![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/102707711/rectangle_large_type_2_a4306f036fcb2e9ebb7076fb4375e145.jpg?width=800)
☆息子の事とパニック発作㉓小学校1年生「待つ事」
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/102707792/picture_pc_95e00485a9e4b074fe274fd8ad35296b.jpg?width=800)
[息子と登校11日目]
朝の会で、誕生日順に並ぶゲームを少ししただけで、「もう疲れた」を連発していた。
『国語』の授業で《自己紹介カードを作る》
でした。
先生が説明した後の、個別でまた先生に
同じ事をきいていた。
(話を聞いていなかったのか、
心配で確認していたのかはなぞ)
カードを作っている途中で時間になって
しまいました。
「片付けてください」の合図で一瞬ぐずるが
頑張って切り替えていました。
『算数』の授業はだいぶ疲れている様子だが、がんばっていた。
お友達が発表している上から発言してしまう。
先生に「今は○○君が発表している時間だよ」
と注意をうけていました。
自分が指されないとヒーヒー言って
ぐずってしまいます。
まだまだ待つこと、聞くことが難しいようだ。
『道徳』と『音楽』の授業
相当疲れているらしく、集中力がなくなって
机に伏せたりして「疲れています!」
と発言していた。(笑)
週末の金曜日だったので、
かなり疲れていた様子。
すごく頑張ったのだと思う。
もともと、疲れやすく体力がないのが問題
なのかもしれない。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/102707812/picture_pc_8939c586ee348eaea555a66764b9dcbe.jpg?width=800)
この頃から、私の心境にも変化が出てきた。
「早くできるように、みんなと同じ様に
なってほしい」と言う想いから、
「出来るようになるまで、付き合おう」
と思うようになった。
「早くひとりで学校行けるようになって」から
「6年生になってもそばで見守ってやろう」と決めたら焦りもなくなった。
色々な先生に
「長い目で見てやってください。」と言われた時は、そんな悠長なこと
言ってられない!と思いました。
でも、もう私は待つだけ、
ここにさえ居ればいいと思える様になった。
何というか、諦めではないけど、
息子の頑張ってる姿を間近で見ていたら、
これ以上「がんばれよ」と思えなくなった。
だって、十分に頑張っているから。
私が唯一出来る事は「待つ」のみだとわかりました。
「『待って見守る』この事が一番辛いんです」と支援級の先生がおっしゃってました。
叱咤激励しながら、一緒に頑張る方が楽だと。
でも、そこは学校や先生に任せて下さいと。
お母さんは頑張ってきた息子君を
受け止めて下さいと言われ、
本当にそうだなと思いました。
何故涙が出そうになりました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/102708341/picture_pc_f2e2ae42394ab66a289f25cf2d0613ff.jpg?width=800)
息子は息子なりにものすごく、頑張ている。
やらないわけではなく、まだ出来ないだけだ。
その「まだ」がいつになるのかは分からない。
もしかしたら一生「まだ」かもしれないが、
それでも息子は成長し続けている。
一歩進んだと思っても、
次の日に2歩下がるかもしれないがそれでも、
またきっと、一歩、半歩かもしれないが進んで行くはず。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/102707871/picture_pc_57c679da14b67ebc121bfcdd0fd4f14a.jpg?width=800)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?