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☆息子の事とパニック発作㉓小学校1年生「待つ事」

[息子と登校11日目]

朝の会で、誕生日順に並ぶゲームを少ししただけで、「もう疲れた」を連発していた。

『国語』の授業で《自己紹介カードを作る》
でした。
先生が説明した後の、個別でまた先生に
同じ事をきいていた。
(話を聞いていなかったのか、
    心配で確認していたのかはなぞ)

カードを作っている途中で時間になって
しまいました。
片付けてください」の合図で一瞬ぐずるが
頑張って切り替えていました。

『算数』の授業はだいぶ疲れている様子だが、がんばっていた。
お友達が発表している上から発言してしまう。
先生に「今は○○君が発表している時間だよ
と注意をうけていました。

自分が指されないとヒーヒー言って
ぐずってしまいます。

まだまだ待つこと、聞くことが難しいようだ。

『道徳』と『音楽』の授業
相当疲れているらしく、集中力がなくなって
机に伏せたりして「疲れています!
と発言していた。(笑)

週末の金曜日だったので、
かなり疲れていた様子。

すごく頑張ったのだと思う。
もともと、疲れやすく体力がないのが問題
なのかもしれない。


でっかいアゲハ蝶

この頃から、私の心境にも変化が出てきた。

「早くできるように、みんなと同じ様に
なってほしい」
と言う想いから、
「出来るようになるまで、付き合おう」
と思うようになった。

「早くひとりで学校行けるようになって」から
「6年生になってもそばで見守ってやろう」と決めたら焦りもなくなった。

色々な先生に
「長い目で見てやってください。」と言われた時は、そんな悠長なこと
言ってられない!と思いました。

でも、もう私は待つだけ、
ここにさえ居ればいいと思える様になった。

何というか、諦めではないけど、
息子の頑張ってる姿を間近で見ていたら、
これ以上「がんばれよ」と思えなくなった。
だって、十分に頑張っているから。

私が唯一出来る事は「待つ」のみだとわかりました。

『待って見守る』この事が一番辛いんです」と支援級の先生がおっしゃってました。
叱咤激励しながら、一緒に頑張る方が楽だと。
でも、そこは学校や先生に任せて下さいと。

お母さんは頑張ってきた息子君を
受け止めて下さいと言われ、
本当にそうだなと思いました。

何故涙が出そうになりました。

宿題疲れた〜

息子は息子なりにものすごく、頑張ている。
やらないわけではなく、まだ出来ないだけだ。

その「まだ」がいつになるのかは分からない。
もしかしたら一生「まだ」かもしれないが、
それでも息子は成長し続けている。

一歩進んだと思っても、
次の日に2歩下がるかもしれないがそれでも、
またきっと、一歩、半歩かもしれないが進んで行くはず。

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