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【Korin渡仏計画】Korin、パリに行く#2~試合編~ 2つの試合後に感じた虚無感の違いとは?

皆さんこんばんは。Korinです。
さて、今回は本来の目的であるラグビーワールドカップの観戦記を書こうかなと思います。

ちなみに、渡仏記は今回で最終回です!!

10/7 Ireland vs Scotland @Paris


ご存知の通り4年越しのアイルランド戦現地観戦でした。待ちに待ったでは表現できない待ち具合です。

で、当日は余裕を見て3時間半前にはメトロでスタジアムへ行ったんですが、遅かった。メトロ内は既に大量のアイルランドサポーターに埋め尽くされ、歌え踊れの大合唱でした。

あと、スタジアムの周りで皆陽気にビールを飲んでいるのが素敵でした。

僕ですか?おしとやかで麗しい日本人として清楚にビールを飲んでいました。(は?)

1時間前から徐々にスタンドへ両チームのサポーターが着席し、アップの時間にかかるEDMがさらにサポのテンションを高めていきました。
体感サポの割合は8:2で圧倒的にアイルランドサポーターが埋め尽くしていましたね。

試合は36:14でアイルランド圧勝。アイルランド、強かったですね。
ただ、ぶっちゃけ試合内容はどうでも良くて、この5万人は確実に超えるアイルランドサポーターが織り成す圧巻の雰囲気。これを感じられただけでも本当にプライスレスな1試合となりました。

で、ここで試合後に感じたのは『虚無感』だったんですよね。
4年間願い続けてきたアイルランドサポーターの雰囲気を感じたいという願い、それが叶ってしまったんだという虚無感でした。

『〇〇したい』って願いは叶わないでずっと願い続けて夢見て努力している時間が一番楽しいのかな。

そんな儚さと虚無感を爆音のEDMが響くサンドニで回顧していたのでした。

10/8 Japan vs Argentina @Nantes


歓喜のアイルランド戦から一夜明け、日本の試合を観にナントへ。
だいたいパリからナントまでは400キロ離れていて、これは直線距離だと東京⇒大阪と同じ距離になります。

ただ、その移動中の別件の影響で何もやる気がなくなり、戦意喪失の中ナントに到着。その後もスーツケースを預ける場所が全然見つからない、マッチデーマフラーを買い忘れる(結局買えず)など、事件を積み重ねながらなんとか試合直前にスタジアムへ到着しました。

席めっちゃ見やすいのにテンションが反比例して全然上がらない

「どっちかって言うとアルゼンチンの方が近いし、アルゼンチンサポいっぱいいるよな〜」と思ったら、半数くらいは日本のジャージ着たサポーターでした。海外の人も日本のジャージめっちゃ着てたし、ガチサポ多っ!!となりました。

実際、アルゼンチンサポの作る雰囲気(特にトライ後とか)は、めちゃくちゃ陽気で「ここはサンバのの会場か!?」と思う程でしたが、日本がチャンスになると日本のジャージを着た外国人が「ニッポン!!」コール連発したり、全然アウェーの空気感がない素晴らしい空気だったなぁと実感しました。

試合はご存知の通り27-39で敗戦し、日本代表はプール戦で敗退となりました。こういうときって、試合後の周りのサポーターとの交流が醍醐味なので本当は周りのアルゼンチンサポとももっと交流したかったのですが、テンションが全然ついてきませんでした。

この時に感じていたのが『虚無感』でした。これは言わずもがなですが応援していた日本代表のプール戦敗退が決まったその虚無感です。

頑張って横の人と写真撮ったけど、顔が浮かない


あと、アルゼンチンサポめっちゃユニ交換しようぜって交渉してくるんですよ。「お前のユニよこせ!!」って笑 メッシの代表ユニで交換しようぜって言ってくる人も何人もいたけど、いや、それ競技違うからね笑 と何度突っ込んだか…笑

その後は気持ち切り替えて激闘後の選手に声をかけようと出待ちをして選手と写真を撮ったりしました。

ラピースはめっちゃナイスガイでした!!
同い年の福田選手。齋藤選手と熾烈なライバル争いを演じて欲しい…!
FWのユーティリティプレーヤー・コーネルセン選手!

まとめ

どちらも何年も前からすごく楽しみにしていた2試合でした。
でも、結局試合後に感じたのはどちらも『虚無感』だったというのは何か面白いなと今振り返ると思いました。

でも、少し違いはあったのではないかなと考えています。
パリで味わった虚無感:大きな目標を達成した達成感からくる虚無
ナントで味わった虚無感:プール戦敗退で目標達成できなかった虚無

同じ虚無でも、虚無が生まれる要因が違うなと、改めて振り返ると思いました。

まぁ、だから何だって話なんですけどね。

おまけ

アルゼンチン🇦🇷戦の次の日、ナントの街中をフラフラしていたらジェイミー・ジョセフ元HCとばったり遭遇しました…!!

ジェイミーさん、7年間本当にお疲れ様でした!

人間、ばったり遭遇すると本当に言葉が出てこないですね。

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