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なぜ教授は課題を出すのか?

秋になって、課題をきちんと出す教授には3つの理由があるのではないかと思うようになった。

①学生に、学問への造詣を深めてもらいたい

②きちんと自分の授業に取り組んでいる人を評価したい

③自分の研究の材料にしたい

教授は、2000文字のレポートを全員に出そうが、1回5問の小テストを自動採点のgoogleフォームで実施しようが、給与は変わらない。むしろあるのは、「エグ単」として学生から敬遠される未来である。それでも重たい課題を出し続ける教授の心にあるのは、教授の学生への思いと、研究の材料集めへの熱意だけである。

素晴らしいことに私のまわりには③の先生が多く、学生がレポートやリアクションペーパーで書いていたことを、新しいinsightを与えてくれたと次の授業で述べたり、今後の研究課題としていきたいという先生がいた。こういうの、拙いなりにも真面目に考えて書いた意見をその道の専門家に評価してもらえるのは、学生としても嬉しい。

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