ちょっと言い訳をさせてくれないか

ついに、今巷で話題の感染病にかかってしまいまして。

もう自宅療養が明けて仕事にも復帰しているんだけど
毎月ギリギリで書いてた「今月の一冊」はお休みします(正直に言うと3月まったく本に触れていなかったのをコロナのせいにしたごめんなさい)。

じゃあ代わりに私のコロナ療養日記でも披露しますね…

プロローグ

有給消化と希望休で、7連休中のワイ。
その5日目にはじまった、突然の喉の痛み。
口を開けてうたた寝してしまったせいか
なんだか夜に喉がイガイガしはじめて、
まぁ花粉症もあるしすぐ治るか。と特に薬も飲まずに就寝。
この痛みがまさかあんなことになるなんて、この時は思ってもみなかったぜ…

第一章~唾液検査は突然に~

喉が痛みはじわじわと広がっていき、だんだん飲み込むのもしんどくなってきた。
最後のお休み2日間は家に引きこもり。
せっかくの夜桜も大事を取ってキャンセルし、翌日からの久しぶりの仕事に備えて早めに布団に潜った。
8時半に起きれば良いものの、頭痛で目が覚めた朝6時。
起きた瞬間「あ、これはやべーやつだ」とすぐにわかるほどの体の倦怠感。
熱を測ったら38度。
解熱剤を飲んでまた横になったが、2時間経っても下がらず
頭を叩かれたような鈍痛が続いたのでやむなく会社に連絡。
8連休目に突入。

その3時間後には微熱まで下がっていて
「これは仕事に行きたくなかっただけなのでは??」と思うも一応発熱外来へ。
案の定 PCR検査はされず、「明日の夜までに再発熱したらPCR検査、しなかったら明後日から仕事に行ってOK。コロナかどうかはわかんないね」と先生。
いや、コロナかどうかわかんないからさっさと検査をしてくれよと思ったが
私的にもこれ以上休みたくなかったし
熱が出ないと良いなァと思いつつ処方箋をもらって帰宅。
まぁ結局17連休するんですけどね。夕方にはまた熱出るんですけどね。
17連休って。2週間超。

会社に連絡すると「心配だから検査してくれ」ってことで(だよな)
用意してくれたPCR検査キットで唾液採取。
結果次の日の夕方、陽性判明。
ですよね以外の何者でもない。
だってすごい喉痛いし熱また出てきたしゴッホゴホだもん。

会社のみんなが大丈夫?と連絡をくれたんだけど
1人だけ「元気?ヒョンビンとソンイェジンの結婚式、今日だって!」と送ってきた。元気なわけねーのよ。めでたいけどな。おめでとう。

第二章~サボンのデリケートジャスミンの香りがしない~

2日目には熱もほぼ下がり、孫悟空ばりに辛かった頭痛も少しずつ引いていった。
それと反比例して今度は咳が尋常じゃなく出る。喉もえぐい。

咳と喉の痛みに耐え、だんだんと落ち着いてきたと思ったあたりから
水を飲むと苦く感じた。
会社の人が紅茶を送ってくれ、それなら苦くなかったのでチビチビ飲んだ。ありがたい。

熱も下がったので入浴出来るようになったし
母や近くに住んでいる友人が助けてくれたので(まじ感謝)
いつもより贅沢な食事が出来た。
が、急に匂いも味もしないのだ。

いつも使っているハンドクリームの香りがしなかった時に気づいた。
その後もキャンドルや入浴剤の香りをめっちゃくちゃ近くで嗅いでも、なにも感じない。びっくりして笑ってしまうほどに(余談だが、ずっと家に一人だったので独り言が止まらなかった)。

自宅療養あと7日、身体は結構元気。
家での楽しみなんてご飯くらいしかないのにまさかの展開だ。
なんかわかんないけど嗅覚も味覚も、障害が出ない自信があった。
というか、こんなに味や匂いがわからないと思わなかった。
ポムじい一生の不覚!!!!

「もういいや、これを機に食に関しての興味をなくそう。瘦せてやろうじゃないか。毎食キャベツでいいや、味しないんだし適当で良いや」
と適当コールスローを作って食べたところ、めちゃくちゃ味が濃かった。
なんなんだよ。味わかんないんじゃなかったのかよ。

その後も食事を続けていてわかったのだが(全然興味なくしてないじゃん)
どうやら「甘い」「しょっぱい」「にがい」「からい」「すっぱい」はわかるっぽい。
けどそれがチョコの甘さなのか、マヨネーズのしょっぱさや酸味なのかが感じ取れない。なにそれ人間ってフクザツ…

今までの「鼻つまってるから全然味しない~(笑)」なんて比じゃない。あの時全然してたわ。ヤワだったわ。
友達の妹はこれが後遺症になり半年ほど続いた、と聞き恐れおののいた。
が、幸いにも私の嗅覚・味覚障害は2日ほどで戻った。

最終章~そりゃ太りますわ~

喉も咳もほとんどなくなり、味覚も嗅覚も戻った。
1日だけ右腕がすっごいだるい日があったが丸一日寝たら治った。
11時頃に起き、ごはんを食べ、お菓子をつまみながら映画を観て
また寝る。起きてごはんを食べ、シャワーを浴びて漫画を読む。
深夜2~3時頃に寝る。この繰り返しを10日間。
運動なし。仕事もなし。

もう書いてるだけでわかる、確実に太る。

え、コロナ太りってこういうこと?
こっちのコロナ太り?

後日、療養が明けてから洋服を見に行ったとき
久しぶりに娑婆の全身鏡に写った自分を見てさらに驚いた。
家の姿見で見るより一回りも二回りも太ももが太かったのだ。
崩れた生活リズムより 運動が最優先だぞ、ということをユニクロの鏡が教えてくれた。

エピローグ

というわけで「今月の一冊」が書けなかった言い訳と症状をつらつらと書いてみた。
ただこのnote、2日またぎで書いたので その間に本1冊読めたんじゃないか、と思いはじめてきたが、それには気がつかなかったことにする。

軽症だったし後遺症もなかったので今は元気に暮らしているし
今回もへらへらと症状を連ねたが、正直「私の周りの大切な人全員にかかってほしくない」程度にはしんどかった。

終わり!症状は人それぞれなので私の療養期は参考程度に!
みんなも気を付けてね!

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