pon__a
Amyシリーズ
詩のような何かをまとめたものです。
あお シリーズです。
ふと有象無象を思ふ 君と私が同じフレームに映り 横並びで歩けたら 目が覚めれば淋しさのみノコる。
目の奥からの疲労 気づかないふりをして 小さな枠に収まる君を焼き付ける 愛も変わらず。
ただ、空に眺められ 振り返れば青と囁き 微かな水が私の顔であそぶ 君に見られていないと分かって。
ただ、憧れを可視化して 直に触れさせ 儚いきみを 実際は何処にでもいるあなたかもしれない。
人って 自分の顔は第三者視点でしか見れないし 自分の声はよくわからないまま そうやって 本当の自分を知らないままで
ただ、美しさだけを帯びた「 あれ 」を 私の中に手招いても 飛び散って放たれる いつか感覚として得れるものなのか。
ただ、ことばという文字 ひとり歩きしててね いつか戻れなくなるまで きみと真反対にいれたら。
ただ、青と照る 夢で君と歌えたら 憂鬱な朝も 時折思ふ雑想。
ただ、ひとり言葉と遊び 画面に映るのは 君という名の残像のみ 嬉しいととるか、それとも残酷か。
ただ、重いまぶたで 青く輝くきみを見ていた 私の箱から 狭いようで広い何かと。
ただ、雨が降ってる 君を泣かして 泣かされた私を見れば あうことはないのでしょう。
ただ、だれの好きの為でもなく 「 私 」だけに注いで 批評という名の仮面さん これぞ自己満でしょうか。
ただ、得体の知れない個体が 君の暖かさで わたしと解かす そんなつもりないって言へば。
ただ、永遠とは 不安定でも手の中にある 空気のような個体 不安で耐えれないきみへ。
ただ、きみとして 青と表れる 不思議体なもの あなたと言ふ。
ただ、むず痒いあの後 ささやく声が吹く わたしの冷たい服と共に 冷たさとあなた。