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心に上沼恵美子を

コロナの緊急事態宣言が解除され、すこしずつ開いてるお店が出てきた。夫の在宅勤務で私のストレスは臨界点だ。上沼恵美子みたいにスパッと言えたらどんなに素敵だろう。

密室育児も相当限界を迎えているので再開した動物園に、人と距離を取りながら子供と行った。

入り口に次亜塩素酸水あるけどなんか手荒れるやつじゃないの?大丈夫?怖くて手持ちのアルコールをつけて入園。

動物の塗り絵が複数枚自由に持ち帰られる場所があったので、喜んで紙を取ろうとしたら、先におばあさんが取ってたので、まだおばあさんが取ってない所から紙を取り始めた。そしたら次にまたおばさんが塗り絵を取りに来てめっちゃ密であった。

これまでの私なら全員終わるまで3分くらい眺めていらん時間を過ごして待ってただろう。でも動線が正しいのは私なので。その人が取ってない場所の塗り絵を引き続き取った。

塗り絵を取って先に進もうとするとさっきのおばさんは2人組だったらしく、後ろから「あーいう人って」と悪口の枕詞を話し出した。いつもなら傷ついてたかもしれない。しかしコロナ前と後では私は違う。ドピンクのパンツを履いているのだ!!!なんやこら文句あるなら堂々と言えや。

コロナで思った。もう過剰に人に気を使って消耗することに疲れた。だから私は私の基準でやっていく。言われたら言い返す。ただ今回私の悪口かは断定出来なかったので、後ろを振り返ってチベスナ顔でおばさんたちを見つめて終わった。

本当なら金髪にしたい。それが一番舐められなさそうだから。でも無理なので今年は人面刺繍ワンピースもドピンク服もピエール瀧Tシャツもどんどん着ていく。休園明けの幼稚園でその振る舞いをするのが目標だ。あいつヤバいからあんま関わらん方がいいぜ枠に入りたい。

子供にもおかしいと思ったら反射的に「はぁぁ?!」と言える子になってほしい。外ではとても大人しいから。




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