見出し画像

アイリッシュブレックファストの洗礼を受ける。

今日は朝からお腹が空いていた。
時差ボケにより11時間ほど寝ていたせいで、15時間ほどなにも食べてなかったからだ。
今日こそアイルランドでお馴染みの朝食、アイリッシュブレックファストを食べよう。

という訳で、「Lovinspoon」というお店にやってきた。
メニューはsmall, regular, bigとある。
お腹がとても空いてるので、いけると思いbigを注文。
ガラスケースに並ぶケーキも美味しそうで、食後のデザートにどれか食べようなどと考えていると、早速やってきた。

でっっっっっか。
写真で伝わるか定かでは無いが、とにかくでかい。
思わず笑ってしまうサイズ感だ。

まずは大豆を1口。
トマトソースで味付けされていて美味しい。
次にフランクフルトソーセージ。
表現があっているか分からないが、日本のよりも生っぽい。
真ん中の黒いソーセージはブラックプディングといって、牛や豚の血を混ぜたソーセージ。
ひき肉を固めたかのような肉々しさがある。
その隣は、ホワイトプディング。
こちらは、ハンバーグとかつくねとか、それらに近いものを感じる。
申し訳ないが、私の中では、シャウエッセンに軍配が上がった。

目玉焼きの下にはパンケーキ。
これは美味しい。
モチモチとしていて、ほんのり甘い。
ソーセージの塩気を甘さが中和してくれて食べやすくなった。
マッシュルームもソーセージやベーコンの箸休め的役割を果たしてくれる。
これはいけるかもしれない。

しかし、3分の1食べたところで気がついた。
「あ、これ無理だ。」

食べても食べても、一向に減らないのである。
ベーコンもソーセージも塩分と脂質過多で飽きてくる。
おまけにパンにもバターが添えられているのだから驚きだ。
これ以上脂質を摂れというのか。
大人しく、regularにしておけば良かったと後悔しながら、何とか食らいつく。

大変申し訳ないとは思いつつ、ソーセージとベーコンは残してしまった。
私は日頃、ご飯を残さないことをモットーにすごしているので、とてつもない罪悪感。
しかし、食べすぎで体調が悪くなっては元も子もない。

自分の力を過信しすぎた。
全ては私の責任だ。
何が食後のデザートだと、食べる前に意気揚々としていた私を恨む。

しかし、私の投稿を見てくださる皆様は、私が少食では無いどころか、まぁまぁ食べる部類に属することを知っていると思う。
その私が残すのだから、そういうサイズ感だと察して頂きたい。

アイリッシュブレックファスト、そして海外のbigサイズの洗礼を見事に受けた。
次からはどんなにお腹が減っていても、regularサイズを頼もうと、心に誓う。
皆様も、海外で料理を頼む時には、その大きさにご注意願いたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?