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言葉1つで物事の捉え方は変わる話とパクリはいいことだよの話

前向きになるにはまず言葉から


言霊って言いますよね。
言葉には魂があって、言葉にすると実現するとか。
これってオカルトチックだけど、結構本質的だったりすると思います。

Findyに来て、私がいいなと思ったことの1つに「More」という言葉があります。
Good,More,NextのMoreですね。普通はGood,Bad,Nextって言い方します(DeNAもそうでした)
Badっていうとダメだったところという感じですが、Moreと言えばもっとできたはずのことみたいな感じで次はうまくやれそうな気がしませんか?

ちなみに、私個人としてはP&Gで使われるOpportunityという言葉が好きです。
日本語でいうと「機会」とか「チャンス」って意味です。うまくいかなかったことはむしろ成長・改善のための材料になるということです。

最近自分が成果を出せたのは誠実に自身と向き合い徹底的にパクったから

現職に入って最初にやった仕事の1つがエンジニアユーザーの方に「ユーザーサクセス面談」というキャリア面談の案内をするメール送信です。

最初は送れど送れど返信がなかなか来なくて、自分は無能なのではとか足を引っ張っているのではと思うこともありました。確か最初の月の返信率は20%未満。だけど、この時メールって難しいという言い方は意識的にしなかったですし、むしろ自分にまだ伸び代があるとか、自分が学ぶべき人がたくさんいるということへのポジティブな感覚が強かったです。最終的には2ヶ月程度でチーム内でもトップクラスの返信率にまでなりました。

これはあらゆることに応用できると思っていて、自分が何かの領域でNo.1でないならば、No.1の人のいい要素をパクれば自分もその水準に上がれる可能性があるという解釈もできるわけです。

通常人には一定のプライドがあるし、特に転職してきた人なんかは前職での成功体験があったりします。そうした中で、自分が他の人よりも劣っていることを素直に認めた上で、いいところを躊躇なくパクる。これができればキャッチアップはさほど難しくありません。

中途半端な人ほどオリジナル(笑)に拘って、誰かの二番煎じにすらならない劣悪なアウトプットを作って時間を浪費しがちです。かつて私もそうでした。世の中には優れたアウトプットが山ほどあるし、社内にも当然あります。

例えばスライド作る時に白紙に1から作る人ははっきり言ってアホです。テンプレートやら過去の資料のコピペから開始して、優れたフレームワークや表現方法は徹底的にパクるその上で、今自分が作りたいものにあるオリジナル要素を加えていく。
優秀なエンジニアだって、本当のゼロからコード書く人なんてほとんどいなくて、大抵の場合、優れたフレームワークやライブラリのお世話になっています。

パクるっていうと悪いイメージ持つ人も多いんでしょうけど、パクるっていうのはリスペクトしてるってことです。だってそれが有効だと認めているんだから。
どうしてもパクるという言葉が嫌いだったら参考にするとか、取り入れると言えばいいでしょう。

ただし、パクる際に1つだけ自身に課しているルールがあります。
それは、間違っても自分オリジナルのフリをしないこと。そして、パクリ元の人のおかげであることを明言することです。
パクられるっていうとネガティブな反応をする人もいますが、それはパクリ元に言及せず自分がオリジナルであるかのように振る舞うからです。ちゃんとXXさんのXXをパクって取り入れました。って言えばむしろ参考にしてもらえたとポジティブになるはずです。

余談ですが、「学ぶ」という言葉の語源は「真似ぶ」です。要するに真似をすること言ってしまえばパクるってことです。

どんどんいいものはガンガンパクっていきましょう!
そして、少しでも前向きになる言葉を使っていけるといいですね(何でも無理に前向きにしようとすると逆にストレス掛かるので、あくまで無理のない範囲で)

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