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夜が明ける。

ほっておいても、
ドラマみたいに展開していく。

これが、私たちの世界なのだと、思うんです。

ドラマみたいっていうのは、

出来事に対してタイミングよすぎとか、
そんな偶然ないよ。シナリオだよね。と疑いたくなる流れ。

という意味でですが、

そのシナリオでさえ偶然に描かれたもので、
起こった後に、必然だったという理解へと変わる。

明日という未来からやってくることは
今ここでちゃんと決まっていて、

ほっといても、なるようになっている。
と知ることは、安心とも繋がって

私たちの世界をより軽く、
より輝かせてくれます。

これは、先日私に起こったお話。

先代のねこが無に戻ってから
わたしはマイペースに、
自分の隣に空いた席を温かくみまもって来ました。

4年の月日が流れたタイミングで、
知人の猫ちゃん二匹に計10匹の子猫が生まれ、
一匹だけ残っているとのことで、会いに行ってみたところ...

そろそろ出かけてみるかな(ねこがいる生活の冒険へ)
という決意が自然と生まれたので、

母猫さんが子離れするのを待って2か月。

ドキが胸胸する引き取りの日がやって来ました。

すると、その当日に入った連絡で、
こねこが不慮のじこで空に帰ってしまったとのこと。。

突然のことにほんとうに驚き、涙が流れ、
もう一日早く引き取れてれば、なんて後悔もしました。

猫のオーナーさんは、もっとお辛いであろうに、
沢山謝っていて、胸にささるものがありました。

あなたが悪いのではないんだよ。。

起きる出来事は、どんなことも
すべて、天からの贈り物なのだから。

そうなのですね。
目には見えない透明な壁に守られている私たちには、

進める時。そして進めない時というのがあります。

どちらかというと、進める方が素敵に思えますが
実際はその限りではなく、

選べなかったり、進めないときのそれも、
これから起こる素敵な伏線へと繋がって
私たちを守っていることには変わりません。

そう思いながら、
その短い命の中で出会えたことに、
感謝をせずにはいられなかったです。

最初に子猫とあったとき。

高貴な紫色のオーラを纏っているのを感じて、
むらさき。という名前を考えました。

だけどこれも、

地上に降りるのは短い日数と決めて、

神様にとても近い姿のまま、ここに
現れてくれていたゆえのその神聖さだったのだと、

わたしの中で答え合わせ。

そしてこのことは、いつも、あたらしい始まりと
ちゃんと繋がっていて、

話は更に続いていきます...

丁度その日は、以前雑貨屋さんで一目惚れした
猫茶碗の予約の受取日でもあり、

気に入ったお茶碗なので
いつか使う日が来るだろうという気持ちで
お店に向かいます。

すると、店員さんがラッピングをしながら、云うんです。

偶然にも子猫とか探してないですか?まさかね~。と。

話をよく聞いてみると、店員さんの家の裏で子猫が生まれて
母猫がお乳を上げなくなって姿を消してしまったから、
ちょっと早いけど今引き取り手を探していますと。

そこからは、あれよあれよと、
翌日に引き取ることとなり、

あたらしい家族が増えました。

名前はローズマリー。
ローズマリー色の瞳、と毛色から付きました。

ローズマリーが来たときに一番最初に
届いたエネルギーは、

始まり、誕生、そして夜が明けるひかり。

実はこれ、紫と初めて対面したときにも
パッと浮かんできたエネルギーなのですが、

そのまま名前として付けてみようと考えていて、
結局は立ち消えたアイデアです。

夜明けというのは、正に私たちの人生が経験する
全ての瞬間に含まれていて、

戻って来たというよりは、
最初から、夜明けは来ることとなっていたんだろうなと、
今は思います。

一日のうちで、一番暗くなる瞬間のそれは、
はじまりを意味する時間ですが、

なにもしなくても、必ず夜は明けることになっている。
希望のひかりと共に。

命が教えてくれることには、いつも重みがあり、
忘れることのできない気づきが、たましいにまで刻まれる。

できるだけ経験したくないことではあるけれど、

悲しみは喜びの裏側にあることを想っても、
両面が正常に機能することが、世界の調和を保ってる。

あーあ、やっぱり良く出来ているなあと。
わたしは更にまた、自分の世界に感謝する。

どんな対象に対しても、

破壊と創造、

このサイクルを軸に、

世界はおもしろいほど、良く回っている。

いや、世界は、ただそれだけなんだ。

この、“私”という不動のスクリーンをバックヤードに。🌟

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