゆるっとした関係が続いてしばらく。
ついに彼氏でもない男に冷める瞬間が来た。
その日は居酒屋に一緒に行き、歩いてホテルに移動する道中に小雨が降ってきた。
本降りになったらやばいなーと思って早足で歩き出したら急にバツイチ君がいなくなっていて、少し探して見つけたらなんとビニール傘を持っていた。

『え?その傘どうしたん?』と聞く私に
『ちょっとそこから借りた』というバツイチ君。

その視線の先にはコンビニの傘立てが。

『は?借りたってかパクってるやん!返してこい!』

私は完全に引いていた。きもすぎ。何がちょっと借りただけだ。
傘の持ち主がコンビニから出てきて自分の傘がなかったとき、どんな気持ちになるのかとか、単純に傘がないと困るだろとか、想像もできない人ほんとむり!!!!

という思いが頭のなかを駆け足で通りすぎる前に

『おい!にーちゃん!誰の傘持っていってんねん!!』

傘の持ち主なのか、盗るところを見ていた人なのかわからないけど、一人の男性が近づいてきてバツイチ君を呼び止める。
バツイチ野郎は一瞬とぼけた返事をしたけど、男性は
「それ、あんたの傘ちゃうやろ?」と傘を返すように促す。

バツイチはそれ以上抵抗する様子もなく
傘を男性に渡し、バツが悪そうな顔をして立ち去ろうとした。

そのままホテルに向かおうとしていたが

「他人のもん盗るとか最低なことするからや」

と言ったあと、私はこの人と一緒にいるのがとてつもなく嫌になっていることに気づいた。

たかがセフレ、されどセフレ。

傘泥棒未遂の一件から
私の方からは連絡も取らなくなり、そのまま自然消滅したバツイチ君だが、たかがセフレだろうが自分の世界に入れたくないものは入れたくない。自分のことを男に流されちゃって意思の弱い女だなーって思っていた時期もあったけど、嫌々思いながら誰かと一緒にいるほど無駄な時間ってないなって本能でこの時からわかっていたのかもしれない。

ひとりぼっちになるのが怖いから、我慢しないと誰もかまってくれないから。みたいな自分中心ではない思考でいると、合わない人とばかり関わることになるし、何より心がすり減っていくばかり。

人が一生のうちに関わることができる人数なんて限りがあるので、セフレにに限らず!『自分中心』で付き合う人は選んでいかないと、素敵な人との出会いのチャンスを逃しちゃうよ♡
ということを改めて思い出した過去のお話でした。
今あなたに関わっている人たちは、あなたが本当に一緒に居たい人ですか?

おわり♡


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