距離感が難しい
いわゆる 田舎暮らし をしている。
今はジョブレス期間なので、外に働きには出ていない。
だから、上司もいなければ、同僚もいない。
故に、毎日必ず顔を合わせなければいけない、という相手がいない。
「友人」と言っていいのかわからないけれど、新しい友達はできた。
ご近所さんのおばあちゃん。お孫さんが自分とほぼ同年代。
気が向いた時におやつを持ってお茶飲みに行っている。
そこで小一時間おしゃべりしていく。
人生の大先輩に色々話を聞いてもらって、話を聞くのは、結構楽しい。
勉強になることもあるし、共感してもらえたり、褒めてもらえるのは嬉しい。
なにより、この『緩いつながり』が、いい。
ご近所さんとの関係も比較的良好 …だと思う。
会えば挨拶を交わし、何気ない世間話をする。
近くに住んでても、会わない時は会わないし、それぞれの生活に干渉することもない。
それでいいのだと思う。
ただ、、
人間関係の距離感がかつてバグっていた(という自覚を持っていた)過去を持つ自分には、
近くに住んでいて全く会わない期間が続く…みたいな感じとか、
今の朝ドラで話題(?)の、いわゆる ”『スン』感” を感じた時に、
「なんか嫌われることをしてしまったのではないだろうか?」と、不安になってくる。
都会に住んでいた時には、ご近所さんの顔なんか知らないのが当たり前だったのに。
相手には相手の生活や事情がある。
それぞれの生活に干渉しない程度の緩い付き合いがいい。
ゆる〜い距離感がいい。
そう、頭ではわかっているのに。
自分自身も学生時代から、「私たちずっと同じグループでいようね!」…みたいなのが、本当に苦手で、真っ先に自分からフラフラ〜と離れていっていたのに。
職場でも、自分が好きな人たちとの関わり以外は結構どうでもいいや〜と思っていたのに。
『ゆるいつながり』を求めていたはずなのに。
自分に自信がないからかな、
自分で自分の生活を認めてあげられてないからかな、
ふとした拍子に、なんとも言えない不安に苛まれるのである。
まだまだ他人軸で生きているってことかなぁ〜…。
そう思ってしまう(考えてしまう)のは、全部気圧のせいってことにしていいかな。。。
田舎にいても、都会にいても、悩むことに大した変化はないということがわかった。