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ふうの映画ランキング2020

もう2020年が終わってしまいますね。
世界ががらりと変わってしまった今年。たくさんの楽しみにしていたことが奪われ、今まで当たり前に思っていたことがこんなに尊いなんて!と思わされる毎日。
個人的に生活や環境が一変してしまったこともあり、今年は新旧合わせて約70本と、全然映画が見れない年になってしまいました。
こんな体たらくでランキングを出すのも迷ったのですが、年納めとして書き記しておこうと思います。ですので、新作だけでなく"2020年にふうが見た旧作"も対象となっています。

と、その前に懺悔します。
映画館に行けなかったこともあり、
●ストーリー・オブ・マイライフ 私の若草物語
●ジョジョ・ラビット
●TENET
●ザ・プロム

といった今年を代表する作品たちを見逃してしまいました。無念!
来年、必ずや見ようと思います(抱負)


では、気を取り直して…
\\新旧ごちゃまぜ2020年フウデミー賞の発表です!//

★洋画部門 『ミッドサマー』

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2020春の怪物『ミッドサマー』は強かったです。
未だにホルガ村への移住を考えてしまいます。太陽の下、あのドリンクを飲んでみんなで輪になって踊るんだ!🌹🌻祝祭されました🌼🏵️


★邦画部門 『打ち上げ花火、上から見るか?横から見るか?』(1993年版)

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邦画はピンとくるものが少なかったのですが、岩井俊二版『打ち上げ花火、上から見るか?横から見るか?』の甘酸っぱい小学生の夏の一日が素晴らしかったので。岩井俊二監督作品、もっと見てみたいです。アニメ版は、あれはいけません。


★フウデミー特別賞  『武器人間』

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今回特別賞として『武器人間』を選びました。決して今年の顔にはしたくない、でも皆に見てほしい。最高のB級映画でした。ありがとう武器人間。君のことは忘れないよ。みんな吹き替えで見てね。


★アニメ部門 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』

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TVアニメ版から大好きだったので、ヴァイオレットちゃんと少佐の行く末を見守る気持ちで鑑賞。美しい島の中で彼女が伝える愛に心打たれました。
物語の中だけでなく、制作陣からのファンからのたくさんの愛も感じられる作品を劇場で見れて本当によかった。個人的には大佐にMVPを送りたい。


★ミュージカル部門  『RENT ライヴ・オン・ブロードウェイ』

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クリスマスのお話だとは知らずに12月に見れた素敵な作品。以前から名前は知っていたけれど、若者系ミュージカルが不得手なので、敬遠していました。結果素晴らしかったです。こちらはライヴ版なので、来年は映画版を見て比較してみようと思います。


★古典名作部門  『情婦』

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オスカー・ワイルドの名作。タイトルもパッケージもエロティックですが、中身はアガサ・クリスティの王道ミステリです。マリーネ・ディートリヒが女神。


★映画館で見れてよかった部門 『風の谷のナウシカ』

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重苦しい一年でしたが、ジブリを劇場で見れたことは本当に嬉しかったです。『風の谷のナウシカ』は金ローをダビングしたVHSを擦りきれるほどみていましたが、まさか序盤がかなりカットされていたとは。オープニングから知らないシーンの連続でびっくりしました。


★なぜこうなった部門  『CATS』

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『CATS』のことは…うう…もう少し傷が癒えたら吹き替えでもう一度見てみようと思います…思い出を返して…


☆主演男優賞 ジョージ・マッケイ

『1917』『マローボーン家の掟』

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☆主演女優賞 トニ・コレット

『マダムのおかしな晩餐会』

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ジョージ・マッケイとトニ・コレット。今年はこの二人の名演に巡り会えたことが本当に幸せでした。トニ・コレットは『ヘレディタリー/継承』の永遠に記憶にこびりつく怪演が印象的でしたが、普通の人役でもやっぱり怖い。狂気すれすれで生きてる感じがとても面白い。

マッケイくんは薄幸さと芯の強さの共存が美しいですよね。これから追っていきたい俳優さんです。できれば、この2作品のように絶望の淵で苦しみあえいで、でも前を向いて生きる様が見たい。

☆歌曲賞  ♪Christmas Bells 

『RENT ライヴ・オン・ブロードウェイ』

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名曲揃いの『RENT』
悩みましたが、群集の歌が大好きなので、♪Christmas Bellsを選出。クリスマスソングを交えながら各々のクリスマスの様子を歌う、楽しい日常のナンバー。中指を立てながら赤鼻のトナカイのメロディ歌うシーンお行儀悪くて最高です。


☆キャッチコピー賞 「お前が着るな!俺がキル!」 

『ディアスキン 鹿革の殺人鬼』

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「"死のジャケ狩り "へーー」まで含めて最高。
そしてキャッチコピー通りの素晴らしいジャケ狩り殺人鬼でした。偽りなし!

☆名台詞賞 

 『モンテーニュ通りのカフェ』より

「人には2種類ある
 電話がかかってくると
"クソ 誰だ?" と言う人と
"誰かしら" と私のようにときめく人」

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様々な芸術と人間関係がパリのカフェを中心に描かれる群像劇。この主人公のおばあちゃんが可愛いんだよなあ。


☆おいしいごはん賞  謎の草のドリンク『ミッドサマー』

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🌻🌹祝祭されました🏵️🌼



こんなところかな!
来年もなかなか新作は見に行けない予感がするけれど、それでも映画と共に日々を楽しく過ごせたらと思います。
皆さま良いお年を!

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