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ポンデベッキオnote:人生

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人生や社会、世代や地域に関する記事のまとめです。
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#人生

追い詰められてる奴、”カリスママン”になろう

『カリスママン』という漫画をご存じだろうか? カリスママンとは本国で弱者男性、チー牛男子として女性から馬鹿にされる白人男性が、日本に入国したら突然女性からモテモテの”カリスママン”に変身するというアメリカンコミックだ。 カリスママンはモテるだけではなく、企業の面接でも圧倒的なカリスマ性を示し、能力のある日本人男女を押しのけて正社員の座を獲得する。本国ではマクドナルドでアルバイトをし、日々白人女性たちから馬鹿にされる生活をしていたカリスママンは日本に来ることで強者男性に生ま

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ストレスに押しつぶされている人たちへ

令和日本はストレス社会である。かつてないほど社会は豊かで便利になっているにもかかわらず、心を病む人の割合は年々増加しており、精神科はいつも満員御礼だ。 体罰やパワハラセクハラが当たり前であった日本社会も、昭和から平成、令和と時代が進むにつれて浄化され、今の時代は部活で選手にボディブローをする顧問もいなくなったし、新入社員の女性の肩を揉んでくるエロジジイも絶滅した。 こんなにも社会はクリーンで効率よく進化したにもかかわらず、人々の心を支配するストレスは一向になくなる気配がな

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50代独り身おじさんのお気持ち

阪神タイガースの独走にウキウキしながらネットを眺めていると一つの文章が目に入ってきた。何となしに読んでみると、短い文章ながらそこには一人の男性の人生、その全てがつづられていた。 短文にもかかわらず、なんと含蓄のある文章であろうか。先日紹介した”氷河期世代の女一匹”の文章とは対照的である。 この文章は読み手である私たちに2つの大きな人生の教訓を与えてくれる。それは……

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ロスジェネ独身おばさんのお気持ち

阪神タイガースと千葉ロッテマリーンズの泥沼延長戦を見ながらツイッターを眺めていると凄まじい文章が流れてきた。 そこに書かれていた内容とは、ロスジェネ世代の独身中年女性、書き手曰く”氷河期世代の女一匹”の『お気持ち表明』とも言うべきものであった。 彼女と同じロスジェネ世代の人間として全文を読んで感じたことは……

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35歳人生ラストチャンス説

ツイッターを眺めていると『独身薄給のまま30代後半に突入したけど人生楽しい!まわりの独身友達もみんな幸せに暮らしてる。独り身でも余裕じゃん』といった意見をよく目にする。しかし筆者は声を大にして言いたい。 35歳が人生のステージを次に進めるためのラストチャンスなので一刻も早く動いた方が良い。 ツイッターなどでフォローしているアカウントを思い出してほしい。独身アラフォーで人生を楽しんでる人々はSNSでたくさん観測できる。しかしこれがアラフィフとなるとその数は途端に少なくなる。

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夢とお別れするとき

人は若い頃は夢と人生が同化して感じる。夢を持ち、その夢に向かって努力し実現させることが人生なのだと。しかし歳を取りある日ふと気が付く。夢という名の願望と自分の人生は全くの別物だということに。そこで人は夢の贅肉を削ぎ落して人生との両立を図ったり、場合によっては夢の後始末をしなければならなくなる。そこで上手く夢と人生の折り合いをつけられなった時、それはコンプレックスとなる。 可能性を追いかけることは人生を豊かにするし、若いうちほど出来るだけ多くの挑戦と成功、失敗を経験しておくべ

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コンプレックスの後始末

マシュマロ質問箱を久しぶりに覗いたところ、下記のようなメッセージが届いていた。 筆者のツイートした内容を受けての質問であるため、元ツイも紹介する。 ”コンプレックス”を持たない大人はいないだろう。数や重さに個人差はあれど、誰しもが人生を歩んでいくなかでコンプレックスを抱えることになる。勉強ができない、スポーツが苦手、モテない、稼ぎが少ない、身長が低くて人権がない、自分の顔が好きになれない、友達が少ない、恋人と続かない、両親と仲が悪い、子供の頃から憧れて目指して来た仕事につ

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真実の愛とおひとり様の終幕

衝撃のニュースがツイッターを駆け巡った。日本のみならず韓国や中国でも多くの支持者を抱え、おひとり様として心穏やかに生きる術についての書籍を出していた日本フェミニズム界の女帝というべき女性が既婚者だったというのだ。 正確にはすでに夫である男性は他界しているため今はおひとり様とのことであるが、独りでも幸福に生きる方法について熱弁を振るい、多くの未婚女性から希望を与えてくれる存在として尊敬を集めていたフェミニズム運動家の思わぬゴシップに界隈は騒然としている。 たしかに彼女の書籍

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おっさんの涙と男らしさ

おっさんの人生は、辛い。 ツイッターに突然フレンチクルーラーの文字が躍った。その理由は日本で最も有名なお笑い芸人のスキャンダル記事が発端だ。 妻子がいる身でありながら20代女性とパパ活をして、その一部始終をパパ活女子が週刊誌に売った、というよくある芸能人の不倫女遊び騒動であるが、公開されたその内容がテレビで見せる狂犬のようなキャラクターからは想像できないような気づかいや優しげのある姿であったために、スキャンダルが明るみに出たにもかかわらずおっさん芸人の好感度が男性を中心に

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失敗を積み上げよう

アラフォーまで生きてきて確信していることである。若いうちにたくさんの失敗を成し遂げた人ほど人生は豊かになる。 若者の失敗は社会もある程度は許容してくれるし、笑い話で済ませてくれる。さらに失敗談を話せば先輩たちが様々なアドバイスを無償で提供してくれる。まさに10代20代は失敗経験を積むには絶好の期間なのだ。 賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶという言葉があるが、ほとんどの人間は賢者ではないので経験してみないと学べないのが現実である。ネットで二次情報を集めていても実際にやってみ

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本当の弱者男性とは誰か?

11月19日は国際男性デーという男性の幸福や辛さについて目を向ける日だったはずなのだが、ツイッターではいつも通り弱者男性をサンドバッグにするツイートとそれらに反発する男性陣のツイートがたくさん流れてきて思わず笑ってしまった。国際男性デーでもツイッターは平常運転である。 今回に限らず、ツイッターでは弱者男性についての話題が尽きず、毎日のように弱者男性に関する熱い議論が交わされている。しかし弱者男性の定義については曖昧だ。果たして弱者男性と、そうではない男性の線引きは一体どこに

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