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#7 確定申告の基本 確定申告に必要な書類


1 個人事業主は「申告書B」を使う

確定申告書の「申告書A」は、

自分の所得が「給与所得」「雑所得」「配当所得」「一時所得」のみで、予定納税額がない人が使える申告書です。

それ以外の人達は、

「申告書B」を使用します、個人事業主やフリーランサーなどの所得は「事業所得」になるので「申告書B」しか使うことはできません。

誰でも提出するのが、第一表と第二表 

「申告書B」には、第一表と第二表、

そして添付書類台紙が一つのセットになっています。

第一表と第二表は、それぞれが複写式の2枚組になっています。

一枚組が「所得税用」、2枚目が「自分の控え」です。

税務署に提出するのは、第一表分と第二表の一枚と、添付書類台紙の計3枚です。

2枚目は自分の控えとしての書類ですが、

税務署に出したときに受け取り確認の印鑑を押してもらって、

それを補完するようにします。郵送で手続きを済ませる人は、

提出書類と一緒に、この控えと「返信用封筒」を入れておくと、

受付印を押した状況で変装してくれます。細かいですが、返信用封筒には必ず切手を貼っておきましょう。

第三表とは何?

申告書の第三表は株式の売買益などの「分離課税」される所得のある人が使います。

分離課税は、他の所得とは合計せずに、その所得単体に対して課税されます。

申告書の第一表と第二表の他に、
第三票にも必ず必要事項を記入して提出するようにしましょう。

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