ネットに潜む”ヤベェ奴”の見分け方

SNS全盛期の令和日本、ネットで気の合う仲間を沢山見つけることができる。そんな便利な時代だからこそ声を大にして言いたい。

世の中にはヤベェ奴がいる。

過去の歴史を振り返ってみても、今の世の中ほどたくさんの人と出会える時代はなかっただろう。たくさんの人に出会うと言うことは、当然リスクも高まっている。そう世の中には我々の想像も付かないような"ヤベェ奴"が潜んでいるのだ。そして奴らはあなたのSNSの相互フォロワーの中にもすでに”いる”かもしれない。

ヤベェ奴らの中にも様々なタイプやレベルがある。面倒臭いなぁ、の範疇に収まる相手なら良いが、中には実生活にも危害を加えてくる笑えないレベルのヤベェ奴らもいる。

特にリスクが高いのはまだ人生経験の少ない若い男女である。若い男女はオジオバに比べて利用価値が高く魅力的なため、ヤベェ奴らの目に留まりやすい。ネットニュースでネットで知り合った人間にハメられ犯罪の片棒を担がされた男子や、ネットの男にストーカーされて危害を加えられた女子の話が毎月のように流れてくる。被害に合わないためにも、若い男女がネットで得体のしれないおっさんやおばはんと会う時は気をつけなければならない。

もちろん若者だけでなく、我々オジオバも注意が必要である。オジオバから金を巻き上げようとしたり、利用しようとする輩ももちろん存在する。オジオバに魅力はなくともオジオバの財布の中身は魅力的だ。若者と違い、もし手痛い目にあってもオジオバでは若気の至りでは済まされない。オジオバもネットの人間と会う時は注意を払うべきだ。

またマッチングアプリで異性との出会いを探す際にもヤベェ奴を見抜く力は必要になってくる。自己申告のマッチングアプリの世界なんて匿名掲示板と何ら変わりはない弱肉強食、ライアーゲームの舞台である。書かれているプロフだけみて相手を信じるのは危険である。

ネットに潜む激ヤバアベンジャーズを見抜く力は、SNSが生活の一部となっている現代ではとても重要になってくる。今回はロスジェネ世代の筆者が2ch（5ch）やmixiを通して得た知見をもとに”ヤベェ奴の見抜き方”を書いていこうと思う。令和のSNSツイッターを約1年続けてきて確信したが、今のSNSも根っこは2ちゃんねるやmixiとなんら変わっておらず、嘘やハッタリで溢れかえっている。筆者がダイアルアップ接続やADSL回線でつながるネットから学んできたノウハウは今の時代でも十分有効であった。

今回は読者の多くが利用しているであろうSNS、ツイッターをメインに書いていきたい。もちろん他のSNSやマッチングアプリでも流用できるノウハウなので幅広く活用して欲しい。

ネットで他人とつながる際に最も大切なことは、”危険を未然に察知して回避する能力”である。はっきりいってオフ会で合ってしまったが最後、絡めとられ逃げられない状態まで追い詰められてしまうことも少なくない。若者を食い物にしたり、オジオバを型にハメて金を毟り取っているようなヤベェ奴らは獲物に一度食らいつくと中々逃がしてくれない。たった一回の接触が大きなトラブルに発展することもある。

ヤベェ奴らと会う前に距離を取ることが理想であるが、もしグループのオフ会などで避けられない形で遭遇してしまった場合や、後ほど詳しく書くが”擬態型ヤベェ奴”に騙されてサシオフに誘き出されてしまった場合などは、出来るだけダメージを受けないように逃げる立ち回りをする必要がある。

では具体的に『事前にヤベェ奴を見分ける方法』と『もしオフでヤベェ奴と遭遇した際の逃亡方法』について書いていこう。ヤベェ奴らには5つのタイプがある。