きらめきイエローの君が、HEROになった日
突然ですが、私は2022年の夏まで、とあるアイドルグループのオタクを長いことしていました。その時応援していた人が、人生最後の“推し”だと思っていたので、まさか新しい推しが出来るなんて、しかもその推しから派生して人生初の“掛け持ち”までするなんて、1mmも思っていませんでした…。
先述しますと、私の現在の推しはM!LKの吉田 仁人（よしだ じんと）くん、SUPER★DRAGONの古川 毅（ふるかわ つよし）くんです。
スターダストプロモーションの恵比寿学園男子部 通称EBiDAN所属の２人。グループは違いますが、高校の同級生でもある二人は、まるで友達のような空気感があります。
そんな２人のことを好きになってから、本当に存在に助けられているので、この気持ちをどこかに書いておきたい…！と思い、noteを書いてみることにしました。
今回は吉田仁人くんの沼落ちブログを書いていきたいなと思います。
仁人くんというかM!LKを好きになったきっかけは、友人に勧められて見たYouTubeでした。まあなんともよくある出会い。
【ルーレットで行動を決めようin福岡🗼】奇跡起きました、、、✨
SPRING TOUR 2022「CIRCUS」の福岡公演の前日、全ての行動をルーレットで決めちゃおう！という企画です。
ドラマや映画でよく見かける佐野 勇斗（さの はやと）くんがいるんだーとぐらいの薄っぺらい知識しかないまま、視聴を始めたこの動画。
ルーレットの項目に、「家族に電話する（１５分）」というものがあったのですが、弟さんと電話で話す仁人くんを見て、俄然気になってしまいます。
…めちゃくちゃ訛ってる、この人。
出身どこ！？と公式HPに飛んでみると、鹿児島県霧島市出身の文字。生まれも育ちも、なんなら現住所も鹿児島県の私。鹿児島にこんなイケメンがいたならもっと早く教えてよ！となりました。
とはいえ、この時点ではまだ仁人くん推しに決まったではありません。だってなぜなら５人ともめちゃくちゃ顔がいい。
仁人くんが同郷ということだけで贔屓したくなってしまうのはもちろん（贔屓？）、最年少曽野舜太くんは最年少全開で可愛いし、山中柔太朗くんは綺麗だし、塩﨑太智くんは愛らしさがあるし、佐野勇斗くんはドラマや映画にたくさん出ているだけあってやっぱり王道イケメン。
…どうして今までこの人達の存在すら知らなかったんだ…と後悔しつつ、他の動画も見始めました。2～3本動画を再生した後、出会ってしまいました、この動画に。
M!LK -【結婚お祝いコメント】誰が一番上手いの⁉️
見る順番を間違えました。
キラキラアイドル！と思ってYouTubeを見始めたんですが、こんなにもお顔が綺麗なのに笑いに貪欲すぎる人たちがいました。
この動画を見て、久々に笑いました。
実はこの頃の私、過去に職場で受けたパワハラとかいじめとか、色んな事が混ざり混ざって、絶賛引きこもりニート中でした。（絶賛？）
スマホの検索履歴は、自死を連想させるような言葉で埋め尽くされ、勇気を出していった心療内科では「あなたの場合は病気ではなく甘え。もっと辛い人はたくさんいる」と言われ、もう八方塞がりになっていた時でした。
そんな地獄のような日々に突然現れたM!LK。
YouTubeを見て、曲を聴いて。すさまじい勢いでM!LKを摂取していました。集中力もだいぶ落ちてしまっていたし、ニートなんだから、娯楽なんてあってはいけないと思っていた。そんな私が、久々に笑えました。
もうこの時点で既にだいぶハマっているのですが、M!LKに完全にハマったきっかけは、この曲でした。
M!LK - HOME (Official Music Video)
休みながらでもいいんだよ
プラン通りいかないことばかりだね
明日の事明日できる幸せ
噛み締めて毎日を僕らのペースで生きようか
初めてこの歌詞を聴いた時、涙が止まりませんでした。
今何も頑張れていない私に、生きている価値なんてどこにもないと思っていました。でも、生きてさえいれば、今日は出来なかったとしても、明日なら出来ることってきっとたくさんある。そう思えました。
そうしている内に、ライブに行きたいなという気持ちが芽生えてきました。
しかし、この時、コンビニに行くのすら躊躇するレベルの引きこもりでした。人混み、公共交通機関、長時間立ちっぱなし。…無理かも。
この時、メンバーのインスタライブも見るようになり、「まだチケットが余っているので、少しでも気になっているよ！という人も来てほしい！」とメンバー全員が言っていて、「行きたい…行きたいけど…」としょんぼりする毎日。
そんな中、目に飛び込んできた「M!LK HALL TOUR 2022 満月の夜 君と逢う」Huluストアにて独占配信！の文字。なけなしの貯金をはたいて、配信チケットを買いました。ライブ映像とメンバーのコメンタリー映像、２日続けての配信があったのですが、どうせなら…と２日間通し券を購入しました。あと、プレミル会員（M!LKのファンクラブ会員）になると割引されるとのことだったので、勢いでプレミル会員にもなりました。
まあ、これは生命維持に必要なので、経費で落ちます。（は？）
しかし、この配信がきっかけで、推しがとうとう仁人くんに決まります。
Over The Storm (from M!LK HALL TOUR 2022 満月の夜 君と逢う)
…仁人くんのパフォーマンスを生で見ないまま死ぬなんて、そんな、もったいないこと出来ない。
とってもバカデカ激重感情すぎますが、本気でそう思いました。
配信を見終わってすぐに、2023年の春ツアーに申し込んで、慌てて就職活動を始めました。
なかなか再就職先は見つからなかったけれど、結果的に何とか社会復帰できたのは、仁人くんの、M!LKのおかげだと言っても過言ではありません。
仁人くんを見たい一心で、数年振りに新幹線に乗って長距離移動が出来ました。思っていたより、人混みも怖くなかった。公演中座り込んでしまうことはあったけれど、２時間ずっと楽しかった。
何よりありがたかったのが、ツアー中に出会ったM!LKのファン、通称”み！るきーず”の皆さんでした。EBiDANの他のグループを応援している友達から、「EBiDANのファンは優しい人ばっかりだから、何も心配することないよ～」と教えてもらっていたのですが、本当にその通りでした。
愛知公演で、客降りで仁人くんが近くに来てくれた時に通路側を譲ってくださったり、東京公演でどこから来たのか聞かれて、「鹿児島です」と答えたら「遠くからすごいですね、疲れませんでした？」と気遣っていただいたり。優しい世界…。
仁人くんを好きになって、行動範囲が広がって、お友達が出来て。もっと早く好きになりたかったなと思う気持ちもありますが、知らないまま終える人生じゃなくてよかった…と思っています。（重たい）
直接お話しできる機会もたくさんあるのですが、このバカデカ感情をそのままぶつけてしまいそうで怖いので、まだ仁人くんのお話し会は参加したことがありません…。でも、いつか仁人くんに直接「ありがとう」は伝えられると良いな。
M!LKのデビューシングル「コーヒーが飲めません」の歌詞に、『いつしか大人になって、コーヒーが飲めた時は僕でも君のヒーローになれるのでしょうか？』という歌詞があるのですが、コーヒーが飲めたって飲めなくたって、仁人くんは私のHEROです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
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