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多指症*出産~退院編

初めての出産。
初めての赤ちゃん。

でも、数分後、我が子と対面する前に言われたのは

「お子さんの指は6本あります」

でした。

多指症とは

奇形のひとつであり、(足の場合は)が分離形成される段階で1本の指(趾)が2本以上に分かれて形成され、結果として手足の指の数が6本以上となる疾患である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E6%8C%87%E7%97%87
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

初めて聞いたときは、
え?!どういうこと?!
と思いました。

ですが、担当してくれた院長が
「よくある病気ベスト10に入るくらいだよ!」
と言ってくれ、
産後すぐで身体がしんどかったこともあり、
手術で治るんだったら…と思った気がします。

その後、病室でも、助産師さんが慰めてくれました。

母の気持ち


誰もいなくなった病室(個室)

すぐ検索。

でも、なかなか詳しく書かれている記事がなく、
本当に大丈夫なのだろうか。と不安になったのを覚えています。

今は色んなところで多指症の情報が入手できるかもしれません。
ですがこのときは、誰か多指症の経験談教えて!と必死でした。

なので、
いつか、どこかで、誰かのために、何かのカタチで発信したいと思っていました。

生後0日目

指が多いということ以外は、他の赤ちゃんと何の変りもないのではと思いました。
むしろ、我が子はかわいい。
それだけでした。

入院中

ある助産師さんから「指がかわいい!」と言われました。
産後メンタルだったこともあり、そんなことで褒めないでいいのに…
と感じた記憶があります。(今、思えばひねくれてる)
でも、それくらい自分の中では、不安だったんでしょう。

退院前

手術先の紹介状を頂きました。
大きな総合病院の紹介状に、その時は行くしかないという気持ちでした。
とにかくこの病院で手術してもらえば、この子は助かるんだと。
そう思っていました。

そのときは。


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