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柄のある壁紙(クロス)の採寸と注意点~梁や柱がある箇所の注意点~

過去にDIYで柄物の壁紙を継ぎ目で柄を合わせず張っていたお客さんがいたのですが、トリックアートを見ているような感じになり・・

気持ち悪かった・・・。

どーも、Ponchaです('ω')

ここ近年DIYが流行っており、いろんなかわいらしい柄や模様の壁紙が増えてきました!

いざ自分で柄のついた壁紙を張ろうと思った時、どうやって柄を合わせればいいの?

と思った方は少なくありません!

ということで今回は、柄のついた壁紙の採寸の仕方と注意点

というテーマでお話ししたと思います。

併せて梁や柱がある箇所の採寸や施工時の注意点などもお話ししたと思います。

基本知識としてまずこちらの記事をみて、採寸方法を確認してください!

誰でもできる壁紙の採寸方法~無地の壁紙(クロス)の採寸と注意点~

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柄の有る壁紙の採寸方法

柄のある壁紙の採寸方法についてお話しする前に、無地の壁紙の採寸方法をそもそも知っておく必要があります。

そもそも壁紙の採寸方法を知らない方はこちらの記事をまず参考にしてください!

誰でもできる壁紙の採寸方法~無地の壁紙(クロス)の採寸と注意点~

柄の壁紙でも、無地の壁紙と採寸の仕方は全く変わりません。

大きく異なるのは、隣同士の壁紙の柄を合わせる必要があるということ。

無地の場合は、何も気にせず張っていけばいいのですが、柄のある壁紙の場合は、隣同士の柄や模様を合わせないといけません

リピートとは!?

柄物の壁紙を張るうえで知っておかないといけない言葉があります。

それはリピート!

リピートとは、何センチごとに同じ柄になっているかを示すものです。

例えばリピート30㎝とあれば、30㎝ごとに同じ柄が繰り返されていますよ~

ってことです。

つまり柄物の壁紙を張る場合は、隣同士で柄や模様があうように、このリピートを気にする必要があります

柄・模様のある壁紙は材料費がかかる!?

柄物や模様のある壁紙はリピートを気にして貼る必要があります。

つまり無地に比べて多めに壁紙を発注しないといけないということです。

30㎝のリピートであれば、柄を合わせるために30㎝も壁紙が無駄になってしまうことだってあります。

リピートの距離が長ければ長いほど、壁紙の無駄が出やすくなるということを認識しておいたほうがいいです。

キャラクターの大きい柄物には注意!

模様や柄が小さく、いっぱいある場合はリピートも短いことがほとんどです。

ただ、大きくキャラクターがプリントされている壁紙の場合は、そのキャラクターがデカければデカいほどリピートも長くなり、材料費がかかります。

柄や模様がデカく少ないと、同じ模様になるまで距離が長くなってしまうので、リピートも長くなります。

また当たり前の話ですが、隣同士の模様や柄を綺麗に合わせないと相当気になる仕上がりになります。

柄がずれている!

だけでなく、ここに継ぎ目がある!

というのもはっきり認識できてしまいます。

柄や模様がデカくなればなるほど、このズレがものすごい気になります。

自信がない方はまず、柄が小さくいっぱいあるもので挑戦すると良いですね。

梁や柱がある場合の注意点

この流れで、梁や柱がある場合の採寸の注意点についてもご説明したいと思います。

戸建ての場合は正直あまり気にすることはないのですが、マンションの場合は、柱や梁が多く存在します。

その場合は、どのような感じで採寸したほうが良いのか?

難しく考える必要はないのですが、注意すべき点はいくつかあります。

梁も柱も意外と盲点なので注意してくださいね!

梁がある場合の注意点

梁がある壁の場合は、単純に梁の形状にあわせて採寸すれば大丈夫です。

簡単に言うと、床から天井までの寸法に梁下の幅をプラスするだけでOKです。

例えば、

床から梁下までの壁、2m

梁下の幅が30㎝

梁下から天井までが40㎝(梁せいといいます)

だった場合。

床から天井までの高さは、2m+40㎝=2.40m

です。

そこに梁下の幅である30㎝をプラス。

2.40m+30㎝=2.7m

つまり、梁を含めて2.7mの長さいうことです。

梁幅をいちいち計測しないといけない手間がありますが、難しくなく誰でも簡単にできます

梁が多い場合の壁紙の選び方が重要

梁が一方向だけでなく、複数の梁が存在する場合があります。

複数の梁があっても基本的には考え方は同じで、梁幅を計測してプラスするだけ。

柄の違う壁紙を張る時は、柄や張り方に注意が必要です。

複数の梁がある壁で柄のある壁紙を使用する時は、柄のある壁紙は梁下までで抑えておく方が綺麗に仕上がります。

梁上まで貼っても問題はないのですが、梁に沿って柄が折れてしまうので無駄に強調されてしまい、せっかくのアクセントが台無しになってしまいます。

柄や模様のある壁紙をアクセントとして使う場合は、出来る限り面のみに納めるようにし、柱や梁などの角がある内側までにしておいたほうがきれいに仕上がります。

下がり天井がある場合


たまに梁幅が大きく、一部が下がり天井のようになっている場合があります。

こういう場合は、天井として見るか、壁として見るかの判断が重要になります。

普通に考えたら、下がり天井も天井でしょ?

と思う方も多いのですが、実はそんな単純ではありません。

梁幅である梁下は天井と同じ向きですが、扱いとしては壁の壁紙を張っていますよね?

逆に、天井の途中に独立した梁があった場合、梁の高さとなる部分は壁と同じ向きですが、天井と同じ壁紙を張っています。

このように、

天井と同じ向きだから天井と同じ壁紙

壁と同じ向きだから壁と同じ壁紙

という考えにはならないんです。

こういった考えを踏まえて、下がり天井について考えてみましょう。

複数の梁がなく、下がり天井だけの場合

この時は、下がり天井を天井として見るので天井の壁紙を使用します。

複数の梁と下がり天井がある場合

この場合は正直判断が難しいです。

梁の高さがすべて同じ

・壁の壁紙が柄や模様がある

→梁下までを壁、梁幅から上を全て天井

・壁の壁紙が無地

→下がり天井も含めて壁、一番高い天井部分のみ天井

このように判断することが多いです。

部屋をできる限り明るくしたい

壁紙にはっきりとした色がついている

などであれば、下がり天井も天井として扱う方が良いです。

ただ、絶対こうしたほうが良いという決まりはないので、上記の内容を理解したうえで判断すると良いです。

強いて言うのであれば、

こっちの梁は天井と同じ壁紙、こちら側の梁は壁と同じ壁紙

といった感じで、同じ部屋の梁で別々の扱いにするのはやめたほうが良いです。

かなりあべこべな感じになってしまいます。

柱がある場合の注意点

柱の場合は、基本的には壁に凹凸が出来たと思って通常通り採寸をするで大丈夫です。

といいたいところなのですが、実は注意すべき点があります。

これは張替えを行う時のコツのようなものです。

柱がある箇所は、壁から出っ張った形状になっているかと思います。

出っ張っている角のことを出隅というのですが、壁紙を張り替える場合は、この出隅部分もしくは、その近辺で壁紙の継ぎ目を作ってはいけません

皆さんも想像したらわかると思いますが、シールなど角を跨いで張るとペロッてめくれてきてしまった経験ありませんか?

これと同様なことが壁紙にも起きます。

本当は柱は柱部分だけで壁紙を張ったほうが施工不良は起きにくいです。

プロの方はそのように施工していることが多いです。

自身でやる場合は、材料費をできるだけ抑えたいと思うので、どうしても、詰めて詰めて壁紙の枚数を数えると思います。

なので、柱だけ独立した材料を数えると材料費がかかってしまいます。

なので注意する点として、柱があり出っ張った角がある場合は、少なくとも角から10㎝以上が被るように張替えをしたほうが良いです。

それよりも短い位置で継ぎ目をすると、後々捲れてくる可能性が非常に高いです。

ちなみに、出っ張っている角である出隅で継ぎ目を作るのは論外です。

100%めくれてきます。

材料費がかかると言っても、めくれて来てしまったら本末転倒です。

DIYをするのであれば、こういった長い目で見た時どうやって施工したらよいかも考えたほうが良いです!

まとめ

いかがでしょうか?

今回は、柄や模様のある壁紙の梁型の注意点というテーマで梁や柱の有る場合の注意点についてもお話させていただきました。

DIYで手軽にできるからこそ綺麗に張る方法をちゃんと知っておいた方が良いですね!

是非自身でも壁紙の張替え挑戦してみてください!

基本知識としてまずこちらの記事をみて、採寸方法を確認してください!

誰でもできる壁紙の採寸方法~無地の壁紙(クロス)の採寸と注意点~

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